今回は、メインの出資クラブであるシルクホースクラブの全頭診断第二弾をやっていきたいと思います。
期待値評価はS、A+、A、B+、B、C+、C、D+、D、E+、E、Fの12段階で、事前に基準を決め、機械的に出しています。そのため、自分の評価と齟齬が生じる場合もあります。
出資後の維持費等も考慮したうえで、C+が100%ペイライン、Aが150%ペイ、Sが200%ペイぐらいのイメージです。
注意事項はここに書いてあります。
評価基準の概要はここに書いてあります。
シルク11 ツルマルワンピースの19 牝 予想馬体重514kg
父ハービンジャー 4000万円 期待値B+
ブラストワンピースの全妹。
母は2勝の平凡な成績ですが、初仔はグランプリホースのブラストワンピース、第3仔はフローラS2着のホウオウピースフルとすでにG1格1頭、OP格1頭と繁殖成績は極めて優秀です。
期待値的には、重賞馬の後追いは厳禁ですが、G1馬の後追いはむしろ推奨です。
馬格も文句なしです。
ハービンジャー牝馬で4000万円ははっきり言って高いですが、それでも私は買いの1頭だと思います。
ぜひ欲しい一頭ですが、、、抽優使わないと無理でしょうね。でも、抽優使いたくなるぐらい魅力的な馬です。
シルク12 コケレールの19 牡 予想馬体重504kg
父ドゥラメンテ 3000万円 期待値A+
母コケレールはフランスの中距離G1であるサンタラリ賞の勝馬。
2013年度産駒から日本で出走しており、これまで兄弟は3勝(父ディープインパクト)、1勝、0勝。2013年産駒のラヴィエベールは少なくとも準OPを突破できるだけの力はありましたが、溜め殺しを受け続け切れる足がなく、惜しい2着が続き、最後は故障引退と不運な馬でした。
母の年齢が15歳と比較的高齢なのは気がかりですが、この繁殖成績、馬格で3000万円は相当お買い得感あります。期待値君もぜひ買えとおっしゃってますね。
ただ、馬体はなんか貧相に見えるんですけど、そこんところどうなんですかね…お前が馬体を語るな
シルク13 ルシルクの19 牝 予想馬体重482kg
父ドゥラメンテ 2800万円 期待値E+
母は輸入馬、兄姉は3勝、0勝、4勝、4勝、3勝、1勝、0勝、0勝と優秀で、第3仔のグランシルクが重賞を勝利しています。
母高齢の兄弟重賞馬ありという条件は、母が高齢にもかかわらず、過去に重賞馬を排斥した実績があり、価格は下がらないので、期待値的にはかなり厳しい。ルシルクの繁殖実績を見ると、高齢化による衰えが顕著に表れています。
2800万円と一見お得に見えますが、期待値的にはリスキーです。
シルク14 ハイドバウンドの19 牝 予想馬体重474kg
父ドゥラメンテ 2400万円 C+
母はアルゼンチンの芝短距離重賞馬。
ここまで兄姉は、1勝,2勝,1勝,2勝,1勝,0勝とくず馬がでておらず、ゴーンウェストが強く出ているのか、ダートでの活躍馬が目立ちます。母系はそれほど強調はできませんが、悪いというわけではありません。
ドゥラメンテ産駒としてはお安めの2400万円で、人気もそれほどしないようなので、ドゥラメンテ産駒の評価が高いのであれば、拾ってもいい馬だと思います。
シルク15 シュペトレーゼの19 牡 予想馬体重512kg
父モーリス 2800万円 期待値E+
父モーリスは今のところ期待ほどは活躍できておらず、色々と言われていますが、2着、3着が多いことから、まだ見限れない。今年は±0の評価のままにしようと思っています。
母はディープ産駒の未勝利馬、繁殖成績は1勝、1勝、0勝と微妙。
この成績の母に未知数な種牡馬で2800万円は高すぎます。
馬の出来が相当いいんでしょうか?
シルク16 ルミナスグルーヴの19 牡 予想馬体重484kg
父モーリス 3500万円 E+
母はタキオン産駒の未勝利馬、産駒はここまで中央で5頭出走し、いまだ中央0勝。
え、3500万円…?
えー…期待値君E+言ってますけど、Fじゃないですかね。
シルクさん、モーリス産駒の値付けおかしくないですか?
シルク17 アイスパステルの19 牝 予想馬体重458kg
父モーリス 1800万円 期待値F
母未勝利馬の初仔。母未勝利馬の期待値は相当悪いです。
馬自体もモーリス産駒の売りである馬格すらよいとは言い難く、1800万円と値段は安めですが、買う理由はあまりないかなと思います。
シルク18 ルールブリタニアの19 牡 予想馬体重524kg
父エピファネイア 3500万円 期待値C+
早生まれとはいえ、すでに490kgと相当な馬格の持ち主です。馬体が大きければ大きい程足元の故障のリスクは高まりますが、本馬の管囲20.4cmと十分な大きさがあることから、それほど故障リスクは大きくないと考えています。人気になるのもうなずける馬格の持ち主です。
ただ、母は父ディープの1勝馬で能力的な裏付けは薄く、本馬は第2仔で、初年度産駒は競走馬になれなかったというのは引っかかります。本馬の評価は父エピファネイアの評価によりそうです。
シルク19 クロンヌの19 牝 予想馬体重496kg
父エピファネイア 1800万円 期待値F
初仔ですが馬格は十分です。
ただ、母は未勝利馬、初仔、という条件は期待値的には手を出しずらいです。近親にこれといった活躍馬がいないのもマイナスポイント。
シルク20 シャクンタラーの19 牝 予想馬体重514kg
父エピファネイア 2000万円 期待値D
母は父ゼンノロブロイの2勝馬と能力的な裏付けもなかなかで、本馬は初仔になりますが、馬格は十分あります。
同じ初仔のクロンヌの19を買うなら、母2勝のこちらの方が期待値は高い。もっとも、この母系もクロンヌと同様、ノーザンの中ではそれほどいいとはいえません。
以上です。「自分はこの馬行きます!」などコメントしてくれたりすると泣いて喜びます。
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