性感染症の一種。10代、20代の若年感染者数は、欧米の感染率(1~2%)に比べて、いまだに(以前は10%と言われた)飛び抜けて多い。Δ愛娘を持つ父親は奥さんを通じて、Hの経験をするようになったら年に1回、誕生日の前後に産婦人科を受診し、クラジミア病原体検査などを受けることを進めてください。
●こう警鐘を鳴らすのは、産婦人科医早乙女智子医師だ。性行為によって人から人へ感染する性感染症のうち、最も多いのが、クラジミア感染症である。
◆女性の場合、子宮頚管炎などを起こし骨盤腹膜炎などに進展する。男性は尿道炎などを起こし、無精子症になることもある。
Фかかっても、女性患者は約8割、男性患者は約5割が無症状である。なぜ日本が多いと言うと「コンドーム」さえ使えば感染症を防げると信じている人が多い。そのため装着がルーズになり返って感染症が増えてしまう。
アメリカでは①25才以下②ピル愛用者③sexパートナーが変わった女性④複数のsexパートナーがいる女性はすべてクラジミア病原体検査を受けるべきと明示されている。日本では「自己責任で自己防衛しかない」
◎検査は簡単で「女性は産婦人科で子宮頚管の分泌液、男性は泌尿器科で尿を採取」するだけ。治療は薬(抗生物質)を1回「ジスロマック」を服用する。
今後は中高年の性感染症の急増も予想される(shi)