そんなわけでこの短期間に2回もけいれんを経験してしまった私ですが、けいれんそのものは前の職場で何度か対応させていただいてたので、「あ、やっぱり病院以外でもこういうことはけっこうあるのね。」というのが正直な気持ちでした。
1回目の「保育園でけいれん♪」はこちら。
https://ameblo.jp/xxfubkixx/entry-12305264501.html
2回目の「保育園でけいれん2 座薬のお話♪」はこちら。
https://ameblo.jp/xxfubkixx/entry-12315491149.html
ところが、長くいる保育士さんにこれまでのけいれんにどう対応してたのか尋ねたら、「初めてかも。」とのこと。もっと長くいる保育士さんに聞いたら、「前の園長先生が一度座薬を入れてたような・・・。」とのこと。今の園長先生が「私も一回くらいは園で見たことあるかも。」とのこと。
・・・そんなにレアだったのかしらん???
そして、「見たことある」他の年配の保育士さんの多くは「我が子のけいれん」でした。
結論。「病院や自宅以外でのけいれんは珍しい」らしい。
そもそもけいれんって何でしょうか。脳の神経伝達物質が・・・と書き始めると長いので、ざっくり書いちゃうと、「脳がびっくりした印」ですかねえ。
で、けいれんが起こると何が悪いのか。
1.本人が痛い・苦しい
2.酸素が吸えなくなって酸欠→低酸素脳症
3.ツバだのゲロだのが間違って肺に→誤嚥性肺炎
4.暴れて手足をばたばた→打撲
5.単なる熱性けいれんではなく違う疾患の可能性
この辺でしょうか。
ところで、けいれんが起きたとき、私たちはどのタイミングで救急車を呼んだらいいのでしょうか。
一応前回のけいれんは「初発・痙攣前の体温が37℃前半・痙攣後JCS2ケタ」だったので迷わず救急車呼びました。そのとき調べた限りでは、「0歳児・初発・5分間であれば救急車」という目安があったので、それ以降は目安に従って動くことにしたんです。
で、今回。0歳でも初発でもないけど10分→救急車(しかも20分間で3回起きた)。
2ケースとも、救急車を呼んだことの判断は病状的に間違ってなかったと思うけど、処方基準とともに調べを進めていったら、「目安」にした基準のエビデンスがわかんなくなってしまいました。サイトによっては10分だったり6か月未満だったり、いろんな基準が書いてあるんですもの。
あれ、小児のけいれんで救急車を呼ぶタイミングって、明確な基準がないの???
感染症ガイドラインなんかも痙攣時の座薬の使用については乗ってたけど、救急車を呼ぶタイミングは書いてない。私の調べ方が悪いんだろうか・・・。病棟での勉強会資料も見たけど、入院してからのお話だったので(救急車で運ばれてきた後のお話ってこと)運ばれてくる前のことは書いて無い。救急搬送の基準は読んだけど、平成16年度作成・・・古い・・・。
これから園でけいれんがあったらいちいち#8000に電話してみようかしら。。。。#8000にも基準はあるのかしら。一番新しくて正しい基準はどれでしょう。
というわけで調べた結果は下の記事です。
4回目記事の「保育園でけいれん4 救急搬送基準♪」はこちら
https://ameblo.jp/xxfubkixx/entry-12317743768.html
5回目の「保育園でけいれん5 座薬の預かりに関しての書類の話♪」はこちら
https://ameblo.jp/xxfubkixx/entry-12342151257.html
6回目の「保育園でけいれん6 今年、な♪」はこちら
https://ameblo.jp/xxfubkixx/entry-12354273588.html