写経屋の覚書-なのは「あけましておめでとうございます」

写経屋の覚書-フェイト「読者のみなさん、今年も宜しくお願いいたします」

写経屋の覚書-はやて「という挨拶を書いとる時点で、まだ2010年12月31日午前7時23分やねんけどね。年始に書く時間も無さそうやし、今のうちに原稿を書いとくのが吉、ってことらしいで」

写経屋の覚書-フェイト「というより、時間はあっても酔っててまともに書けないと判断したからじゃないかな…で、挨拶だけでエントリー終わるの?

写経屋の覚書-なのは「ここも獄長日記にならって、挨拶と昨年の回顧、新年の方針や抱負とかを書くつもりなんだけど…」

写経屋の覚書-はやて「って、11月に始めたばっかりやで。わざわざ回顧するほどのことしてへんやん!」

写経屋の覚書-フェイト「新年の抱負というか方針だって、つい先日に書いたところだし…」

写経屋の覚書-なのは「大韓帝国・朝鮮総督府の教育政策について触れ始めたところだしね。とりあえず新年もこの続きを書いていく予定なの。あとはKJCLUBで抹殺された『丸投!史料塾―リリカル戦記大史料峠マジカルて?ふもっふ―ザルカ日記甲子園編A's』の過去スレを再構成してあげていくつもり。この二つが基本的なメニューになるのなの」

写経屋の覚書-フェイト「『朝鮮進駐軍』関連は?」

写経屋の覚書-なのは「調査しつつ、ある程度まとまったところで少しずつあげるつもりだから、不定期掲載になるよね」

写経屋の覚書-はやて「史料一個見つけた、写経・読解した、エントリーアップ、というふうにはいかへんねんな?」

写経屋の覚書-なのは「そうだね。慎重にいきたいところなの。というか、エントリーやスレッドって、作って即投下しているわけじゃないんだから」

写経屋の覚書-はやて「え?そうなん?」

写経屋の覚書-なのは「当然だよ。少し寝かせて頭が冷えたところで見直したり、他の史料と照合しなおしたりしてるんだから。基本的にスレの再構成で成り立っている私立学校と書堂シリーズだって、それなりに時間と手間かけてるんだよ」

写経屋の覚書-フェイト「…まさか、エントリーアップが途絶えがちになることの予防線張っているのかな?」

写経屋の覚書-なのは「と、とにかく、今年もよろしくお願いいたします」
写経屋の覚書-なのは「今回はたぶん今年最後のエントリーになるとおもうの。だから、私立学校と書堂についてはちょっとお休みして、数ヶ月前から気になっていることを書くんだって」

写経屋の覚書-フェイト「え?作者は何が気になっているの?」

写経屋の覚書-なのは「単刀直入に言うとね、『朝鮮進駐軍』という言説なの」

写経屋の覚書-はやて「何それ?どこかの軍隊が朝鮮に進駐したん?」

写経屋の覚書-なのは「普通に考えればそう読めるんだけど、ここでいうのは大東亜戦争後、在日朝鮮人たちが組織して不法行為を行ったとされる団体のことなの」

写経屋の覚書-フェイト「戦後、朝鮮人たちが不法行為をしたっていうのはよく聞くけど…」

写経屋の覚書-なのは「確かに聞くんだけど、『朝鮮進駐軍』という組織については、これまで作者が在日朝鮮人の送還や、連合軍最高司令部訓令(SCAPIN)終戦連絡中央事務局文書(CLO)を調べてきた中にも出てこなかったし、実在自体を疑っているんだって」

写経屋の覚書-はやて「ほんなら、あらためて調査するつもりなん?」

写経屋の覚書-なのは「うん。調査ポイントは以下の2つなの」

1.『朝鮮進駐軍』の実在の有無。

2.戦後、朝鮮人が実際にいかなる行動をしたかについて。

写経屋の覚書-はやて「かなり時間と手間かかるんちゃう?来年の作者にそんな余裕あれへんと思うんけど…」

写経屋の覚書-なのは「取り組むと言った以上はやるのなの。最低でも半年はかかると踏んでいるんだけどね」

写経屋の覚書-フェイト「調査結果は逐一ここに挙げていくかもって言っているよ」

写経屋の覚書-なのは「というわけで、来年の目標を一つ設定したところで、今年は書き納めなの」

写経屋の覚書-はやて「そやな。今年はこれでおしまいや」

写経屋の覚書-フェイト「では、みなさんよいお年を」
写経屋の覚書-なのは「今回で、『朝鮮教育と警察行政(隆煕三年九月十七日警察部長会議席上に於ける俵学部次官の訓示演説要領)』はいったんお終いだよ」

五、私立学校に往々日本人教員を聘用せらるゝものあり公立学校の教員に対しては学部に於て十分選任して之を派遣するも私立学校に於ては郡守限り之を採用し教育者として不十分なるのみならず間々其位地を利用し私利私欲を図り韓人をして嫌悪の念を生ぜしめ日本人の体面に関するものあり此等は相当の取締法を設くるの必要あるべしと信ずるも諸君に於ては十分彼等の行動に注意せられ不正者に対しては容赦なく之を指摘せられんことを希望す

説明意外に長時間に亘り前後連絡を欠くにも拘らず清聴せられたることを謝す尚ほ諸君の質問に応じて答弁する所あるべし

写経屋の覚書-フェイト「最後は日本人教員の招聘についての注意事項だね」

写経屋の覚書-はやて「日本人にもけしからん連中がおったいうことやねんな」

写経屋の覚書-なのは「そりゃ、日本人のだれもが清廉潔白なわけないんだし。韓国人に嫌悪感を引き起こすことは体面上だけでなく実利上からもよくないしね…で、私立学校令とこの訓示を読み終えてみてどう思った?」

写経屋の覚書-フェイト「私立学校令って禁圧っていうより、現況を鑑みて漸進的に改善させていこうって感じだよね」

写経屋の覚書-なのは「すなおに読む限りではそうなると思うんだけどね…『勿論、学部大臣の認可を受けなかった学校も多数あり、それらの非認可私立学校こそが、愛国啓蒙運動の趣旨に則した教育を行なっていたということができるかもしれないが、その場合、認可を受けていないが故に学生の就職や進学に際して少なからぬ困難がともなった。私立学校は、認可を受けても受けなくてもそれぞれに制約を免れなかったのである』なんて言っている人もいるの」

写経屋の覚書-フェイト「それって、獄長がツッコんでる稲葉継雄の言説…」

写経屋の覚書-はやて「どうあっても日本の関与する行為を悪意で解釈したいんかなぁ…隈本繁吉について言及した『『隈本繁吉文書』について-植民地教育資料の紹介-(概要)(2007年度財団法人交流協会日台交流センター日台研究支援事業報告書 日本大学大学院文学研究科/国立教育政策研究所 阿部洋)』でも似たような論調になっとったしなぁ…」

写経屋の覚書-なのは「ま、ここでは、例のキャプションの言うように『私立学校令』が私立学校の禁圧を企図して運用されたってのは妥当じゃないよね、ということでいいんじゃないかな」

写経屋の覚書-フェイト「じゃぁ次は、そのキャプションにもあった1911(明治44)年の『私立学校規則』を見るんだね」

写経屋の覚書-なのは「うーん、時系列的には『私立学校令』と一緒に発出された『私立学校令頒布に関する訓令』を見る方がいいと思うの。今回はここまでにしておくね」

写経屋の覚書-はやて「次回の予習個所はないんやね」

俵学部次官の訓示演説要領(隆煕3年9月7日)(1)
俵学部次官の訓示演説要領(隆煕3年9月7日)(2)
俵学部次官の訓示演説要領(隆煕3年9月7日)(3)