自作植物育成LEDライト作成の道のり2 | さすらいノラ猫の足跡

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2023/12/15 一部追記

2023/12/21 一部追記

 

植物育成LED作成の作成初期から何度も変更に変更を重ね、現在の波長グラフが以下の画像です。ただしこのグラフは理論値であって正確に分光計で測った結果ではないです。

太陽光近似白色LEDと他に6種類の単波長タイプのLEDを使っています。ただし、現在は660nmのLEDは使っていないのでそれを点けると、また変わります。使用しているLEDは全て中国製です。

 

私の知る限り、今現在で太陽光近似白色LEDで最も太陽光に近いのは東芝のTRI-Rだと思います。それを使ってみたかったのですが、とても高価な上、ネットとかでは素子単体は売ってなさそうでした。

青LED使用した通常の白LEDと違い、

東芝TRI-Rは400nmの波長をRGB(赤緑青)の分散樹脂で変換し、広いスペクトルを再現しています。

 

2023/12/15 追記

太陽光(近似)LEDは、東芝マテリアルのTRI-R LEDの他にも東芝マテリアルとソウル半導体との共同開発"SunLike"シリーズ、豊田合成株式会社、京セラ"CERAPHIC"、その他でも販売されているようです。

どれも発光素子は窒化ガリウム(GaN)で、紫外線(350nm付近)を波長変換しているためか分光特性も似ているようです。

 

一方私の使っている中国製のLEDは、青色LEDだけを使った白LEDやTRI-Rの構造でもなく、3色のLED(R,G,B)と分散樹脂を使って広いスペクトルを再現しているようです(単色RGBのみの白LEDではないです)。各LEDの電圧が揃っているようで、3つの波長の違うLEDが多数直列に繋がっているという謎仕様でした。

2023/12/21 追記

下がドイツのユーザーが以前計測してアップしてくれていた白LED単体の実測波形です。660nm付近の落ち込みが少ない方かなと思ってます。

 

 

下の写真は、植物育成LED作成当初から実生で育てたパキポディウム・ブレビカウレ・レウコキサンツムの記録の一部ですが、発芽当初はピンクに赤や青、緑のLEDを色々と浴びせられ、良くなかったかもしれません。播種は2019/03

1,左2021/10/20、右2023/01/16

左右の写真は大きさの比較対象が無かったので、できるだけポットの幅を合わせてありますが向きは合ってないです。

 

 

2,左2021/10/20、右2023/01/16

 

 

3,左2021/10/20、右2023/01/16

 

 

2020/09/17

これもレウコキサンツムです。

成長がとても早く、縦にも伸びず、2番目に気に入っていたんですが園芸スキルの低さゆえに腐らせてしまいました。

 

もう1つ写真が見つからないんですが、発芽当初40株くらいあった中で1つだけ薄いライムグリーン色の個体があり(要素障害ではないです)、一番気に入ってたんですが、薄い色のまま育ち上の株を腐らせた少し後にそれも腐らせてしまいました。これはかなりショックでした・・

 

 

白っぽいアデニウムが発芽したこともあります。

すぐに枯れましたが実生で希に変位個体(?)が出てくるのはあるあるなんでしょうかね。

 

 

自作植物育成LEDライト作成の道のり1

自作植物育成LEDライト作成の道のり3