夏に至りまして、蒸し暑い日が続いていますね。

今日は風があって少しは過ごしやすかったのですが、梅肉エキスの仕上げ瓶詰め工程は締め切った作業小屋でやってるので熱中症気味な今日この頃です。



さてさて!一月にあめつちのお家で発酵料理研究家の加藤ふみえ先生に教えて頂き仕込んだ三河の白たまり。


今日、やっと、、やっと濾しました😅

スンマセン!





三河地方には白醤油文化なるものがあるらしく、

大豆を使わず麦麹だけを美味しい地下水で醸したしろたまりは、現在の法規上では醤油を名乗れない(一粒でもいれたら名乗れるそうですが、そこは裏切れない!と、日東醸造さんは頑固に伝統的な工程を続けられている)そうなのですが、素材を活かして上品に味付けしてくれるスーパー伝統調味料!しろたまり、なのです。。。


本当は、3ヶ月後の4/15か、遅くても5/15には漉さねばだったのですが、、、

梅エキス月間に突入してしまい、

(嫌ってぐらい漉し作業があるけん)

ぐんぐん上がる気温に、玄関出るたび瓶に向かってやばいよやばいよ〜スマンスマンもう少し待って〜って先延ばし変なバイブスを飛ばしてしまいましまた。。。 



水重しを外したところ。漉していきます。





5ヶ月オーバーやーんひぇぇ💦

水重りをしま境目に産膜酵母がびろーんとちょい出現しております。

外してみると表面はキレイ!

うん!まぁまぁいい感じの麦麹の発酵臭です❤︎ もろみもウマ〜❤︎



もろみ〜


色は濃いたまりになっちったけど

ほんのり甘みも。いい感じ!

セーフセーフってことで✨

(購入したプロフェッショナルしろたまりのと上品感が違いすぎではありますが、あの濃いメンバーで仕込んだからさ、、と言い訳することにしましょう)



漉したしろたまり、、、濃いたまりになったけど、、左の瓶は薄いブルーのラベルつき、右のは白い透かしの瓶だから、本物はもうちょびっとすっきりしたかんじだよ!←自分でフォロー😅


(エキスを漉す手間と比べたら、しろたまり漉すのサラサラ楽ちんでしたた、、、

結局漉しザルではなく普通のザルでいけたし、、、早くすれば良かったぁ〜)


さぁ〜もろみとしろたまり。

何作ろうかな〜。

育ってきた夏野菜とコラボだ!

教えてもらった銀杏の炊き込みご飯美味しかったから、とうもろこしごはんをしてもいいかな。

(偉そうに言ってまずはもろきゅう?😂)


混ぜて見守るだけで美味しくなる。

菌たちと、先人たちの営みからの知恵。この世界にちょっこし触れるだけで、ニヤニヤ嬉しくなってしまいますね。


教えてくださったふみえさん、みなさん、どうもありがとうございました😊


前回仕込んだときの日記はこちら。



農繁期おやすみ頂いておりますネットショップのほうですが、すみません今年は仕込み量がどえらく、再開は来月後半になりそうです。どうぞ今しばらくお待ちくださいませ。

今年もスイカズラ(忍冬)の花酒を漬けました。
ひとまず2リットル、、、あとは手が空いたら山手に参りましょう。






スイカズラの主な薬効は解熱・解毒。
血液の浄化と言われますが、気、血、水、巡る全てに作用してくれるように感じます。


 

咲き始めは白く、次第に黄色くなることから金銀花、とも。英名はハニーサックル。



薬酒漬けても飲まない、、は薬草あるある?ですが、この浄化のレメディ、スイカズラは本当によく使う。そして、美味しい😆

我が家は何リットルも常備しています。

スイカズラ(生薬名 金銀花)は喉が痛む風邪の時に飲む漢方の銀翹散ぎんぎょうさんにも使われているので、白木耳や金柑などの薬膳スイーツを煮る時にも、ジャムづくりにもがんがん使ってしまいます。

風邪だけでなく、薬草会では、ヘルペスの時にもツルを煎じたり薬酒のアルコールを飛ばしてつかいます。


歯槽膿漏予防にうがいにもいいので、35度ではなく、20-25度に漬けています。薬酒飲み会?でも高評なので今年は飲む用に国内さとうきび糖蜜と書いてあったキンミヤさんの甲類焼酎にしてみましたよ。どうなるかな?

スイカズラはうっとりする上品な甘い香りで、蒸留しても良さそうですが、私はなによりこのスイカズラの小径、指先を花粉まみれにして、蜂の羽音を聴きながら白い花を摘み取る時間が好き。指先はしばらく甘く香る。






(ちなみに、スイカズラ・金銀花によく似てて、甘く香り、色も白から黄色になるヒョウタンボク・金銀木って有毒のがあるので紛らわしいから注意しよう!)

大和当帰の花も立派に咲きました。






ツマグロヒョウモンも蜜を吸いに。



根を太らすには花を摘むのがいいらしいのですが可愛くてなかなか、、、

すこしだけお風呂にいれました。


梅雨入り前に、梅肉エキスと平行してお茶づくりにてんてこまいですが、
明日からは尊敬する生物多様性のガイド、坂田昌子さんとその学びの仲間、坂田の杜のメンバーでの糸島合宿なので、なんとか一段落つけるべく、がんばります!


皆さまよい週末を✨
梅肉エキス頑張っております!
北部九州は今日たぶん30℃超えましたよね、、暑いーー
赤いヤマガエルは暑くてぜんぜん出てこないーー💦




今日は母と薬草会のメンバーがピクニック、もとい、ちょっこし梅ちぎりに来てひさびさみんなで作業しました。楽しかった。写真を師匠に送ろう。




それにしてもこちらの下草刈り、草刈機ぶんぶん頑張っといて良かった!!!
風が通り抜けて気持ちいい。
落とした梅もすぐ見つけられる。
しかし、まとまった雨がまじで降っておりません。梅の水分が、、、

市場とかに梅を出されてるところは、
水とか肥料とかあげたりしてだいぶ実も大きくなってるみたいなんですが、
基本的にほぼ放置梅、徒長した枝も落としてないし、雨降らないしで、実が大きくなる前に柔らかくなりつつあり。。。ピンチ❗️追い込まれとります。

や、、、梅だけじゃなく気になりますね、今年の暑さ。

例年ならば4日に一回ペースで梅ちぎりなのを、今年は追い込みかかって一日おきにちぎっては割り、、、肩腰肘が、、
(梅肉エキスは固い梅でつくるので、、、短期決戦。あと何回ちぎれるかな)

この4-50年になる白加賀の梅、樹形もかっこよくて、実も大きめで、枝も下のほうまであって優しくて大好き。一粒でもたくさんエキスにしたい。この強風で落ちてしまうまえにといっぱいちぎったら、家の南高梅と合わせて30キロ超えてしまった。ほぼワンオペで搾れるのか自分😅 毎年限界突破にチャレンジです。

とにかく夜中から実家に移動してアク抜き水浸して、明日は全集中で割り搾りまくります。さっさと風呂入ってビールのんで寝よう。動いてるのにぜんぜん痩せんですな、、、🍻


なんだか変なテンションで失礼しました😅  なんだかんだ、自分好きみたいエキス仕込むの。なんだかんだみんなも。梅の木の下の風。
皆さまも熱中症にはどうぞお気をつけて、、、



福岡に行く途中で、だいぶ遠回りだけど、今南下中の旅する蝶たちに逢いに吉木浜へ。




ここにはアサギマダラが吸蜜するムラサキ科のスナビキソウが自生しており、岡垣アサギマダラの会の方々が2018年よりこの自生地を保護して蝶たちを見守ってくださっている。




スナビキソウは地下茎で拡がるムラサキ科らしい可愛い花で、香りも控えめに甘くとってもいい。






曇りの朝で、数は多くはなかったのだけど、海風に吹かれ浜を舞うアサギマダラたちは秋の姿とはまた違う軽やかさ。時間を忘れてしまう。








20度前後の早朝にたくさん飛ぶみたい。浜は温度があっというまに上がって、蝶たちと入れ替わりにわんこと岡垣アサギマダラの会の方が。会の方々はいつも、いつも気さくに丁寧にいろいろお話聞かせてくださる。
このような素敵な場所を守ってくださって、どうもありがとうございます! 頂いた立派な筍、(マダケかな?)柔らかくて美味しく頂きました✨どうもありがとうございました✨




すごく仲良しの2頭、つがいかな?と思ったけど、写真みたら2頭とも雄ですね。
蜜でパワーチャージして元気に旅立ってね。それにしても、暑い時間はどこに隠れているのかな。さとランドでも続々と孵化してるそう。見てる間は孵化しなくて、さりげなく離れてる間に蝶の姿になっているらしい。。。




岡垣から福岡へ、山田地蔵尊とか、カフェ 村茶乎さんの看板とか寄り道したくなりまくりながらやっと3号線に合流するところで間違えて、ちょうど秋に土中環境、坂田昌子さんのお話会でお伺いした東郷教会の真下の道に出てきてしまった。

崩れかけた斜面をなんとかコンクリート固めではなく、地下水脈を考慮して微生物や植物たちの力で再生したいという試みでしたが、真ん中の斜面の木は切られて養生シートが貼られていた。悲しかったけど、その姿を目に焼き付けました。いまできることをこつこつやって、できることを増やそう。


四国旅日記の途中ですが、、、


四国旅から戻ると、実家に託していた種まきセルたちはぐんぐん伸びていて



和綿たち


3年前に佐賀のウサイエンの野中先生に分けていただいたリベンジ・大和当帰は急にひとまわり大きくなって、茎が膨らんでいました。



こんな感じに




九州はそれから数日雨が降り続き、土が少し乾いてきた今日、苗を植え替えにいってみたら、、




蕾が出来ていました!

前回は花のあと台風で倒れてしまったので、今回はうまく咲いて種とりまでいけますように、、、


まだ成長の遅い株にはキアゲハの幼虫が!

弱い株から虫がつく説、、本当でした。

自然はうまく出来ていますね。

キアゲハたちにはおなじセリ科のミツバに移動していただく作戦です。



今年3シーズンめのムクナ豆🫘や


和綿、紅花なども植え替えて、、、




このグーンと伸びたのは


ホワイトセージの花芽!

こんな感じなんですかー


板藍根の種も熟しはじめて


お釈迦さまの誕生日、花まつりでいただくアマチャ。こちらも挿し芽したものから蕾がつきました。

山紫陽花のような姿です。



こちらは空海にちなんだヒキオコシ(延命草)

いまがいちばん葉っぱが大きいです

とっても苦〜い けど急な胃痛にはこれ!



こちらも挿し芽したタラノキ。


杜仲の葉っぱはこんな立派になりました。

そろそろお茶用に摘みましょう。


コロナの時期に、ナチュラルガーデンのプランナー、ポールスミザーさんのgarden roomsさんが無料で種を送ってくださいました。

うちにはアムソニア タベルナエモンタナという丁子草の仲間が届きました。こちらは花壇で育っています。夕暮れどきにも爽やかです。


その年の冬至の日に、土中環境から整える造園家の雨の森、轟まことさんに会いました。

まことさんは、土中環境の高田造園さんの前に、ポールスミザーさんのところで仕事されていたと。

こんなすごい人がこんな近くに!?

この丁子草の種から繋がったご縁に、しみじみ感謝です。


そろそろ蚊も出てきたけど、、、

日が長いって、有難いですね。

週明けは梅園の下草刈りです。


読んで頂いてどうもありがとうございます。



てしごと笑み草、発送再開は6月末予定です。

どうぞ今しばらくお待ち頂けたら幸いです。