「新規失業保険申請件数」-毎週木曜日に前週分を発表。特に雇用統計調査週(12日を含む週)のデータは特に注目。#経験則では40万件を下回ると「非農業部門雇用件数が増加する」(休日、悪天候等の影響を受ける)4週移動平均の数値を合わせて見る。
●ADPの全米民間雇用報告-毎月発表(通常は雇用統計発表の2日前50万社の給与支払い名簿に基づくが、実際は「ADP雇用統計報告」の予想力は高くない。
◎ISM(米サプライマネジメント協会)の月次景況感指数。特に、毎月第3営業日に発表される「非製造業調査の雇用指数」は民間サービス業の雇用動向を比較的正確に示している(rock)
厚生労働省では「たばこ対策」については、現在19.5%の成人喫煙率を「2022年までに12%」に引き下げる数値目標が閣議で新たに設定された。しかし、この閣議決定を前提「一方的過ぎる」、「喫煙率とがんに死亡者の因果関係は比例しておらず、科学的な根拠はない」「たばこは貴重な財政物質であり、財政状況の厳しい自治体には影響が大きい」「飲食店等に厳格な分煙措置が求められるようになれば影響は甚大」などの意見がある。そもそも、たばこは合法的な嗜好品であり、喫煙するかしないかは個人が判断すること。その選択の結果として決まるべき喫煙者率を国の介入によって特定の数値に誘導しようとするのはいかがなものか(Q)
6月27日の東京市場では株の配利回りと長期金利の差が1.7%強に広がり、2000年以降の最高に迫った。
◇株式の配当利回りは「一株当たりの配当金を株価で割って求めるが、株価が下がれば利回りは上昇する」。東証1部の予想配当利回りは00年から07年ごろまで平均1%台だった。現在は2.5%台に上昇している。一方、長期金利の指標である新発10年物国債の利回りは0.8%台に低下。
●株から国債へという投資マネーのシフトも逆転の一因だ。景気不安などを背景に投資家は日米独などの国債など、流動性の高い資産に資金を振り向けている。ドイツは昨年5月以降、逆転が定着(4日最高3.22%)、米国でも今年4月以降逆転が続く。世界市場を舞台にバブル崩壊の低成長を意味する「日本化」が広がった。▼「持続成長と株の値上がりを前提とする文化が揺らいでいる」、人口減少が続く日本では現状が続きそうだ
高齢者が困ることの一つにお金の管理がある。一人暮らしの高齢者が増えている。2011年には世帯総数の約1割(500万世帯)を占めるまでになった。周囲に頼れる人がいないため、振り込め詐欺や悪質商法などの被害に遭う高齢者があとを絶たない
判断能力が不十分な人の生活を手伝ったり、守ったりするのが「成年後見制度」である。
●すでに判断能力がなく、家庭裁判所が後見人を選ぶ「法定後見」と、元気なうちに財産管理や療養看護の事務手続きなどの代理でおこなう後見人を決める「任意後見」の2つがある
●財産管理契約=判断能力はあるが、脳梗塞などで体が不自由になるなどで財産管理が難しい場合
◆任意後見は本人が選んだ相手と契約を結び、判断能力が低下したら本人や配偶者、4親等以内の親族などが家裁に申し立てる。
■ホームロイヤー(弁護士に依頼)、東京弁護士会「オアシス」では月額1万円程度で月1回の相談に応じている
●社会福祉協議会(=社協)でも支援を行っている
「日常生活自立支援事業」を手がけ、高齢者などの預貯金の出し入れや、医療費用など日常的な金銭管理を支援する。
●ただ、成年後見制度は財産侵害を防ぐ制度だが、後見人による財産の横領事件も起きているので、後見人は慎重に選ばなければいけない。
◎「最後まで自分が望む暮らしを続けたいなら、自ら老後に備えることが大切である
性感染症の一種。10代、20代の若年感染者数は、欧米の感染率(1~2%)に比べて、いまだに(以前は10%と言われた)飛び抜けて多い。Δ愛娘を持つ父親は奥さんを通じて、Hの経験をするようになったら年に1回、誕生日の前後に産婦人科を受診し、クラジミア病原体検査などを受けることを進めてください。
●こう警鐘を鳴らすのは、産婦人科医早乙女智子医師だ。性行為によって人から人へ感染する性感染症のうち、最も多いのが、クラジミア感染症である。
◆女性の場合、子宮頚管炎などを起こし骨盤腹膜炎などに進展する。男性は尿道炎などを起こし、無精子症になることもある。
Фかかっても、女性患者は約8割、男性患者は約5割が無症状である。なぜ日本が多いと言うと「コンドーム」さえ使えば感染症を防げると信じている人が多い。そのため装着がルーズになり返って感染症が増えてしまう。
アメリカでは①25才以下②ピル愛用者③sexパートナーが変わった女性④複数のsexパートナーがいる女性はすべてクラジミア病原体検査を受けるべきと明示されている。日本では「自己責任で自己防衛しかない」
◎検査は簡単で「女性は産婦人科で子宮頚管の分泌液、男性は泌尿器科で尿を採取」するだけ。治療は薬(抗生物質)を1回「ジスロマック」を服用する。
今後は中高年の性感染症の急増も予想される(shi)