こんにちはわんわん




前回の記事では 仏教の開祖としての ”ブッダの教え” の・・・

その ”全体像” の ”知り方” について ご紹介しました。メモ





そして ”ブッダの教え” では その ”究極の目標” として・・・

”涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)・ ニルヴァーナ”  が 説かれています。

そして この ”解釈” というのが・・・

”ブッダの死後” に さまざまな形に ”変化” してしまいました。ガーン





その 顕著な例が 皆様も よくご存じである・・・

日本で これまで 主流となってきた ”大乗仏教” における・・・

”極楽浄土(ごくらくじょうど)” というものです。

これは ”人間世界” の ”此岸(しがん)” と・・・

”仏の世界” の “彼岸(ひがん)” を 対比した結果で 生まれた 考え方のようです。ひらめき電球
 





つまり ”極楽浄土” というのは・・・

私たちが 生きている この世界とは ”別世界” であり・・・

私たちが 仏教に ”帰依(きえ)” することによって・・・

”自動的” に ”別世界” へ 導かれる という教えが 主流になっていました。流れ星






そのためには 私たちは 仏教寺院に 参拝したり・・・

”仏像” を 拝んだり ”経典” を 唱えることによって・・・

”自動的” に ”極楽浄土” に 導かれる という教えを 信じてきたわけです。阿修羅巻物





しかし 仏教の開祖の ”ブッダの教え” というのは・・・

前回の記事の内容を 読んで頂ければ お分かりのように・・・

”大乗仏教が説いている方法” を まったく 説いてはいませんでした。

つまり 私たちは これまでずっと ”本来の仏教” ではない・・・

まったく ”別の宗教” を 信じていたことが わかってきます。ガーン






つまり それが 何を 意味するのか? といえば・・・

”ブッダの教え” が 人類を ”苦しみから救う方法” を 説いていたのに・・・

”ブッダの教え” とは ”異なるもの” を 信じていても・・・

私たちは ”苦しみ続ける” だけで 終わってしまうことが 考えられるのです。しょぼん



 



ブッダが 説いていた ”涅槃寂静・ニルヴァーナ” とは・・・

私たちの ”内面的” な ”平穏の状態” を 説いていました。ドキドキ

つまり これは 私たちの ”現在の状態” と 密接に 関わっているわけです。ひらめき電球





もしも 私たちが “永遠の平穏の状態” を 望むのであれば・・・

まず ”現在の状態” が ”平穏” でなければ・・・

それは 不可能である・・・ということになるのです。目





世界の 主要な宗教においても・・・

“天国” や “神の国” というような ”別世界” を 想定しているものが 多いわけです。

しかし それも ”現在の状態” は ほとんど ”無関係” であり・・・

それゆえに ”一定の戒律” を 守ってさえいれば・・・

あとは ”自由気ままな生活” が 保障されていることが 多いようです。

それで 宗教によっては その解釈にも ”ばらつき” が 生じることになり・・・

その結果 ”殺してはならない” という 教義があるにも 関わらず・・・

“戦争を肯定する” という 考え方も ”正論化” されているようです。ドンッ小銃

 




しかし 皆様も もう お分かりのように・・・

それでは ”ブッダの教え” に 真っ向から ”逆らう” ことになり・・・

それによって 人類は ”激しい苦しみの社会” を 発生させたようです。ドクロ

それが これまでの 人類の歴史によって 証明されています。

ゆえに 皆様が この世界で ”本当に救われたい” と 願うのならば・・・

日本で これまで主流であった ”大乗仏教” でもない・・・ 

”原始仏教” としての “ブッダの教え” に 従うしかない と 考えられます。星

 




私たちが この世界で 救われるためには・・・

”苦しみを取り除く方法” として ブッダが 編み出した・・・

”八正道(はっしょうどう)” を 実践することが・・・

私たちが この世界で ”本当に救われる道” であると 考えられます。

しかし 私たちは そこで 確実に ”実践するべきこと” が あります。ひらめき電球





それは この世界で 生きている ”最後の瞬間” まで・・・

私たちは ” どんなことがあろうとも”・・・

”平穏の状態” を 維持し続けること・・・なのです。目






では ”平穏の状態” とは どのような状態なのか?・・・

それを わかりやすく言えば・・・

”ドキドキしない状態” であると 考えられます。

つまり 私たちは ”ドキドキする” ことを 限りなく ”避けるべき” のようです。ラブラブ×





そう考えると これまでも ”仏教の修行者たち” は・・・

人里離れた 山の中や 寺院の中に こもり続け・・・

”静寂の中” で 修行していることが 多かったわけです。

これは つまり 常に ”心が 乱されることがない状態” を 維持するために・・・

あえて ”ひとり” になって・・・

”修行生活に没頭する” ことが 目的であると 考えられます。お坊さん

 




さらには キリスト教での ”修道者たちの生活” も 同じであり・・・チャペル*

生涯 ”独身” を 貫いて ”静かな環境” で 修行生活をしています。

これも 死ぬまで ”平穏の状態を維持する” ことが 目的であると 考えられます。ドキドキ





 
私自身も 今年の 冬の時期には・・・

“真水” で ”体を清める” という 修行法を 実施してきましたが・・・みずがめ座

それは ただ ”冷たい感覚” を ”我慢する” ということではなく・・・

”いかなる場合” でも ”平穏を維持する” という目的で そうして参りました。

つまり 仏教における さまざまな ”修行法” については・・・

なぜ あのように ”過酷な修行” を する必要があるのか? という疑問が 発生しますが・・・

それらは すべて 自分自身が 常に ”平穏を維持する” ために・・・

”自分自身を鍛える” ことが 目的である・・・ということも わかってくるのです。目






私たちは この人生において・・・

”恋愛” などで ”ドキドキ” することや・・・恋の矢

さまざまな ”スリリング” なことで ”ドキドキ” することが・・・ジェットコースター

“楽しく” も あり・・・“刺激的” でも あり・・・

人生の “スパイス” として 必要である・・・などと 思うことがあります。ラブラブ音譜






そして そんな ”ドキドキの状態” というのは・・・

私たちの ”欲望を満たす時” に 発生しやすい 状態のようです。

しかし その状態とは・・・

私たちが ”平穏の状態” から ”遠ざかる” ことを 意味しており・・・

私たちは 決して “幸福へは導かれない” ことを 意味しているのです。ハートブレイク






それゆえに ブッダは その教えの中で・・・

”欲望から離れよ” という教えを・・・

まず 第一に 説いていたと 考えられます。目






さらに その顕著な例として・・・

ブッダが ”最悪の煩悩(欲望)” として 定義していた・・・

人間の “怒りの感情” というものが・・・

”最悪のドキドキの状態” なのです。メラメラ

それは まさに “不幸の状態” へ ”転落する” ことを 意味しています。

また それは “永遠の幸福” へも 導かれないことも 意味しています。ショック!







つまり 私たちが 日常生活の中で ”ドキドキする” ことが 多ければ・・・

自分自身で “不幸になる出来事” を ”呼び寄せる” ことも 意味するのです。ガーン

これが ブッダの説いた “縁起の法” によっても 説明できます。星







すなわち “事件” や “事故” などの ”不幸な出来事” なども・・・

”誰かのせい” でも ”他に原因がある” のでもなく・・・

日常生活で ”ドキドキする” ことによって・・・

結局は “不幸” を ”自分で招いている” ことが わかってくるのです。目









皆様も ”ブッダの教え” が・・・

”究極” の ”平穏の状態” を 目標にしていることの・・・

その “本当の意味” を ここで 改めて ご確認下さい。ひらめき電球









そして 皆様も ”ドキドキする” ことが 全くない・・・

”平穏の状態” を ずっと 維持することを 実践されて・・・

”涅槃寂静・ニルヴァーナ” という・・・

“永遠の幸福” に 向かって 歩み出されてみては いかがでしょうか?ニコニコ 

 













(※) ”平穏の状態” と “縁起の法” を あわせて 考えました・・・

   ”平穏に感謝する縁(縁起の法)” という記事は こちらです星



   
   ブッダの教えでの 人間の ”最悪の煩悩(欲望)” を 定義していた・・・

   ”四聖諦(しせいたい)” の 記事は こちらです星



   
   人間の ”最悪の欲望” である ”怒り” について 考えました・・・

   “怒りは なぜ 欲望なのか?” という記事は こちらです星




   
   ”極楽浄土” について 考えました・・・

   ”極楽浄土は あるのか?” という記事は こちらです星