選手名鑑82人目 野々垣武~感慨のレギュラー3年間~ | やきゅつく2のブログ

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野々垣武(ホークス現役/三塁手/Bランク)

成長タイプ:普通/普通

 

 

カープファンである私が、一番ワクワクしながらカープの試合を見ていた年、それはカープが16年ぶりにAクラスになった2013年でも、三連覇した2016年~2018年でもなく、青春時代真っただ中の 2000年 でした。

 

 

達川監督の2年目。

カープのスターで主力でもあった江藤選手を巨人に獲られ、決して高くない下馬評。

そんな憎き巨人に開幕カードで意地の勝ち越し。

ロペスの復帰&大活躍。

浅井町田の日替わり三番。

キムタク、東出、新井さんの台頭。

桑田からの放ったディアスの逆転スリーラン。

後の大エース、黒田博樹の終盤の連続完投。

最終戦で決めた金本のトリプルスリー。

終わってみればいつもの5位。

etc

 

 

毎日のようにテレビorラジオにかじりつき、カープの結果を聞いて一喜一憂し、勝った日にはプロ野球ニュースをはしごする日々。

なんて青春時代だっ!という気もしますが、打倒巨人に燃えた、一番エネルギッシュにプロ野球を楽しんでいた時期でした。

 

 

というわけで今回は、そんな2000年にほんの少しだけ輝いたスーパーサブ 野々垣武 選手の紹介です。

 

 

2000年に7番西山(捕)、8番野々垣(三)、9番投手 という去年のオリックスも真っ青な下位打線を形成した、あの野々垣選手です。

それまでパッとしない非力な内野手だったのに、2000年は意外とパンチ力を見せた、あの野々垣選手です。

2000年は自己ベストな成績だったのに、オフにあっさり金銭トレードでホークスに放出されて、私にプロ野球の厳しさを教えてくれた、あの野々垣選手です。

 

 

 

・・・誰っ!?

と思ったそこのあなた、「野々垣 清原」でググってみてください。

 

 


そんな野々垣選手は、旧世紀64年にドラフトで入団しますが、画像のとおりこれと言った特徴はありません。

なので序盤はほとんど出番もありませんでしたが、1度目のチャンスが訪れます。

東京六大学のスター 岡田彰布 の入団です。

本職は二塁の岡田選手ですが、二塁には強打者小久保がおり、そのため慣れない三塁を守ることになります。

野々垣選手は、そんなひょっとこ野郎の守備固めとして出場機会を得たのです。

 

 

しかしそれもつかの間、河合智史選手(架空Aランク)というすべてにおいて野々垣選手より優れた三塁手の登場により、野々垣選手の出番はあっという間に奪われます。

小久保選手が引退し、岡田選手が本職の二塁に戻り、河合選手が三塁に定着すると、ひょっとこ野郎と違い守備固めを必要としない河合選手の存在は、野々垣選手の存在意義をも奪ってしまうのです。

 

 

金銭トレードで放出まったなし!!

 

 

かと思いきや、すぐに2度目のチャンスが。

河合選手はレギュラー定着後たったの3年でFAで退団。

他に三塁を守れる選手は新人の古木克明(横浜)選手しかおらず、さすがに古木選手はまだ実力不足であったため、野々垣選手が苦節12年にして初めてレギュラーの座を獲得します。

9番打者として3年間三塁を守ったあとは、既定路線と言っていいでしょう、古木選手にレギュラーの座を譲り、その2年後にひっそりと引退しました。

 

 

青春時代、もっともプロ野球を見ていた時期に、ほんの少し輝いた野々垣選手。

そんな野々垣選手が、たった3年とはいえレギュラーの座を獲得したこと。

それはなにか、うれしいものがあり、感慨深くもあるのでした。

 

 

 

・・・建さんと違いなぜこんなしっとりとしたな締めなのか?

そういえば野々垣っていま何してんのかなーと思ってググったら、こんなことやあんなこともしていたとは、建さんと違って立派で、ネタにしづらいですね。

いや別に建さんの阪神二軍コーチが立派でないってことではないですが・・・ねぇ

 

 

 

~野々垣武~

<通算成績>

実働16年 レギュラー3年

1050試合 1383打数 351安打

.254 10本塁打 179打点 15盗塁

 

<キャリアハイ>

124試合 333打数 86安打

.258 2本塁打 52打点 2盗塁

 

<年度別成績>