こんにちは
私たちは 現在 ”宇宙時代” に 突入しています。
そして それが 意味するものは ・・・
もはや ”これまでのような考え方” では ”通用しない” ことを 意味しています。
人類は これまで どのように 生きて来たのか?・・・
それは 自分の生きる “国家” を 何よりも 大事にして 生きてきたようです。
その理由とは・・・
”国家” とは・・・自分の ”生きる場所” であり
さらには 自分の ”利益の実現の場” であるからです。
そして ”他国” について どう考えて来たのか? といえば・・・
”他国” とは “自国” と 全く別の “利益集団” なのであり・・・
そこから 国家同士の “利益の比較” が 始まることになり・・・
それによって 国家同士の “利益の優越性” が 問題になり・・・
さらには どちらが ”優れた民族であるのか?”・・・ということが 問題になるのです。
そこから 国家同士での ”争い” が 始まることになり・・・
そうなれば “利益” の ”奪い合い” も 始まることになり・・・
やがて 国家同士での “戦争” が 始まることに なってしまったのです。
これについては “国家同士” だけでなく・・・
“宗教集団同士” でも 頻繁に 起こることになり・・・
人類は このような ”優越性の争い” によって・・・
人類史上で 繰り返し ”殺し合ってきた”・・・のです。
そして ”身近な例” として・・・
”サッカーのワールドカップ” や ”オリンピック” などにおいても・・・
自国の 代表選手を ”熱狂的に” 応援するのも・・・
それは ”国家の優越性” を 実現するためであり・・・
それは スポーツによる いわゆる “代理戦争” を 意味するものでも あるのです。
そして それが さらに ”何を 意味するのか?” といえば・・・
私たちは 無意識のうちに “国家主義” を ”植えつけられて” いるのです。
さらに 私たちが ”自分の国家” への ”愛情” を 抱くこと・・・
つまり 私たちが ”愛国心” などを 抱くことは・・・
それは 将来の “戦争の準備” を させられている ことも 意味するのです。
つまり 私たちは 日常から ”知らず 知らず” のうちに・・・
“国家の優越性” を ”意識” させられて 生きているのであり・・・
その 延長線上に ”国家間の争い” である ”戦争” が 発生するのです。
そして “戦争の真実” というのは・・・
国民が 自分自身の “国のために戦う”・・・というのは・・・
完全なる ”建前(たてまえ)” です。
”戦争の真実” というものは・・・
国民たちは “国家権力者” のために 戦ってきたのであり・・・
“国家権力者” の ”利益” のために 国民は “命を捨てた” のです。
それが 人類が 繰り返してきた “愚かな歴史” でした。(※)
そして 権力者は 国民の ”愛国心” を ”奨励する” 傾向が 強いのですが・・・
それは ”戦争” を 有利に 展開するための ”布石” であり・・・
国民を スムースに ”戦場” に 送り込むための ”戦略” なのです。
私たちは ”過去の歴史” を 十分に 理解することが 必要であり・・・
決して 権力者たちに ”ダマされない” ことが 重要なのです。
そして 私たちは 現在 ”宇宙時代” に 突入していますが・・・
このような “国家” という “狭い枠組み” に いつまでも とらわれていては・・・
”愛国心” などを ”生きる支え” などに していることは・・・
今後 “普通に生きる” ことも ”危うく” なるようです。
つまり 人間として この世界に “通用しない” ことに なるのです。
私たちは この世界に ”何のために 生きているのか?”・・・
それは “国家権力者たち” のために “誰かを殺す” のでは ないでしょう。
私たちは ”これまでのような意識” で 生きていれば・・・
いずれ ”権力者たち” に ”利用される” だけで・・・
この世界で “生きる意味” も ”失う” ことに なるのです。
つまり 私たちは ”宇宙時代” に 突入した この時期に・・・
これまでのように “国家主義” を 中心にして 生きることは・・・
つまり ”愛国心” などという ”狭い考え方” に とらわれることは・・・
もはや “時代遅れ” であり・・・
それ自体が もはや ”ナンセンス” であると いえるのです。
そして この ”宇宙時代” に ふさわしい 発想というのが・・・
2500年前に “原始仏教” を 興していた・・・
“ブッダの教え” であると 言えるのです。
”ブッダの教え” とは・・・
人間 ”個人の欲望” や “個人の利益” から ”離れる” ことを 第一にしており・・・
それは その 延長上にある “国家の利益” も ”考えない” ことになります。
つまり “戦争” とは “国家の利益” を 守って 拡大させるために 起きるのであり・・・
ゆえに “ブッダの教え” とは・・・
”戦争の根本原因” を “完全に消滅させる” 思想なのです。
私たちは この世界で ”何のために 生きているのか?”・・・
それを 改めて 問い直す 必要があるようです。
そうでなければ 私たちは 将来 さらには ”死後の来世” でも・・・
”殺し合いの世界” で 生きなければ ならなくなるのです。
私たちは 今こそ ”宇宙時代” を 強く 意識し・・・
これまでの ”誤った考え方” を 根本から 変えることによって・・・
人間としての “本当の生き方” を 自覚する 必要があるのです。
”宇宙時代” では・・・
もはや 人間同士が ”国家” などという ”狭い考え方” で・・・
”無意味” にも 命がけで 争っている場合では ないのです。
つまり 私たちは ”人類全体” を ”愛する” ことが 必要なのです。
そのことを 私たちは 現在 冷静に 自覚する 必要があるのです。
先月から このブログでは 人間の ”愛” について 考えて参りました。
そして ”本物の愛” というものは・・・
その 対象者を ”特定の個人” や ”特定の集団”・・・
つまり ”特定の国家” などに ”限定” するのではなく・・・
すべてに ”平等” に 与えることが ”本物の愛” であると 考えられました。
私たちは この人生では・・・
”本物の愛” を ”自覚” して ”実践” することで・・・
この世界で ”本当の意味” での・・・
”完成された人生” を 実現して 参りたいですね。
それが 自分自身が ”永遠の幸福” に 導かれることを 意味するのです。
(※) ”太平洋戦争の真実” についての 内容である・・・
”戦争の真実 と 原爆投下 2” の 記事は こちらから お読み下さい
”本物の愛” についての 内容である・・・
”愛 とは 平等 である” の 記事は こちらから お読み下さい
そして ブッダの教えの 実践方法である・・・
”八正道” の 解説記事は こちらから お読み下さい