2008年に、223系2000番台と
521系のBトレが発売されていて
私は、521系の方だけを買いました。
これが、521系のBトレです。
521系は、いろんなバリエーションがありますが
このBトレの発売当時は、一番最初に導入された
1次車しか存在しなかったので
必然的に、1次車がモデルとなります。
妻面には、ちゃんと妻面窓がついていますが
貫通扉は223系と共用で、窓が実物より細くなっています。
そのため、パーツを取り付けて
実車らしい貫通扉にすることにしました。
貫通扉は、マイクロエースの103系の
体質改善40Nからいただくことにしました。
Bトレの貫通扉の窓をカッターナイフで拡大させ
103系の貫通扉を、現物合わせで周りを削って
Bトレに入るように加工していきます。
また、Bトレの妻面貫通扉の下に
モールドされている渡り板は
貫通扉の取り付けに支障があるので、削り取ります。
貫通扉を取り付け、KATOの幌を付けました。
これで、521系らしい妻面になったかなと思います。
なお、貫通扉は厚みがあるので
裏側をヤスリで削って、少し薄くしています。
写真は2次車ですが、実車はこんな感じです。
次に側面の加工です。
まずは、車番のシールをインレタに変えます。
227系と521系用のものです。
このインレタは、125系も含まれているので
1枚で3種類の車両に対応します。
1つだけ、インレタを貼り付けた様子です。
シール時代を踏襲して
トップナンバーのE1編成にしました。
上が、インレタに変える前の状態ですが
シールの切り方が雑ですね、今思えば・・・
なお、このインレタにE1編成は収録されていないので
クモハ521・クハ520-19の『9』を消して
トップナンバーの車番に仕立てたのですが
字がとっても小さいので、かなり神経を使いました。
インレタを貼り、クリアコートを吹き付けた後に
窓まわりの茶色い帯を、ダークグレーに塗りました。
インレタ貼りとクリア吹きをしたあとに
また塗装をするというのは
工程としては、おかしい形になりますが
これは、当初はグレーに印刷したシールを
貼るだけにするつもりだった所を、ヤフオクで
ある製品と出会い、急遽予定を変更したからです。
その製品とは、EF66-27向けの
JRマークのインレタです。
我が家には、103系や201系向けの
JRマークのインレタのストックがありますが
あれでは小さいサイズでも、521系で使うにしては
大きすぎるので、JRマークを付けるなら
帯をシールにしようと思っていたのです。
下にある小さな文字を取り除いてから
車体にJRマークを転写してみると、なかなかいい感じです。
JRマークを付けたら、ワンマン表示灯やドアボタン
車いすマークのインレタを貼り付けました。
ワンマン表示灯は、世田谷総合車両センターの
103系のものを、ドアボタンは
TOMIXの321系の物を使用しています。
クリアコートを吹き付けた後に、15年ぐらい前に買った
221系用の行き先シールを貼り付けました。
前面幕は、10年以上前に買った
105系用のものに交換して
クハ520のお顔には、227系の幌を取り付けました。
前面の行き先表示は
223系1000番台のシールに貼り替え
運番表示も、そこから流用しました。
Bトレの付属シールは
223系2000番台の1次車と共用で
運番表示はLED式のやつしか収録されていなかったので
購入したばかりの頃は、そのシールを貼りませんでした。
クハ520のシャーシに、座席を取り付けてみました。
この座席パーツは、719系の鉄コレの動力化の際に
余剰になったものを流用しています。
また、窓の下の出っ張りが干渉するので
その部分を削り取っています。
最後に、窓のステッカー類を貼り替えて
車体を組み直すと・・・
521系のドレスアップの完成です
こんな感じで、我が家の521系のBトレは
より一層、カッコよくなりました。
この加工は、3月にやり始めて
4月に完成させようと思いましたが
計画の変更などで遅れて、完成したのが
ゴールデンウィークの最終日となりました。