Led Zeppelin ー Houses Of The Holy : RL CUT（Gift）

　商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして，また掟破りというかコアなアイテムが登場しました．
　最近，このようなオフィシャル系のギフト・アイテムが増えましたね．

　今回はレッド・ツェッペリン（Led Zeppelin）の 5th アルバムで 1973年3月にリリースされた『 Houses Of The Holy （聖なる館）』の UK オリジナル LP（Atlantic K50014）をトランスファーしたもので，この盤はロバート・ラディッグ（：Robert Ludwig）がカッティングしたことを示す「 RL 」刻印が押されているようです．
　そうロバート・ラディッグ（：Robert Ludwig）といえば彼がカッティングした，レッド・ツェッペリンの 2nd アルバムは音の質感が別物で，過去ギフト・アイテムとして登場し好評を博すと共に，その後に商品化されたことは割と記憶に新しいところです．
　本盤は，2nd アルバムのカッティングと比較するとカッティング・レベルが高く無いので，2nd アルバムのような質感では無いのですが，アナログらしく太く柔らかな暖かい音で収録されています．

　因みに本ギフト・アイテムは 2015年春（3月末か4月初）に，ギフト・アイテムとして一度登場しているようですが，私的には持っていなかったので，今回入手したものです．

　メーカー情報では
　『今回ご紹介するのは1973年3月に発売され全英・全米チャート共にナンバー1に輝いた、Zepの5thアルバムである「Houses of the Holy」のUKオリジナル盤です。
　本アルバムからの曲は72年10月に行われた2度目の来日公演では新曲として何曲かが演奏されました。また"The Song Remains The Same"には"The Overture"との仮題タイトルがあったことはファンには知られたエピソードです。また前年9月の初来日公演では発売直前の”Ⅳ”からの曲が新曲として演奏されています。2度行われた日本公演がどちらも新曲を披露するライブだったのは今となっては感慨深い出来事です。
　さて、この”Houses of the Holy”のUKオリジナル盤はラベルにはWマークナシ、カタログナンバーはK規格かつマトリックス部分はA面が”A2 STERLING RL”、B面が”B2 STERLING RL”との刻印があるデイスクが初回盤とされています（この作品も前作同様にUS盤と同じスタンパーを使用しているものと思われます）。そう”RL”刻印があるということはUSオリジナル盤”Ⅱ”と同じくあのBob Ludwigによってカッテングされたものなのです。

　同じ人物によるカッテングですが、”Ⅱ”との音の違いは明らかです。まずは音圧ですが”Ⅱ”とは違いとくにカッテングレベルが高いとは言えません。しかしこのアルバムのバラエティー豊かな内容からすればうなずけることでしょう。大迫力のサウンドと言うよりもまろやかで暖かい音というのが正しい表現かもしれません。もっとわかりやすくお伝えするとすれば音圧に頼らずに低音が心地よく聴こえる音とでも言ったほうが正しいのかもしれません。アナログファン風にお伝えするのであればMFSLの高音質盤に近い感じの音と言ったところでしょうか。

　またWマークアリの再発盤にはA1 PORKYやB1 PECKO と言ったマトリックスにGeorge Peckhamの刻印があるものもあり、再発盤なのに何故マトリックス1があるのだろう？と言うコレクター泣かせの謎もあります。もちろん今回もUKオリジナル盤であることを重視して、A2 STERLING RL/B2 STERLING RLとの刻印があるコンディションもエクセレントなUK盤デイスクを使用しています。ぜひこの機会にUKオリジナル盤”Houses of the Holy”をオリジナル盤ならではの極上の音をお楽しみください！』

Houses Of The Holy : RL CUT （Gift CDR）
　

　Taken From UK Original LP Atlantic K50014

　　1 The Song Remains The Same
　　2 The Rain Song
　　3 Over The Hills And Far Away
　　4 The Crunge
　　5 Dancing Days
　　6 D'yer Mak'er
　　7 No Quarter
　　8 The Ocean
　　TOTAL TIME (41:36)

　※）オフィシャル音源なので貼り付けはしませんが素晴らしい音です！　