お盆休みになりました

お天気はどうかなぁ?
暑いのが苦手なので、お墓詣り以外は、
外に出ないで室内にいたいです

ミュージカル「エリザベート」
観てきました
6月7日〜8月26日
帝国劇場
7月27日 夜の部
ぴあ貸切公演
7月27日 夜の部のキャスト
キャスト
エリザベート 愛希れいか
トート 井上芳雄
ルキーニ 成河
フランツ 田代万里生
ゾフィー 剣 幸
ルドルフ 木村達成
子ルド 大橋冬惟
B席ですが、正面で見やすかった

観劇してから、随分経ちますが、
思い出すことなど書いてみます

前回観た
帝劇版 「エリザベート」は、
4年前の2015年、8月2日、8月19日 2公演
4年前の2015年、8月2日、8月19日 2公演

最初の公演は井上トート×蘭乃はな、
次が城田トート×花總まり
2019年版は、井上トート×愛希(ちゃぴ)シシィ
韓国版は
2012年 シアトート(キムジュンス)×キムスヨン
2014年シアトート(キムジュンス)×オクジュヒョン
そして、今年1月はソウル「エリザベート」公演
シアトート(キムジュンス)×オクジュヒョン
シアトート(キムジュンス)×キムソヒョン
帝国劇場は、ソウルの芸術の殿堂や、世宗大劇場に比べるとこじんまりとしてますよね〜
でも、このクラッシックな趣きがある雰囲気が
「エリザベート」に良く合っています

韓国「エリザベート」を見る前に、
歌詞の比較する記事を書いたので、
今回の観劇にはそれがだいぶ役に立ちました


2019年版「エリザベート」
は演出も配役も一新
愛希(ちゃぴ)シシィは初めてで、
若いから、娘時代のエリザベートがしっくりきました

「私だけに」も高音も良くでて凄い

気の強そうな感じが私は好きなタイプのエリザベートでした

冒頭は以前は暗い墓場のシーンから始まるのが、ルキーニがトートダンサーに囲まれて
棺の前にいるシーンになっていて、それがカッコよくて
棺の前にいるシーンになっていて、それがカッコよくて
一気に物語りに引き込まれました(^^)
前回よりトートダンサーさんのダンスも振り付けもモダンダンスの要素が強く思わず
鍛え抜かれた身体で、見入ってしまいます

そして、シシィをトートダンサーがリフトする場面もありますよ

井上芳雄さんは、流石のミュージカルプリンスの風格!
ロン毛だし、トート役を楽しむ余裕が感じられました

「愛と死の輪舞」は宝塚版で追加された楽曲で、
歌詞が説明ぽくって私はあまり好みではないんだけど、今回はテンポもゆっくりで
井上トートがじっくり聴かせてくれました
井上トートがじっくり聴かせてくれました

愛希シシィが、お転婆娘らしいシシィで、
「ただの少女のはずなのに 俺の全てが崩れる」
という歌詞に違和感がなかったからかも!
「どこまでも追いかけてゆこう
愛と死の輪舞」
はトートのストーカー宣言ですね〜(笑)
この回は
ルキーニ 成河
フランツ 田代万里生
が観たくてチケットを取りました
成河さんは、劇団☆新感線の「髑髏城の7人」の
天魔大王役のケレン味が物凄かったので、どんなルキーニを演じるか期待してました

実際、声のトーンや演技の強弱でメリハリがあり、ストーリーテイラーとしての存在感がありました

声は低めで良く通り明瞭なので、セリフが聞きやすい。
ミルクではウンテさんみたいな高音のフェイクは入れていませんでした
時々ゾッとする感じの嫌なルキーニを出してくるのが成河さん流かなぁ
田代万里生さんのフランツ役を観るのは、四年ぶりですが、年を経て落ち着いて、でもエリザベートを愛してるのに、母親にも王の務めにも縛られてるフランツの苦悩が以前よりも伝わってきました
後半の「夜のボート」は泣けます

ルドルフ 木村達成さんは、初めて観ましたが、
イケメンだし、歌もダンスも上手くて、パンフレットを見たらテニミュなど
2.5次元ミュージカルの俳優さんでした
2.5次元ミュージカルの俳優さんでした

井上トートとの「闇が広がる」も迫力がありました

革命の場面はナチスの旗が出る場面は、韓国版やウィーン版では無かったような?
未来のウィーンを予言しての演出なのでしょうが、私は時代がずれてるのが気になり、
苦手な場面です
苦手な場面です

ルキーニは冒頭のシーンで、なぜ、皇后エリザベートを殺したのだ?
と問われると私が彼女を暗殺したのは、彼女が願っていたからだ!と答えます。
トートはルキーニにナイフを渡し、殺させることでエリザベートの魂は自由になり、
長い苦しみから魂が解放された
トートとエリザベートは裏表で最後は一緒になったという説もあるけど、
私はあれだけ自由を欲した、生存中には得られなかった自由を、
死で手に入れたと思っています
色々な解釈があるから、長く愛されるミュージカルとして、上演され続けているのでしょうね〜
井上芳雄トートとトートダンサーズ
鳴り止まないカーテンコールの後、ぴあ貸切公演だったので、舞台挨拶がありました
エリザベートぴあ貸切挨拶。
芳雄トート閣下はカエルのぬいぐるみを手に持ち登場「前回の貸切で『他のプレイガイドの貸切はキャラクターに衣装着せたりプリント配ったり工夫してるのにさすがぴあは老舗だから何もしない』と文句を言ったら今日はあれこれ色々持ってきてくださってと挨拶
Twitterよりお借りしました
お盆休みに、もう一度「エリザベート」を
古川トートで観るので、
どう印象が変わるのか楽しみです

もう一つウィーンの話題ですが、
今年は、日本とウィーン外交樹立150周年記念に
ちなみ、展覧会が開かれました
「世紀末末ウィーンのグラフィック」目黒区美術館
「クリムト展 ウィーンと日本1900」東京都美術館
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」新国立美術館
3つの展覧会を観てきました

クリムトもシーレも、大学生の頃に大好きな画家で当時は洋書を探したり、
卒業旅行にウィーンに美術館を見に行ったりしました
卒業旅行にウィーンに美術館を見に行ったりしました
ウィーン世紀末は特に好きな時代です
日本でこれだけの作品を観れるなんて幸せ

クリムトの年表を見ると、フランツ・ヨーゼフやエリザベートの名前が出てます
ほぼ同時期の時代にウィーンを生きているので、驚きました

エリザベートの肖像画も展示されています
詳しくは「エリザベート」でフランツ役を演じた
田代万里生さんのブログにも書かれています

展覧会の音声ガイドも、以前トート役を演じた
城田優さんでした

クリムト代表作「エミーリエ・フレーゲの肖像」は写真撮影可能でしたよ
東京展は終わりましたが、大阪の国立国際美術館でも開催されます
クリムトとエリザベート

自分の好きで追いかけていた二つのことが、時代が巡って
カチッと合ったような、不思議な体験でした

また、ウィーンに行きたいなぁ

猫はドイツ語🇩🇪でKatze

熱中症予防に、お水を飲むのが大事だニャン
