植物育成LEDライトを作ってみた | さすらいノラ猫の足跡

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4年4ヶ月ぶりの更新です

 

植物育成用ライト(LED)を作り始めて丸4年くらいになります。

当初右も左もわからず、LEDの光のみでパキポディウムを育て始めました(後にアデニウムも)。

 

植物の生長に関し、ひたすら論文読み漁る日々(翻訳含む)

肥料のことからホルモン、土壌微生物等など。

 

最初の2年はLED照明の他にアーバスキュラー菌根菌使用に挑みましたが結果撃沈です。小さな2号ポットごときでは上手く共生しないかもしれません。もう1つ後でわかったことなんですが、アーバスキュラー菌根菌といっても種類があるらしく、相性が悪いと寄生的に働くらしいです。

 

論文などを読んで、他にも色んな事に手を出しましたが、植物の生長、発芽、接ぎ木等々、比較の結果”これは良い!使えそう”となった事はほんの一部を除きほとんどダメでした。

それらを説明すると長くなるので”個体差が大きすぎて結果が見え辛い”の一言です、端折ります。

 

遮光温室+LED照明+α(下で説明します)

2021年6月時点

 

 

現在の温室が、

この温室の植物は太陽光を知りません。

 

当初はこの温室だけだったんですが、大きくなってきて入らなくなったのでもう1つ同じ大きさの温室も照明無しで使ってます。そちらは去年の夏から屋外で直射日光に当てて育てられたのが入ってます。実生から3年以上遮光温室で育てられ、いきなり直射日光に当てても葉焼けもせず大丈夫でした。こちらの温室は夜のみ加温で昼間は窓から入ってくる直射日光に当たります。

 

 

+αの詳細、

照明自動タイマー:波長ごとに計7本の配線になっていて、3つのタイマー使って別々にon-offできる。

 

強制排気ファン(下の写真):庫内温度が設定温度Aに達すると、設定温度Bになるまで強制的に排気します(A=35℃、B=32℃)

 

循環ファン:暖かい空気は上に上るので、庫内上部の空気を庫内下に循環させるファン(24時間)

 

間欠ファン:植物に直接風を当てるためのファン。スペース的に首振り機能の付いたファンが入らないので、左右にファンを設置し、指定時間おきに交互のファンが回る。(照明が点いてるときのみ)

 

温度ヒーター:指定温度Aになればヒーターが点き、指定温度Bになればヒーターが切れる。(A=15℃、B=16℃など)

 

除湿機(手動):中国製の安いペルチェ式の除湿機でon-offは手動、結構熱を持つんですが、根腐れ防止に冬しか使わないのでちょうど良いです。

 

欠点は

夏の暑さには対応できないので、夏は前面チャック全開、自部屋にあるので夏LEDの熱で部屋が余計暑くなる

水やりが大変

このご時世エコじゃない

温室の見た目が致命的に悪く”仏壇みたい”と言われた