オフィシャル・アルバム・カッティング前の大元マスターを使用して,10月末にリリースされた 『 Ummagumma Live Album Side : Flat Transfer Master Complete Edition (Sigma 257) 』 に続き,今回,同時リリースされた 『 More : Flat Transfer (Sigma 261) 』 にも驚きましたが,何と第三弾として 『 Atom Heart Mother : Flat Transfer (Sigma 262) 』 がリリースされました.
 同時リリースされた 『 More : Flat Transfer (Sigma 261) 』 の鮮度の良さに驚きましたが,このレベルで 『 Atom Heart Mother (原子心母) 』 を聴く事ができるのは本当に驚きです.
 それにしても,50年以上経過してこのような音源が発掘されるのは本当に奇跡と言うか驚きです.

 リリース告知2日で80枚予約ってピンク・フロイドでは比較的珍しいですね.
 「 11/12 ★ピンク・フロイド「ATOM HEART MOTHER: FLAT TRANSFER」のナンバー入りシール・ステッカー付きは予約完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.81~100)を用意させて頂きました。
 「 11/13 ★ピンク・フロイド「ATOM HEART MOTHER: FLAT TRANSFER」のナンバー入りシール・ステッカー付きは予約完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.101~120)を用意させて頂きました。
 2週前にリリースされた 『 Ummagumma Live Album Side : Flat Transfer Master Complete Edition (Sigma 257) 』 が,以下のように売れており
 「 11/12 ★ピンク・フロイド「UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE: FLAT TRANSFER MASTER COMPLETE EDITION」のナンバー入りシール・ステッカー付きは完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.241~260)を用意させて頂きました。
 間もなく完売になるでしょうから,本商品も完売になるのでしょうね.
 ですので,ご興味のある方は早めの購入をお勧めします.

 メーカー情報にも触れられていますが,今回,リリースになった 3商品(『 Ummagumma Live Album Side : Flat Transfer Master Complete Edition (Sigma 257) 』,『 More : Flat Transfer (Sigma 261) 』,『 Atom Heart Mother : Flat Transfer (Sigma 262) 』)の中では,やはりオーケストラと共演している本タイトルが正直一番凄いです.US Mobile Fidelity Sound Lab 24 KT Gold CD [UDCD 595] をトランスファーした『 Atom Heart Mother : Mobile Fidelity CD (Gift CDR) 』 と比較しても,違いは歴然!
 正直,オフィシャルを超えています.
 
 メーカー情報では
 『先日リリースされるや、衝撃をもって迎えられた『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE(Sigma 257)』。その続編となる“FLAT TRANSFER”アルバムが2種同時リリース決定です。
 そのうち、本作は『UMMAGUMMA』『MORE』に続く第3弾。プログレッシヴ・ロックの金字塔『原子心母』です。

 【カッティング前の大元マスターが奇跡の新発掘】
 『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』は、まさに衝撃でした。欧州のある国で新発掘された“FLAT TRANSFER MASTER”が独自ルートでもたらされたのですが、これが驚きの大元。商品LPの起こしでもなければ、カッティング原盤でもない。一度も物理的な溝に変換されていない、劣化ゼロのマスター・テープだったのです。しかも、完成品。
 流出モノにありがちなデモやラフミックスの類ではなく、ミックスダウンもマスタリングも完璧に仕上がっている。あくまで推測ですが、恐らくプレスのために各国に配布されたマスターテープの1つだったのではないでしょうか。馴染み抜いた名盤でありながら、未知なるマスター・サウンドで描かれる衝撃作だったのです。
 しかし、その衝撃は一作で終わりではありませんでした。『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』からワンテンポ遅れで2本のマスターが到着。
 本作はその1つである『原子心母』の“FLAT TRANSFER MASTER”なのです。

 【ぶ厚いオーケストレーションの中でも輪郭鮮やかな『原子心母』】
 その違いは最初の一瞬から明らか。実のところ、『原子心母』には元々ヒスノイズがあり、すべての公式CDはそのヒスが目立たないようにフェイド処理が施されています。しかし、本作はカットインで始まる。実はこれこそが本物の処理でして、大元である本作もLPもカットインなのです。
 まあ、それはあくまでも証拠にすぎない。本当に重要なのは全編を貫くサウンドそのもの。『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』や『MORE』も素晴らしかったですが、本作もまたあらゆる公式CDを凌駕する最高峰盤なのです。1987年に初CD化された初期PINK FLOYDの諸作はすでに劣化したマスターが使用されていたわけですが、それは『原子心母』も同じ。しかし、本作はCD化どころかLPカッティング以前のマスターであり、「劣化前の音」が真空保存されているのです。
 実際、そのサウンドは衝撃的。あらゆるイコライジングもリミッターもない真なるナチュラル・サウンドなのですが、そのダイナミズムと繊細さには言葉を失う。何よりも鮮烈なのはオーケストラ。現行リマスターでも多少の曇りが感じられますが、本作は(当たり前ですが)デジタル加工の形跡ゼロなのにくっきりとしている。無音部は漆黒の深みを湛え、沸き立つ演奏音の輪郭は鮮やかではあっても鋭くはならず、質量感たっぷりなままワイド。オーケストラの楽器1つひとつまでしっかりと聞き取れ、スキマも深いからこそ立体的。だからこそ、妙な音圧稼ぎなしにダイナミックなのです。そして、そんなオーケストレーションに割って入るバンド音も然り。ぶ厚いハーモニーと共存しながら輪郭が切り立ち、ギターの弦やドラムの皮が震えるのさえリアルに感じ取れるのです。
 実のところ、“FLAT TRANSFER MASTER”の凄味を一番強く感じられるのは『原子心母』かも知れません。『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』はライヴアルバムでしたし、『MORE』はスタジオ作ですが、あくまでもバンド主体。それに対して『原子心母』はぶ厚いオーケストラ共演もあれば、効果音で風景を描き出す「アランのサイケデリック・ブレックファスト」もある。多種多彩なアンサンブルや音楽性の隅々でマスター・サウンドの美しさを実感できるのです。

 「最高の音で名盤を愉しむ」……シンプルでありながら、無限とも言える深い深い望み。究極のサウンドはどんなものか、そこに残されているのか。世界中のマニアがあらゆる知恵と努力と好奇心を駆使して探し求めてきました。本作は、その探求の旅がたどり着いた『原子心母』編なのです。劣化マスターが使用された公式CD群は元より、1stプレスLPでさえ届かない「溝になる前のマスター・サウンド」。
 どうぞ、永久保存プレスCDで心ゆくまで、いつまでもお楽しみください。

 ★これは凄いです。独自ルートでもたらされた“FLAT TRANSFER MASTER”をCD化。カッティング工程前の一度も物理的な溝に変換されていないマスター・テープで、イコライジングもリミッターも施されていない真なるナチュラル・サウンド。『原子心母』は初CD化の時点でマスター劣化が見られましたが、本作は「劣化前の音」を保持しており、ぶ厚いオーケストレーションの中でも1音1音の輪郭が鮮やかで、効果音も現実感たっぷり。あらゆる公式CDよりも高音質な『原子心母』です。』

Atom Heart Mother : Flat Transfer (Sigma 262)
 

   1. Atom Heart Mother
   2. If
   3. Summer '68
   4. Fat Old Sun
   5. Alan's Psychedelic Breakfast
   TOTAL TIME (52:03)

 ※) オフィシャル音源なので,ブロックされ削除を余儀なくされる可能性がありますが,悪しからず.

 Atom Heart Mother
 
 Fat Old Sun
 

 [Mobile Fidelity CD]
 Atom Heart Mother
 
 Fat Old Sun
 

[参考]




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#2020-11-10