今回は、メインの出資クラブであるシルクホースクラブの全頭診断第三弾をやっていきたいと思います。
期待値評価はS、A+、A、B+、B、C+、C、D+、D、E+、E、Fの12段階で、事前に基準を決め、機械的に出しています。そのため、自分の評価と齟齬が生じる場合もあります。
出資後の維持費等も考慮したうえで、C+が100%ペイライン、Aが150%ペイ、Sが200%ペイぐらいのイメージです。
注意事項はここに書いてあります。
評価基準の概要はここに書いてあります。
シルク21 サンドミエシュの19 牡 予想馬体重492kg
父ルーラーシップ 2500万円 期待値E+
ルーラーシップは期待値的にはあまりよろしくない種牡馬です。
初年度からキセキを出しましたが、その後G1馬はなし。勝ち上がり率も平凡なのに、なぜか価格はそれなりにする。ミニロードカナロア的な種牡馬です。ロードカナロアしかり、SSが入っていないもしくは遠いというだけで高くなりがちなのはなぜなのでしょうか。
本馬は、馬格的には問題ありませんが、母が未勝利馬で、仔もいまだ中央0勝で2500万円は高いです。
シルク22 レジェの19 牝 予想馬体重456kg
父ルーラーシップ 2000万円 期待値F
母レジェはステイゴールド産駒の1勝馬で本馬はその初仔。
馬格が小さく出てしまいました。父も含め買いずらいです。
シルク23 シャトーブランシュの19 牡 予想馬体重502kg
父キタサンブラック 4000万円 期待値A
伸るか反るか。キタサンブラック産駒です。
初年度強気の500万円という種付料+父ブラックタイド+母系の地味さが嫌われて現時点ではあまり種牡馬としての人気はないようですが、ノーザンはかなり推している印象。
現時点で募集されている馬を見るに、かなり馬格は大きく出ており、その点はすごくいいと思います。あとは動かしてみてどうかですね。大好きな馬だったので成功してほしいです。
母は重賞勝馬で能力の裏付けがあります。母の繁殖能力は未知数ですが、初仔はすでに1勝をあげ、1勝クラスでも3着に入るなど、繁殖能力が低いということはなさそうで、出産適齢期の仔である本馬には期待が高まります。
馬格は申し分なし。
私の抽優候補の一頭。
シルク24 サマーハの19 牝 予想馬体重480kg
父キタサンブラック 4000万円 期待値D+
母サマーハは極めて高い繁殖能力を持ち、シャケトラ以外の兄姉も4勝1頭、3勝2頭と優秀です。最近の産駒はパッとせず、繁殖成績が右肩下がりなのが気掛かりです。
期待値が低く出ているのは、兄姉に非G1の重賞馬がいる馬は期待値が低くなるというルールに基づくものです。ただ、シャケトラはあんな事故さえなければG1取れた馬だと思いますし、この馬については私は期待値悪くないと思っています。
シャケトラ、好きだったなー。
シルク25 ウルトラブレンドの19 牡 予想馬体重488kg
父キズナ 3500万円 期待値A
キズナ産駒は優秀です。初年度大物こそでませんでしたが、勝馬率、2勝馬率も高く、大物がでなかったにもかかわらず、初年度世代AEIは高い。大物が出るのも時間の問題だと思っています。
本馬の話に戻りましょう。北米11勝を挙げたAWG1勝馬で、鳴り物入りで繁殖入りした母。ただ、仔は体質が弱い馬が多く、デビューできずに終わった仔もいました。
しかし、初仔は4勝と母としてのポテンシャルは決して低くないと思われます。
母、父共にそろそろ大物を。条件は整っているように思います。
シルク26 アイリッシュシーの19 牝 予想馬体重444kg
父キズナ 2800万円 期待値D+
母はアイルランド3戦して0勝のガリレオ産駒で能力の裏付けはなし。
母出産時若年の初仔で馬格が足りない。
キズナ産駒でも買いずらいです。
シルク27 ラトーナの19 牡 予想馬体重486kg
父ジャスタウェイ 2400万円 期待値D
ジャスタウェイは、産駒成績の割には価格が下がらず、期待値的にはあまりいいとは言えません。
母はダンシリ産駒(ハービンジャーの父)の1勝馬。初仔は2勝、第2、3仔が未出走引退で、繁殖成績はそこそこ、馬格は十分です。
悪くはないですが、父ジャスタウェイを打ち消して買いたくなるほどの母系ではないですね。
シルク28 シロインジャーの19 牡 予想馬体重514kg
父ジャスタウェイ 2000万円 期待値F
父ジャスタウェイ×母未勝利の遅生まれだと未勝利を突破できるのか心配です。
馬格はありますがそれだけでは買い要素としては薄いかなと思います。
シルク29 シーイズトウショウの19 牝 予想馬体重482kg
父キンシャサノキセキ 2000万円 期待値D+
キンシャサノキセキは短距離であれば芝ダート不問で、未勝利突破率が高く、体が丈夫で馬主孝行の仔が多いです。価格も少なくとも去年までは抑えめで、1000万円台の仔がほとんどです。年々少しずつですが価格が上がってきており、価格動向には注意が払う必要がありますが、今年までなら買いたい種牡馬の一頭だと思います。
母シーイズトウショウは短距離重賞5勝の名牝ですが、繁殖成績はここまで0勝、0勝、6勝(ヨハネスブルグ)、2勝(ダイワメジャー)、0勝、0勝、3勝(ダイワメジャー)、0勝と期待されたほどではありません。
これまでの成功例を見るに、短距離志向の種牡馬と相性がよさそうで、そういう意味でキンシャサノキセキというのは好相性に思えます。
ただ、母出産時19歳というのはあまりに高すぎます。。。
シルク30 シルクユニバーサルの19 牡 予想馬体重508kg
父ディープブリランテ 2500万円 期待値E
父ディープブリランテは価格こそ安いものの、勝ちあがり率が低く、種牡馬としての能力は疑問符が付きます。
本馬は重賞馬を輩出した高齢母の仔という、価格は高めに設定されるけど、当たり率は低いという期待値的には買いずらいパターン。感覚的にもディープブリランテの2500万円は高いですね。
以上です。「自分はこの馬行きます!」などコメントしてくれたりすると泣いて喜びます。
更新のはげみになるのでいいねだけでもお願いします!