岩本勉(日ハム現役/投手/Sランク)
81人目は
まいど!でおなじみ
ガンちゃんこと 岩本勉 投手です。
90年代後半の日本ハムファイターズにおける
日本人エース・・・
エースと呼ぶには正直どうかな?
という成績ではありましたが、それでも地味だった東京時代の日ハムにおいて、数少ない知名度のある選手の一人でした。
東京時代の日ハムが最後にAクラスとなった2000年
ガンちゃんは6勝12敗という不調な成績で
ガンちゃんさえ例年通りの成績だったら優勝できたとか言われてた気がします。
そんなわけないないだろうに
その2000年を境に急激に衰えて、プロ生活の前半と後半でまったく別人になってしまったというイメージでした。
あとさまぁ~ずの三村マサカズさんが痩せて男前になったらガンちゃんみたいになると思っているのは、私だけでしょうか。
やきゅつく2でのガンちゃん。
一応エースだったのに
敵チームが選ぶ初期エディットに選ばれていない
というあんまりな扱いなため、旧世紀5年という早い時期にドラフトで入団します。
そう
やきゅつく2で初めてドラフトで獲得したSランクの選手は、ガンちゃんだったのです。
入団から2年間は留学したりして出番がありませんでしたが、3年目から一軍に定着。
河内投手(広島)、井川投手(阪神)、小川投手(オリックス)の左腕三本柱に続く先発4人目として、防御率は4.65ながら17勝をあげ、新人王に輝きます。
これから始まるワシの時代・・・まいど!
とはならず
翌年の成績は
10勝12敗 防御率5.23
早くもダメになり始めたリアルガンちゃんみたいな成績で、しっかりと2年目のジンクスにはまります。
しかし曲がりなりにも日ハムでエースだった、そしてSランクなガンちゃんは負けません。
5年目には13勝と復活。
7年目には15勝で防御率は初めての3点台となる3.81を記録し、なんとか先発戦線に食らいつきます。
しかしずば抜けた安定感を誇る左腕三本柱に、残酷なことに鈴木啓示(近鉄)までもが加わり、ついに先発から外されてしまうガンちゃん。
ワシの時代もここまでや・・・まいど・・・
ともならず
まさかまさかの、誰も予想していなかった、
中継ぎに適性
を見せたのです。
55試合前後の登板で80イニング前後を投げるという先発経験を活かしたロングリリーフに活路を見出し、先発では一度もなかった防御率2点台まで記録します。
思えば先発としてキャリアハイの防御率だった7年目は、中継ぎもかねて42試合に登板していました。
このあたりから、中継ぎ・ロングリリーフとしての才能の片鱗は見せていたんですね。
通算成績だけで見ればSランクには物足りなかったかもしれませんが、前半は先発、後半は中継ぎと、いい意味で後半は別人のようでした。
現実のガンちゃんはもう51歳。
人生の後半も、明るくまいど!と言い続けてほしいものです。
~岩本勉~
<通算成績>
実働17年 規定投球回到達6回
573試合 1641イニング
131勝 51敗 5セーブ 防御率4.51
新人王
<キャリアハイ(先発)>
42試合 163イニング
15勝 4敗 0セーブ 防御率3.81
<キャリアハイ(中継ぎ)>
53試合 76イニング
6勝 3敗 0セーブ 防御率2.61
<年度別成績>