自作植物育成LEDライト作成の道のり1 | さすらいノラ猫の足跡

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今現在の植物育成LEDライトになるまでの過去の記録です。

今回登場する写真は全て太陽光から遮光された、LED照明のみの温室で育った植物です。

 

2019/05 後半の写真

一月くらいに播種しました。

パキポディウム・ブレビカウレ・レウコキサンツム

レウコキサンツムはブレビカウレ(黄色の花)の白花化したものです。

和名では縁起の良さそうな名前で、"恵比寿笑い"とされているようです。

パキポディウムの中で最も矮性な種類だと思います。

 

2020/06

パキポディウムを育てるにしてはLEDライトの出力はかなり低いと思います。それでも極端な徒長は無かったです。

 

2019/05 前半

典型的な植物育成用LEDランプを使ってたのは2019/05前半までで、この時期を境に白系統に替えました。

 

いきなりパキポディウムに適した照明を作るのはちょっと無理があると思い、一時方向転換します。パキポディウムは成長が遅く個体差もとても大きいので、直射日光で育つ植物をまずは使おうということにしました。

 

ピンクLED使用時でのコーヒーノキ写真

今思えば照明が近すぎたかもしれませんが、以下の写真のように葉がクシャクシャになり、イチゴやバジルも同様でした。

 

2020/07

普通の白色LED(5000K~6000K)は緑色が足りないと思い、波長幅の狭い緑色のLEDを併用していた時期もあります(今は使ってません)。

この写真は撮影のために緑単色で撮りましたが、緑色単色で使ってたわけではないです。滅茶苦茶眩しい。

 

 

その後、

 

白色LEDと波長幅の広い緑色LEDを併用していた時期もあります。波長幅の広い緑色LEDはほとんど売ってないので入手に苦労したのを覚えています。この後しばらくして緑色LEDは撤去しました。

 

 

更にその後、白LEDを太陽光に近いものに全て交換し、別に5種類の単波長のLEDを追加。

前回のブログの写真にもありますが、この当時は赤LEDを沢山使ってました。撤去はしてないですがこれも今は使ってません。

この頃からやっと普通に育つようになってきました。

写真がブレ・・・すみません・・・

 

バジルの花も咲き種も採れました。

 

下に見えるのはハツカダイコンです、この後もっと大きくなるのですが花が咲く前に実験終了となり撤去。ちなみに食べませんでした。

 

バジル、ハツカダイコン、このマリーゴールドも全てLED照明下での実生栽培です。

矮性のマリーゴールドです。フレンチ・マリーゴールドみたいな名前だったかも?

 

種を沢山採りました。

蕾が沢山できてきたので、この小さなポット(5x5の農業用セルトレーをハサミで切り取った物)でどこまで花を咲かせれるんだろうと、興味本位でちょっと寄り道。

 

次々と開花し、更に次々と蕾ができる。

 

この小さなポットでは1日2回水をやらないと、右の写真のように葉がタレてくる。肥料が切れても肥料を追加しても、成長の応答が早く面白かったです。

 

用土が少ないのと液肥のみで育てたからでしょうが、肥料をやらないとすぐに障害が出ました。肥料を増やしていくと成長著しいですが、(この土の量で)肥料やらないと葉色は薄く採れた種子が未熟で種子の中身が空っぽに、こんなに肥料必要なのかと思わされました。

どこまで肥料増やしても大丈夫なのかと増やしていったら、肥料のやり過ぎで根腐れさせてしまいました。