日本オリンピックミュージアムに行って来ました。
五輪のモニュメントと
近代五輪の父と呼ばれる
ピエール・ド・クーベルタン男爵の像が
入口の前に建てられていました。
建設が完了した新・国立競技場の脇
神宮球場の前
以前、日本青年館があった所に建っています。
日本青年館は、
「8時だョ!全員集合」といったTV番組の収録だったり
ももクロやAKB48の初のホールコンサートに
ホールが使われた建物。
現在の日本青年館は、
秩父宮ラグビー場方面に移動し
國學院高校や都立青山高校の隣りに…。
今回のオリンピック・パラリンピックはもとより
過去の夏季・冬季大会の
資料などが集められていました。
2020東京大会オリンピックの桜をモチーフにしたトーチ
2020東京大会パラリンピックのトーチ
パラリンピックのトーチの方が赤みを帯びていました。
2階には、歴代のトーチが飾られていました。
下段=夏季大会
1936年ベルリン大会・1948年ロンドン大会・
1960年ローマ大会・1964年東京大会・
1968年メキシコシティ大会・1972年ミュンヘン大会・
1980年モスクワ大会・1984年ロサンゼルス大会・
1988年ソウル大会・1992年バルセロナ大会・
1996年アトランタ大会・2000年シドニー大会・
2004年アテネ大会・2008年北京大会・
2012年ロンドン大会・2016年リオデジャネイロ大会
上段=冬季大会
1952年オスロ大会・1972年札幌大会・
1984年サラエボ大会・1998年長野大会・
2002年ソルトレークシティー大会・2006年トリノ大会・
2010年バンクーバー大会・2014年ソチ大会・
2018年平昌大会
1964年東京大会で使用された五輪旗
1964年東京大会エンブレムポスター
日章旗をモチーフして
五輪と「TOKYO 1964」の文字色が金色で
現代でも、シンプルで洗練されたデザインだと思います。
またこちらは初の写真ポスター
緊張感・躍動感・高揚感など
このデザインも素敵なデザインだと思います。
そしてこちらのポスターは
日中戦争(支那事変)の激化によって
1940年夏季東京大会と1940年冬季札幌大会の両開催を返上したため
幻となった夏季東京大会のポスター
幻となった1940年夏季東京大会のバッジや絵はがき
1964年東京大会の招待状、ペナントなど
1964年東京大会のプログラム、ガイド
1964年東京大会のバッジ、ワッペン、チケットなど
1972年冬季札幌大会の腕章、バッジなど
1972年冬季札幌大会のペナント、パンフレット、チケットなど
1998年冬季長野大会のバッジ、パンフレット、チケットなど
1964年東京大会聖火ランナー用ランニングシャツ
1964年東京大会の聖火予備灯
1964年東京大会のトーチ
東京・札幌・長野大会のメダル
投てき競技の器具見本
女子・男子円盤投げ
女子・男子砲丸投げ
各々鎖につながっていますが
結構な重さ。
この他にやり投げのやりもありましたが
意外と軽めでした。
動画コーナー(撮影禁止)では
今までの夏季・冬季大会の印象的なシーンが
ナディア・コマネチや荒川静香、羽生結弦選手などの
超アップだったり、別角度の映像だったり
興味深いものでした。
また競技ばかりではなく、
開・閉会式のシーンも織り込まれていました。
この動画、超オススメです。
各大会のポスター
1964年東京大会のポスター、目立ちますね。
屋外には
1964年東京大会の聖火台
1972年冬季札幌大会の聖火台
オリンピック開催まで1年を切ったというのに
マラソンと競歩の競技は
札幌に変更になって
都内を走ることはなくなった。
東京の暑さを避けるためだという。
今さら感はぬぐえないが、
僕が札幌に行ったのは8月のお盆の時期。
決して涼しくはなかったが・・・
涼しさを求めるのなら、
もっと道東とか…
そもそも、1964年東京大会の時のように
10月開催にしないと
米国の放映権料欲しさに
真夏開催にこだわっていることが
間違いのような気がする。
商業主義を棄て
複数の都市の共同開催や
コンパクトオリンピックを目指さないと
開催を希望する都市が出てこなくなる気がします。