現在パキポディウムは70株弱あるのですが、毎年いくつかは腐らせてしまいます。そのうち腐り始めたものの回復した株の紹介です。
5月上旬にパキポディウム・グラキリス(播種から6年目)の頂芽付近に直径1mm程度の黒いタールの様な物が付着していました。
大きくならなかったので特に気にもせず放置していました。
それが数日前には幅3mm程度に広がり5mmくらい流れ出してました。
不味いなと思いブラシを使ってタール状の物を洗い流そうとすると小さな穴が空いていて直径2mm、内部に3mm程の穴が空いてました。
奥に3mm程度の穴だと思ったのでカットせずに更に放置。
そして5月22日に穴の奥行きを確かめるのにもう一度棒を突っ込むと奥に2cm程入りました。
私の育てているパキポディウム(70株弱)やアデニウムが腐るときはほとんどが根腐れではなく頂芽(もしくは脇芽の頂芽)から腐ります。冬の休眠時の過乾燥が原因なのはわかってるんですが、これ以外でも頂芽から腐るときがあります。
昆虫が止まっているのを(この株かは覚えてない)何度か見かけたので吸汁された穴から感染でもしたのかもしれません。
この時点でどこから腐り始めたのかわからなかったのでカットしてみることに。
2026/05/22 傷穴はとても小さかった&つまんでも堅かったのに中心部は大きく腐ってました。
幹部の広さを確認した後、上から輪切りにカットしていきました。
右下のズッキーニの切断面のようなのは写真以外にも数枚できました。
これ以上切ると勢いで横の枝に刃が当たりそうなので止めました。
殺菌して白く見えますが、薄らと一部病変が残ったままです。
この切断面は乾燥が進むと大きく凹み水が貯まるので、屋外で管理すると凹みから病気が入りまた腐るかもしれない。
2026/05/27 養生中
凹みが深くなってます、もう少し凹むと思います。
若干斜めにカットされているも意味なく水が貯まりそうです。
--パキポディウム・エニグマチカム(エニグマティクム)--
2025/11/20 回復後の写真
つまむと表皮下1~2mmが全体に腐ったような感触で、更に強くつまむと中心部は堅そう。
表皮下だけ腐ったような感触で特殊な腐り方でした。
2026/05/24 上と同じ株で現在も生きてますが表皮はボロボロになってきています。
---パキポディウム・イノピナツム---
2025/11/21 回復後の写真です。
これも上のエニグマチカムとほぼ同じ症状で塊根部周辺全体の表皮下が腐り枝には腐りは来てませんでした。
写真の右の枝の頂芽が枯れてますがその時に菌が回ったのか頂芽の腐りとは関係ないのかはわかりません。
2026/05/24 今現在元気そうに葉を出してますが塊根部の表皮がめくれてきてるので隙間に水が入って腐りやすいと思ってます。
裏側
上のエニグマチカムとこのイノピナツムの様な症状は初めて経験しました。(症状は同時期に起きています)
触ったときには100%救えないと思ったので治療も殺菌剤の灌注くらいしかしてません。日陰に移動とかもせず炎天下の高温に晒してたのに回復しました。
---パキポディウム・バロニー---
2025/04/20 休眠中に頂芽から腐り始める。
腐った部分を切り取り殺菌後養生するもつまんだ感触がグニャグニャしてきたので離れた土の上にポットから抜いたままの状態で廃棄(梅雨時、廃棄日記録なし)。
2025/09/20 廃棄したつもりの株から芽が出ていたので回収
2026/05/24 一応枯れはしなかった
裏側 廃棄された以降直射日光に晒されていた側
これは現在の写真ですが、廃棄され芽が出ていた時は幹には皺があり幹が楕円形になるほど水分が抜けてました。








