自分、マニアですが!?「re'Connecting Imaginations」 -90ページ目

流石のマイケルジャクソン!!新作「MICHAEL」を聴いて

さて、年初に公約した「書きたい記事マニフェスト」より、マイケルジャクソンのニューアルバムについてです。
目指せ有言実行ブログw!

$自分、マニアですが!?「re'Connecting Imaginations」
先月発売されたニューアルバム「Michael」

感想なんですが、もうなんというか、マイケルが亡くなる前に出していた最近のアルバムよりずっと往年のマイケルらしい、といった感じです!
まあ最近と言っても前作インヴィジブルが2001年だから、もう10年程度経っているのか・・・。
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「インヴィジブル」
※こちらのアルバムは発売当初はイメージががらっと変わりあまり人気は出ませんでしたが、いつもと違うマイケルが聞けてワタクシ的には名盤かと思います。

話を戻しましょう。
映画This is itを見た方ならご理解頂けると思いますが、マイケルの完璧主義っぷりは相当なものがありますよね?
今回のアルバムは数多く残っているマイケルの曲の中から選りすぐりの曲をピックアップし収録していますが、今まで日の目を見なかった曲だからと言ってボツ曲の様なイメージは全くありません。
前述した通り、完全主義だったマイケルはアルバム収録に相当な完成度を求めていたのでしょう。
今回のアルバムの収録曲は言うなれば「マイケル目線」では漏れたけど、一般レベル(といっても相当高いレベル)で見ても相当に高い完成度を誇っています。

さて、曲目を見てみましょう。
1. Hold My Hand (Duet with Akon)
2. Hollywood Tonight
3. Keep Your Head Up
4. (I Like) The Way You Love Me
5. Monster (Featuring 50 Cent)
6. Best Of Joy
7. Breaking News
8. (I Can't Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9. Behind The Mask
10. Much Too Soon

全曲紹介したいところですが、ワタクシは評論家の才能は持ち合わせておりませんので、素人目線でかいつまんでレビューしたいと思います。
1曲目 Hold My Hand
1曲目から「ホーゥッ、ホーゥッ!ッダ!」とマイケル節炸裂です。曲も最高にメロディアスで優しく包み込んでくれます。1曲目を飾るオープニングにふさわしい名曲!

3曲目 Keep Your Head Up
マイケル版「上を向いて歩こう」と言ったところでしょうか。辛い事があっても顔をあげて立ち上がろう。そんなマイケルにワタクシ自身励まされる曲です。

4曲目 (I Like) The Way You Love Me
マイケルの電話越し肉声から始まる曲。ボイスパーカッションも入っていてマイケルを近くに感じられます。ピアノの伴奏から曲はスタートしますが、すごく爽やかで優しい感じ。いいすねぇ。
ライナーノーツによるとマイケルは曲を作る時、楽器のパートを含めて全部自分の口で歌ってみるそうです。音作りにかける本気度合いがすごいですね。

5曲目 Monster
スリラーを想わせるアレンジが懐かしい曲。2曲目の「Hollywood Tonight」もそうだけど、キングオブポップと言われるマイケルだからこその曲名だと思います。多分他のアーティストが同じようなストレートな曲名付けたら、とたんにカッコ悪くなってしまうのもマイケルの才能ですかね?
曲自体はパパラッチをモンスターと皮肉る内容濃いものとなってますよ。

8曲目 (I Can't Make It) Another Day
ギターの名手レニークラヴィッツが参戦!マイケルの声、レニーのギター、そしてレニーの決してマイケルを邪魔しないコーラス。マイケルに敬意を払うレニークラヴィッツの気持ちがとても感じられます。これはいいコンビだ!

9曲目 Behind The Mask
曲名でお気づきの方も多いかと思いますが、日本の誇るデジタルミュージックの雄「YMO」の名曲「Behind The Mask」のカバーです。
ワタクシはこの曲が聞きたくて本アルバムを購入しましたが、期待以上の出来で大満足です!原曲の良さを踏襲しつつしっかりマイケルらしさを自分のものにしているのはさすがとしか言いようがありません。

この曲に関するエピソードは結構有名でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実はこの曲はあのモンスターアルバム「スリラー」に収録される予定でした。
レコーディングまで進んでいたらしいのですが、マイケルサイドから権利を等分にしろとYMO側に迫ったそうです。YMO側は自分らの曲なのに等分とは何事だとつっぱね、お蔵入りとなり幻の曲とされていたのです。
世界的なスリラーの大ヒットの後、坂本龍一教授は「世界のマイケルになるんだったら、やっぱり乗っかっとけばよかった・・・汗」と半分本気の冗談をラジオなどで話していたらしいです。

今回のこのアルバム「Michael」ですが、本当にお蔵入りした曲?と耳を疑うほど期待を裏切られました。評価はマイケルの意思が反映されていないなど、賛否両論分かれていますが、ワタクシ個人としてはこれはマイケルの歴代アルバムの中でもトップクラスの良盤になっていると思います。
どっかの誰かさんのお金儲けの話とかもあるんでしょうが、四の五の言わずに聞いて感動出来ればそれでいいんじゃない?そんなアルバムです。

亡くなってしまったマイケルはもう現実世界には戻ってきませんが、いなくなってもなお、これだけの衝撃をファンに与える影響力はまさに「真のキングオブポップ」たるゆえんなのでしょう。
生前は様々な問題をかかえトップアーティストとしての苦悩がさぞ多かった事でしょう。
昨年の映画「This is it」から最新アルバムの「Michael」を聞くと、マイケルの死はちょっと不謹慎かもしれませんが、「もう休んでいいんだよと」マイケルを現代社会の闇から神様が解放してくれた。そんな感情が芽生えてきます。

安らかにマイケル・・・。

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本気のファンタジーは面白い!~ベルセルクという世界~

さて、先日予告しましたファンタジー漫画の代表格「ベルセルク」についてです。

漫画の批評ではありませんので、詳細レビューは控えようと思います。

あくまでも、面白い漫画の紹介って事でお願いします。


自分、マニアですが!?「re'Connecting Imaginations」
身の丈以上の大剣を巧みに操る「黒い剣士」こと主人公ガッツが経験する想像を絶する幻想世界がメインです。


もう随分長く連載していますし、有名な漫画ですのでご存知の方も多いかと思いますが、ワタクシが出会ったのは結構話が進んでいる状態でした。(20巻位だったかな?)

ワタクシ的にファンタジーへの興味が薄れていた時期でしたが、この作品に出会ってからは一気にそっちの世界に持って行かれました。

現在連載中ですが、1989年から連載しているので、実に20年以上も書き続けられているんですね。

うーん、すごい歴史を感じます。


順を追って軽くストーリーの概要を紹介しましょう。

この記事を書いている現在、35巻目まで発売されていますが、大きく分けて5つの物語に分けられています。


1、黒い剣士編 1~3巻

2、黄金時代編 3~14巻

3、断罪編 14~21巻

4、千年帝国の鷹(ミレニアムファルコン)編 22~35巻

5、幻造世界(ファンタジア)編 35巻~以下続刊


※リアルタイムで20年かけてようやく本題の5章目ファンタジアまできます。

最初っからここまで構想していたのかどうかは分かりませんが、ものすごいイマジネーションですよね!


今回は物語の序盤部分を追ってみましょう。


1、黒い剣士編・・・異形の怪物、「使徒」を倒すため旅を続ける黒い剣士ガッツの旅の話。

この章はいわゆる物語の序章で、何のために戦うのか、使徒とは何か、色々な事が謎のまま進んでいきます。


2、黄金時代編・・・時をさかのぼり、ガッツの幼少時代から始まり、傭兵としての青春時代の話です。

舞台は中世ヨーロッパを想わせる「ミッドランド王国」。様々な国々が戦争をしており、世の中は戦いが支配している状態。ガッツと傭兵団「鷹の団」の出会い。そして、因縁の関係である鷹の団団長「グリフィス」との出会いを描きます。


自分、マニアですが!?「re'Connecting Imaginations」
「グリフィス」強くて頭が切れて容姿端麗。そんな冷静沈着な彼もガッツとの出会いで影響を受け変わっていきます。



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「キャスカ」芯の強い鷹の団屈指の女千人長。グリフィスに次ぐ剣の使いで、女性でもめちゃくちゃ強いです!

ガッツとは中々意見が合わず、ぶつかる事もしょっちゅう。その後の展開は・・・。


他にも鷹の団は魅力的な仲間が沢山。

孤独を貫いていた主人公ガッツも青春時代をそんなメンバーに囲まれて徐々にすさんだ心境が変化していきます。


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この章は基本的に戦う相手も人間同士の戦争ものの物語として描かれていますが、徐々に世界が狂ってくる感じが絶妙です。その世界の違和感が頂点に達した時、この章の最後にやってくる「蝕」とは?

※この後、圧倒的絶望感と共に一気にファンタジーの世界に読者をいざないます!


ここまでが、ベルセルクの世界観を決定付ける序章となっています。

リアルタイムで約7年間、単行本計14冊分で序章をじっくり描いてます。

ここがとても重要!


国家・宗教・文化・時代背景などがとても細かく描かれていて、「ベルセルクワールド」としての世界観を十分揺るぎないものとして読者に提供します。

その一度作られた「確固たる常識」を覆されて行く事で、一度その世界とシンクロした読者は、ファンタジーの世界をあたかも追体験するかのように、怒りや恐れ、安堵を体験する事になります。


そして、その中に自分の中で忘れかけていた大事なものを見つける事が出来るはずです。

物語では、「偶像崇拝」に対する「魔法・魔道」の教えだとか、忘れてはいけない地域の信仰だったり、子供の頃持っていた好奇心だったり、沢山の「自分の中の真なる部分」を照らしてくれるはずです。


これは、いかにリアルな映像を作り出す事が出来ても、2時間ファンタジー映画では出来ない事ですよね。


こんな作品ですが、画風は結構グロ系です。しかも魔女狩りや拷問などが横行している暗い時代背景の為、女性の方や耐性無い方には慣れるまではちょっときついかもしれません。

でも、ガッツの頼れる?オトモ。なごみキャラの妖精「パック」がいる事でこれまた絶妙なバランスを保っております。
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なごみの妖精コンビ「イバレラ」と「パック」


圧倒的な世界観、圧倒的な幻想世界、そして伝統や闇の歴史にまつわる文化・風俗の緻密な設定。

「ベルセルク」は漫画だからこそ出来る、表現の限界に挑戦している作品だとワタクシは思うのであります。


壮大な ベルセルクワールドにアナタも足を踏み入れてみませんか?

こうのとりドッキング完了!



昨日LIVEで中継されていた宇宙補給船「「こうのとり」の国際宇宙ステーションへのドッキング作業が無事完了したようですね。


自分、マニアですが!?「re'Connecting Imaginations」
ハッチで繋がり宇宙ステーションとこうのとりが行き来できるようになりました!


これでまた、日本の宇宙技術が世界に認められましたね。

「はやぶさ」の勢いもあって、盛り上がりを見せてきました!


ワタクシ生中継も見ておりましたが、なんといっても終始背景に映っていた地球が印象的でした。

地球の自転とISSも高スピードで動いているため、朝~夜が短い間隔でやってきて、地球の陰から出てくる太陽も生で見る事が出来ました。

これを肉眼で見たとしたら、どんな争いも馬鹿らしくなりそうな・・・そんな神々しさがありましたよ。


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お疲れさまでした!