凄か~~
勘違い
文化庁が2001年1月に行った「国語に関する世論調査 」に、
「情けは人のためならず」という諺の意味を問う二者択一の設問があった。
(ア)人に情けをかけておくと,巡り巡って結局は自分のためになる
(イ)人に情けをかけて助けてやることは,結局はその人のためにならない
どちらが正しいか。
正解はアである。
正解率は47.2%だった。
60歳以上の回答者の正解率は65.2%で、年齢が下がるにつれて正解率は下がる傾向にある。
こういう結果が出ると、とかく年配の国語学者たちは「近頃の若者は…」と眉をひそめるものだが、
言語一般がそうであるように、諺も時代や文化によって意味が変わることがある。
例えば、“A rolling stone gathers no moss”(転石苔むさず)という諺は、
もともと「転職ばかりしていると成功しない」という意味で使われていたのだが、
最近では「常に活動している人は新鮮で沈滞しない」という意味で使われることが多い。
古い伝統を尊重するイギリスとフロンティア精神を尊重するアメリカとの文化の違いもあるが、
終身(定年)雇用制の崩壊というグローバルな規模で起きている現代の雇用革命を反映している。
明日もまたがんばる。
焦らず・・・
人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)
中国の北の方に占いの上手な老人が住んでいました。
さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。
ある時どういうわけか、その老人の馬が北の胡の国のほうに逃げていってしまいました。この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。
「このことが幸福にならないとも限らんばい。」
そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。
「このことが禍(わざわい)にならないとも限らんばい。」
しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。
「このことが幸福にならないとも限らんばい。」
1年が経ったころ胡の人たちが城塞に攻め入ってきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くは戦いで死んでしまいました。
しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。
この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。
「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、
世間(せけん)という意味です。
「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。
総合すると、「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍へ、
また禍から福へと人生に変化をもたらした。
まったく禍福というのは予測できないものである。」という事です。
転んでも良かとよ!人生は。
さあ。















