台風避難とコロナ
コロナ禍と長雨さらに酷暑と、ことしの夏は誰もが今までに経験したことのない異常な夏であった。大人も子供も夏休みもままならず、それぞれに心身ともに疲労困憊の異様な夏であったように思う。ただ9月になってそれが終わった訳ではない。9号に続いて襲来した今度の台風10号は920hpaの過去にない身の危険を脅かす大型であることから、九州地方を中心に早くから異例の避難措置が取られた。ただ、コロナ禍にあるため避難所も収容人員に制限があり、避難所に入れなかった人もいたという。これは今回の九州だけの話ではない。いつ起きるか分からない大地震や大雨などの際、コロナが依然として私たちの前に立ち塞がっていることを覚悟しておかねばならないことを教えてくれたのだ。