1973年3月にリリースされ,ロングセラーのギネス記録を打ち立てた,ピンク・フロイド 8作目のアルバム 『 The Dark Side Of The Moon (狂気) 』 は,1972年1月20日英国はブライトンの ザ・ドーム公演にて,初めてプロト・タイプが披露されました.
この初演は,残念ながら音響機器故障の関係から "Money" で演奏が中断され完奏はできなかったのですが,その後1年弱かけて,その形を整えていきました.
本作は,11月から開始される欧州ツアーのウォーム・アップ・ギグ的に行われた 1972年10月21日英国はロンドンのエンパイヤ・プール公演に続き,1972年11月10日デンマークはコペンハーゲンの KBハレン公演から12月10日フランスはリヨンのパレス・デ・スポーツ公演まで行われた,この年最後の欧州ツアーから,ツアー最終日の12月10日のフランスはリヨンのパレス・デ・スポーツ公演のオーディエンス音源を収録した 『 Lyon Reel (Sigma 229) 』
公演時期を考えれば,1月の 「 The Drak Side Of The Moon 」 プロト・タイプ初演から 1年弱試行を繰り返して迎えた最終公演であり,ある意味完成形といえます.
既発では 2007年4月末に
Siréneレーベルよりリリースされた『 End & Aim (Siréne-244) 』 がありますが,私的に所有していないので残念ながら比較はできませんが,音像は近く各パートの音もクリアです.若干歪む感のある個所もありますが,高音質な音源と言えますし,生々しい音で収録されており,この日の決定盤と言えるのでしょう.
メーカー情報では
『 ピンク・フロイド1972年のフランス・リヨン公演に衝撃のアッパー音源が登場!!
2007年リリース時、1st Genを使用した事でこれ以上は無いと思われていたソースが、予想外のところから発掘されたリール・テープで覆ります!!
1972年12月10日、フランス・リヨン。
御存知の通りこの日は世界初演から約11ヶ月間に渡ってテスト演奏をし続けてきた"試作版の「THE DARK SIDE OF THE MOON」"が最終演奏となった公演日であり、またこの公演をもって72年に組まれていたライブ活動が全て終了した節目の日でもありました。
72年のフロイドにとってはそれこそ"その年の総決算"とも言える重要な一日であった訳ですが、音源史的に遡るとこの日の録音は一昔前までテープトレーダー間にさほど音質の良いものが流通していなかった事もあり、正当な評価が下し難い状況が続いていたという歴史があります。
状況が一変したのは2007年初頭、それまで流通していた凡庸なB級録音を一瞬で吹き飛ばす1st Gen音源が突如ネット公開され、これを機に注目度が一気に跳ね上がりました。この時の1st Gen音源を世界最速でプレス音盤化したものが2007年4月リリースの『END & AIM: LYON 1972 (Sirene-244)』だった訳ですが、このタイトルの登場によって72年を締め括るこのリヨン公演がようやく正当な評価を得たと言っても過言では無かったでしょう。ただこの2007年時のソースは、第二部となるショウ後半は曲間のサウンドチェック部も含めノーカット収録しており問題が無かったものの、肝心カナメとなる第一部・ショウ前半「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終演奏については「Us And Them」の3:57付近でマスターに起因するノイズ発生があったり、「Any Colour You Like」の3:17、3:32付近ではテープ・フリップの様にキュルッと音が数秒間途切れる不快なシーンが存在するなど、1st Genながらも品質的にはパーフェクトとは言い難い側面を持っていました。
その状況に一石を投じる報せが入ったのは今年2019年の春先。
とあるファンが海外のネットオークション・サイトで1本の古いスコッチの7インチリール・テープを発見。
そのリールの中身が書かれたインフォにはA面にスペンサー・デイヴィス・グループのテレビ音源、そしてB面にはピンク・フロイドの72年リヨン公演とあったのです。海外のフロイドファンは寄付を募りリールをオークションで落札。再生してみると、2007年公開の1st Genテープと同一のソースながらも明らかにそれを上回るマスター・レベルの音質で収録されており、しかも驚くべき事にそこには2007年ソースに存在していた「Any Colour You Like」の途中で音が切れる2箇所のカットポイントが無く(!!!)、更には冒頭「Speak To Me」も約30秒ほど手前から収録された最長版(!!!!!)でもあったのです!
まさに聴けば聴くほどサウンドのアッパー感がそこかしこで感じられる大発掘のリール・テープだった訳ですが、ネット上に公開されたリールの原音には「Breathe (Reprise)」や「Us And Them」の途中で僅かに音が乱れるという2007年版ソースには無かった独自の横顔が確認出来るなど、どういった経路でこのリールに音が残されたのか聴き手に想像を掻き立ててくるミステリアスさが備わっている点もまた魅力でした。ただそうした難アリの箇所はイコライジング調整や2007年版ソースのデジタル・パッチで充分補えるものでしたから、これをマスターにして補完するところをパーフェクト・トリートメントすれば音質過去最高にして最長収録、しかも公開音源を超えるクオリティを持った72年リヨン音源が誕生する筈。
...そう、これを世界最速でプレス盤2枚組で音盤化したものがこのSigma最新作、あの「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終演奏も史上初めて音抜けの無い完全な姿で甦る、アッパー感満点の72年リヨンなのです!!
明らかな上位音質による驚きの更新感は、ディスク冒頭からシーン最長録音という嬉しいトピックで幕を開けます。
その「Speak To Me」は2007年版ソース(=Sirene-244)より約30秒も手前から収録が始まっており、動悸音の立ち上がりと周囲のざわめきに生々しい当日ドキュメンタリーの格差を感じられるのです。
やがて「Breathe」が始まるとリール・テープならではのキレの良いタフな演奏音とレンジの拡がり、また透明感向上にも目を見張るものがあり、その眩しいサウンド・コントラストが既にSirene-244を凌駕している事を実感させてくれるでしょう。
そしてこの日一番とも言える聴きどころが何と言っても「On The Run」です。御存知の通り、他日の演奏ではまず聴けないこのドライヴ感満点の長尺なジャム合戦も過去最強の高解像マッシヴ・サウンドで展開するのですからたまりませんし、試作版の最終演奏で見せたこの曲の可能性がこれほど良い状態で聴ける事に必ずや深い感銘を受ける筈です。
「Time」も低域で豊かなハーモニーを創出している様子が間近な明瞭音で迫り、2:23~28付近で突然起こるリック側のマイク不調(※数秒間だけ音が遠くなる)もますます生々しいドキュメンタリー音像で愉しみ戴けます。
「Breathe(Reprise)」は00:26~34付近でリール・テープの劣化による音質不良シーンがあったのですが、これはSirene-244盤の同箇所でパーフェクト補填し、聴感上の違和感を完全解決しています。
また「Us And Them」も原音はテープの劣化によって音が荒れるシーンが散発していましたが、これもSigma専属のエンジニアによる匠の技術で完全なる修復に成功しました(※恐らくこうメモしなければ、これが原音の姿と思われそうなほど自然な仕上がりです)。
そして9分を上回る最長演奏が愉しめる「Any Colour You Like」では驚きの瞬間が待ち受けています。そう、このリール音源には2007年版ソース(=Sirene-244)にあった2箇所のブツ切れシーンが存在せず、演奏音が全く途切れずに残されているのです。序盤から中盤に掛けて至近距離で朗々と奏で続けているロマンチックなギターの調べもこれまでより次元の高い知の興奮へ誘ってくれますし、その抑揚感に包まれながら「Eclipse」が終演した時、聴き手はこの72年最終公演の第一部を初めてパーフェクトに聴き終えたという深い充足感を得るに違いありません。
それはまさに身を焦がされるほどの音楽的な恍惚感が何度も待ち受けるダークサイド・セットであり、どの曲もこれまでSirene-244で接してきたものとは桁違いに手応えあるものとなっていますので、是非活目してお聴き戴きたいと思います。
第2部もSirene-244を凌駕する素晴らしいリール・サウンドで満たされます。トラック(1)のチューニング・シーンで既に分かりますが、Sirene-244では直接過ぎて音が若干割れていた音像が聴き易い自然なサウンドとなっており、これまで以上に細かいチェック音までが聴こえるのです。
「One Of These Days」で体験出来る屈強なサウンドも、耳にする誰もが未知の興奮で身を震わせること確実でしょう。低音域が深いだけでなく、その低音の動きの中で何が起こっているのかが更によく掴める点もこの2019年版リール・ソースの大きなトピックとなっており、本演奏の音楽的理解力も飛躍的に高めてくれるのです。
「Careful with that Axe, Eugene」はサウンドの拡がりと伸びを最高値で実感出来るシーンです。この時期ならではのロジャーによる詩の朗読の様なシーンも、そのアジテーションの後ろで鳴り響く不気味な音とのコラージュが過去最高のインパクトある音像で飛び出し、彼らがこの夜に展開させた12分超えのサウンド・ドラマがますますリアルな衝撃となって私達を飲み込んできます。終演後に再び入るチューニング・シーンも各楽器の音色に艶と厚みが感じられますし、「Echoes」の序盤導入部ではそうした各楽器が放つ音の質感がSirene-244を更新する聴き易さで登場、音割れとノイズが酷かった後半部分もマスターが吸い込んでいた生音のリアルさはそのままに、より聴き易いアッパー・サウンドで聴き通せるのです。
確かに、この2019年版リール・ソースが一体どういった経緯で録音されて現在に残っていたのか、その出自の経緯も正確なジェネレーションも現時点では判りません。恐らくこれがマスターでは無いと思われますが、それに近いリール・トゥ・リールによるマスター・クローンである可能性は考えられますし、1st Genだったとしてもそれぞれ別の日時・グレードの違う別のテープ、そして別の人物に宛ててその都度マスターからコピーされた"条件違いの第一世代"とも考えられるでしょう。いずれにせよ2007年版ソースよりも明確に音質が良く・長尺であるというアドヴァンテージは聴き手に桁違いの鋭いヴィジョンを焼き付けてくれますし、研究素材としてもこれまで以上に深い知見と解答を与えてくれる72年最終公演となっています。伝えられるべき情報が欠落せず、予想以上のクオリティで届けられる72年最後の音と知の熱放射を今週末、是非御体験下さい!!! 』
Lyon Reel (Sigma 229)

Live At Palais des Sports,Lyon,FRANCE 10th December 1972

Disc 1
[The Dark Side Of The Moon]
1. Speak To Me
2. Breathe
3. On The Run
4. Time
5. Breathe (Reprise)
6. The Great Gig In The Sky
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
TOTAL TIME (50:58)
Disc 2
1. Tunings
2. One Of These Days
3. Tunings
4. Careful With That Axe, Eugene
5. Tunings
6. Echoes
TOTAL TIME (51:33)
Breathe
Any Colour You Like
One Of These Days
本商品には同日の 8ミリ映像 を収録した『 Lyon 1972 8mm Film (Special Bonus DVDR) 』が特別に付属しています.
因みに本ボーナス・アイテムは リリース週の週末のみの限定企画のようで,5月14日にリリース告知なので既に付属はしていません.
元となっているのは,昨年の 2月央に Joseph Kolmansky氏がトランスファーし,フロイド専門のサイトにアップしたもので,過去のブログ記事 『 Lyon 1972-12-10 - 8mm Film 』 でも取り上げていますので,ご興味ある方は参照してみて下さい.
メーカー情報では
『7インチリール・テープにより、生まれ変わった1972年リヨン公演。本編プレス2CDは「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終夜を最長・最高峰で体験できる至高のライヴアルバムです。
しかし、このショウの新発掘はその7インチリールだけではありませんでした。本作は、本編プレス2CDの映像編とも言うべき1枚なのです。
そんな本作の元になっているのは、1972年12月10日に撮影された8ミリ・フィルム。これもまた、ごく最近になって発掘されたもの。近年では、70年代ロックの8ミリ映像が数多く発見されていますが、これもまたその1つです。
発掘されたフィルムは多くの8ミリ映像と同じく、1つひとつは数十秒ほどの短い細切れのサイレント映像。しかし、本作はそのままではありません。海外のコア・マニアがフィルムを集成し、その映像から演奏曲を解析。同日のオーディエンス録音をシンクロさせて現場を再現しているのです。
結果、誕生したのは約2分のライヴ映像なのですが、これが実に美しい。フィルムの保存状態がよほど良かったのか、変色もヨレもノイズもほとんどなく、赤や紫の幻想的な照明が4人の姿を浮かび上がらせる。しかも、猛烈に近い。当時の8ミリ撮影は会場のアチコチに移動しながら撮影する事も多いのですが、この映像はやや右寄りのステージ直下(カメラ・ピット?)から撮影されており、見上げたアングルで映し出されるメンバーの姿はすぐ目の前。ドラムキットのスキマから覗くニックのスティックさばきもハッキリと分かるのです(某有名動画サイトでも観られますが、本作は元ソースによる更なるハイクオリティ版です)。
しかも、それが「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」パートだから嬉しい。先述の通り、数十秒の細切れ映像を繋いでいるわけですが、その撮影曲は冒頭の「Speak To Me」「Breathe」「On The Run」。歴史的な最終夜が一致どんなステージで、どんなムードの中で演奏されていたのか。これまでライヴアルバムから想像するしかなかった動く光景を、フルカラーで体験できるのです。
まさに百聞を超える一見をくれる映像作品です。いかにハイクオリティとは言っても約2分。些かマニアックでもあるので週末限定のボーナス・タイトルですが、だからこそマニアには絶対不可避。歴史的な「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終演奏を目で観るチャンス、ぜひお見逃しなく。』
Lyon 1972 8mm Film (Special Bonus DVDR)

Live At Palais des Sports,Lyon,FRANCE 10th December 1972
COLOUR NTSC Approx.2min.

Speak To Me
- Breathe
- On The Run
収録されている映像
[参考]
End & Aim (Siréne-244)




1972 Tour Date
January
20 The Dome, Brighton, UK (DSOTM Premiere)
21 Guildhall, Portsmouth, UK
22 Winter Gardens, Bournemouth, UK
23 Guildhall, Southampton, England
27 City Hall, Newcastle-Upon-Tyne, UK
28 City Hall, Leeds, UK
February
03 Lanchester Polytechnic College Arts Festival,Locarno Ballroom,Coventry,UK
05 Colston Hall,Bristol,UK
06 ABC Cinema,Plymouth,UK
[Cancelled]
10 De Montfort Hall,Leicester,UK
11 Free Trade Hall,Manchester,UK
12 City (Oval) Hall,Sheffield,UK
13 The Empire Theatre,Liverpool,UK
17 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
[Press Launch Of DSOTM]
18 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
19 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
20 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
March
06 Tokyo-To Taiikukan,Tokyo,Japan
07 Tokyo-To Taiikukan,Tokyo,Japan
08 Festival Hall,Osaka,Japan
09 Festival Hall,Osaka,Japan
10 Dai-Sho-Gun Furitsu Taiikukan,Kyoto,Japan
11 Kenmin Hall,Yokohama,Japan
[Cancelled]
13 Nakajima Sports Center,Sapporo,Japan
29 Free Trade Hall,Manchester,UK
30 Free Trade Hall,Manchester,UK
April
14 Fort Homer Hesterly Armory Auditorium,Tampa,FL,USA
15 Pirates Cove,Pirates World Amusement Park,Dania,Hollywood,FL,USA
[Rescheduled To The Sportatorium]
15 The Sportatorium,Hollywood,FL,USA
16 Township Auditorium,Columbia,SC,USA
18 Symphony Hall,Atlanta Memorial Arts Center,Atlanta,GA,USA
20 The Syria Mosque Theater,Pittsburgh,PA,USA
21 Lyric Theater,Baltimore,MD,USA
22 Civic Theater,Akron,OH,USA
23 Music Hall,Cincinnati,OH,USA
24 Sports Arena,Toledo,OH,USA
[Rescheduled To Cleveland]
24 Allen Theatre,Cleveland,OH,USA
26 Ford Auditorium,Detroit,MI,USA
27 Ford Auditorium,Detroit,MI,USA
28 The Auditorium Theater,Chicago,IL,USA
29 Spectrum Theater,Philadelphia,PA,USA
30 Massey Hall,Toronto,Ontario,CANADA
[Cancelled]
May
01 Carnegie Hall,New York City,NY,USA
02 Carnegie Hall,New York City,NY,USA
03 Concert Hall,John F Kennedy Center for Performing Arts,Washington,Washington DC,USA
04 Music Hall,Boston,MA,USA
06 Franklin-Marshall College,Lancaster,PA,USA
[Cancelled]
07 Spectrum Theater,Philadelphia,PA,USA
[Rescheduled to 29 April]
18 Deutschlandhalle,Berlin,GERMANY
21 2nd British Rock Meeting,Friesenheimer Grün,Mannheim,GERMANY
[Rescheduled To Germerscheim]
21 2nd British Rock Meeting,Insel Grun,Germersheim,GERMANY
22 Amsterdam Rock Circus,Olympisch Stadium,Amsterdam,The NETHERLANDS
June
23 Bièvres Festival,Bièvre,FRANCE
[Cancelled]
28 The Dome,Brighton,Sussex,UK
29 The Dome,Brighton,Sussex,UK
[Sound Of The City 1964-73, Film]
August
26 Arena Pop Festival,Arena di Verona,Verona,ITALY
[Cancelled]
September
08 Municipal Auditorium,Austin,TX,USA
09 Music Hall,Houston,TX,USA
10 McFarlin Auditorium,Southern Methodist University,Dallas,TX,USA
11 Community Center Arena,Tuscon,AZ,USA
[Rescheduled to 15 September]
11 Memorial Hall,Kansas City,KS,USA
12 Civic Center Music Hall,Oklahoma City,OK,USA
13 Henry Levitt Arena,Wichita,KS,USA
15 Community Center Arena,Tuscon,AZ,USA
16 Golden Hall, Community Concourse,San Diego,CA,USA
17 Big Surf, Tempe,AZ,USA
19 University of Denver Arena,Denver,CO,USA
22 Hollywood Bowl,Los Angeles,CA,USA
23 Santa Clara Fairgrounds,San Jose,CA,USA
[Rescheduled To San Francisco]
23 Winterland Auditorium,San Francisco,CA,USA
24 Winterland Auditorium,San Francisco,CA,USA
27 Gardens Arena, Vancouver,BC,CANADA
28 Memorial Coliseum,Portland,OR,USA
29 Seattle Arena,Seattle,WA,USA
[Rescheduled To University Of Washington]
29 Hec Edmundson Pavilion,University of Washington,Seattle,WA,USA
30 Vancouver Gardens Arena,Vancouver,BC,CANADA
[Two Shows]
October
21 Empire Pool,Wembley,London,UK
November
10 KB Hallen,Copenhagen,DENMARK
11 KB Hallen,Copenhagen,DENMARK
12 Ernst Merck Halle,Hamburg,GERMANY
14 Philipshalle,Dusseldorf,GERMANY
15 Sporthalle,Boblingen,GERMANY
16 Festhalle,Frankfurt,GERMANY
17 Festhalle,Frankfurt,GERMANY
22 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
23 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
24 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
25 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
26 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
28 Palais des Sports,Toulouse,FRANCE
29 Les Arènas,Parc des Expositions,Poitiers,FRANCE
December
01 Centre Sportif,Ile des Vannes,Paris,FRANCE
[RTL Radio, Live Broadcast]
02 Centre Sportif,Ile des Vannes,Paris,FRANCE
03 Parc des Expositions,Caen,FRANCE
05 Sport Palais Vorst Nationaal,Brussels,BELGUIM
07 Palais des Sports,Lille,FRANCE
08 Parc des Expositions,Nancy,FRANCE
09 Hallenstadion,Zurich,SWITZERLAND
10 Palais des Sports,Lyon,FRANCE
[関連記事]
「Lyon 1972-12-10 - 8mm Film」

「Zurich 1972 : Matrix (Sigma 212)」

「Boblingen 1972 : Stereo Matrix Edition (Sigma 211)」

「Zurich 1972 (Sigma 179)」

「Wembley 1972 2nd Night:Upgrade (Sigma 178)」

「Saint Ouen 1972:1st GEN (Gift CDR)」

「Wembley 1972 2nd Night (Sigma 115)」

「Zurich 1972:Recorder 1 (Gift CDR)」

「Brussels Affair (Sigma 114)」

「Dusseldorf 1972 (Sigma 105)」

「In Light And Sound:Humburg 1972 (Sigma 101)」

「March Of The Dambusters:Definitive Edition (Sigma 87)」

「Saint Ouen 1972 (Sigma 72)」

「Brussels Affair (Sigma 66)」

「Zurich 1972 Recorder 1 Low Generation (Gift CDR)」

「Live in Zurich 1972 (Bonus CDR)」

「Zurich 1972 (Siréne-170)」

「Berlin 1972 (Siréne-106)」

「Poitiers 1972 (Siréne-105)」

この初演は,残念ながら音響機器故障の関係から "Money" で演奏が中断され完奏はできなかったのですが,その後1年弱かけて,その形を整えていきました.
本作は,11月から開始される欧州ツアーのウォーム・アップ・ギグ的に行われた 1972年10月21日英国はロンドンのエンパイヤ・プール公演に続き,1972年11月10日デンマークはコペンハーゲンの KBハレン公演から12月10日フランスはリヨンのパレス・デ・スポーツ公演まで行われた,この年最後の欧州ツアーから,ツアー最終日の12月10日のフランスはリヨンのパレス・デ・スポーツ公演のオーディエンス音源を収録した 『 Lyon Reel (Sigma 229) 』
公演時期を考えれば,1月の 「 The Drak Side Of The Moon 」 プロト・タイプ初演から 1年弱試行を繰り返して迎えた最終公演であり,ある意味完成形といえます.
既発では 2007年4月末に
Siréneレーベルよりリリースされた『 End & Aim (Siréne-244) 』 がありますが,私的に所有していないので残念ながら比較はできませんが,音像は近く各パートの音もクリアです.若干歪む感のある個所もありますが,高音質な音源と言えますし,生々しい音で収録されており,この日の決定盤と言えるのでしょう.
メーカー情報では
『 ピンク・フロイド1972年のフランス・リヨン公演に衝撃のアッパー音源が登場!!
2007年リリース時、1st Genを使用した事でこれ以上は無いと思われていたソースが、予想外のところから発掘されたリール・テープで覆ります!!
1972年12月10日、フランス・リヨン。
御存知の通りこの日は世界初演から約11ヶ月間に渡ってテスト演奏をし続けてきた"試作版の「THE DARK SIDE OF THE MOON」"が最終演奏となった公演日であり、またこの公演をもって72年に組まれていたライブ活動が全て終了した節目の日でもありました。
72年のフロイドにとってはそれこそ"その年の総決算"とも言える重要な一日であった訳ですが、音源史的に遡るとこの日の録音は一昔前までテープトレーダー間にさほど音質の良いものが流通していなかった事もあり、正当な評価が下し難い状況が続いていたという歴史があります。
状況が一変したのは2007年初頭、それまで流通していた凡庸なB級録音を一瞬で吹き飛ばす1st Gen音源が突如ネット公開され、これを機に注目度が一気に跳ね上がりました。この時の1st Gen音源を世界最速でプレス音盤化したものが2007年4月リリースの『END & AIM: LYON 1972 (Sirene-244)』だった訳ですが、このタイトルの登場によって72年を締め括るこのリヨン公演がようやく正当な評価を得たと言っても過言では無かったでしょう。ただこの2007年時のソースは、第二部となるショウ後半は曲間のサウンドチェック部も含めノーカット収録しており問題が無かったものの、肝心カナメとなる第一部・ショウ前半「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終演奏については「Us And Them」の3:57付近でマスターに起因するノイズ発生があったり、「Any Colour You Like」の3:17、3:32付近ではテープ・フリップの様にキュルッと音が数秒間途切れる不快なシーンが存在するなど、1st Genながらも品質的にはパーフェクトとは言い難い側面を持っていました。
その状況に一石を投じる報せが入ったのは今年2019年の春先。
とあるファンが海外のネットオークション・サイトで1本の古いスコッチの7インチリール・テープを発見。
そのリールの中身が書かれたインフォにはA面にスペンサー・デイヴィス・グループのテレビ音源、そしてB面にはピンク・フロイドの72年リヨン公演とあったのです。海外のフロイドファンは寄付を募りリールをオークションで落札。再生してみると、2007年公開の1st Genテープと同一のソースながらも明らかにそれを上回るマスター・レベルの音質で収録されており、しかも驚くべき事にそこには2007年ソースに存在していた「Any Colour You Like」の途中で音が切れる2箇所のカットポイントが無く(!!!)、更には冒頭「Speak To Me」も約30秒ほど手前から収録された最長版(!!!!!)でもあったのです!
まさに聴けば聴くほどサウンドのアッパー感がそこかしこで感じられる大発掘のリール・テープだった訳ですが、ネット上に公開されたリールの原音には「Breathe (Reprise)」や「Us And Them」の途中で僅かに音が乱れるという2007年版ソースには無かった独自の横顔が確認出来るなど、どういった経路でこのリールに音が残されたのか聴き手に想像を掻き立ててくるミステリアスさが備わっている点もまた魅力でした。ただそうした難アリの箇所はイコライジング調整や2007年版ソースのデジタル・パッチで充分補えるものでしたから、これをマスターにして補完するところをパーフェクト・トリートメントすれば音質過去最高にして最長収録、しかも公開音源を超えるクオリティを持った72年リヨン音源が誕生する筈。
...そう、これを世界最速でプレス盤2枚組で音盤化したものがこのSigma最新作、あの「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終演奏も史上初めて音抜けの無い完全な姿で甦る、アッパー感満点の72年リヨンなのです!!
明らかな上位音質による驚きの更新感は、ディスク冒頭からシーン最長録音という嬉しいトピックで幕を開けます。
その「Speak To Me」は2007年版ソース(=Sirene-244)より約30秒も手前から収録が始まっており、動悸音の立ち上がりと周囲のざわめきに生々しい当日ドキュメンタリーの格差を感じられるのです。
やがて「Breathe」が始まるとリール・テープならではのキレの良いタフな演奏音とレンジの拡がり、また透明感向上にも目を見張るものがあり、その眩しいサウンド・コントラストが既にSirene-244を凌駕している事を実感させてくれるでしょう。
そしてこの日一番とも言える聴きどころが何と言っても「On The Run」です。御存知の通り、他日の演奏ではまず聴けないこのドライヴ感満点の長尺なジャム合戦も過去最強の高解像マッシヴ・サウンドで展開するのですからたまりませんし、試作版の最終演奏で見せたこの曲の可能性がこれほど良い状態で聴ける事に必ずや深い感銘を受ける筈です。
「Time」も低域で豊かなハーモニーを創出している様子が間近な明瞭音で迫り、2:23~28付近で突然起こるリック側のマイク不調(※数秒間だけ音が遠くなる)もますます生々しいドキュメンタリー音像で愉しみ戴けます。
「Breathe(Reprise)」は00:26~34付近でリール・テープの劣化による音質不良シーンがあったのですが、これはSirene-244盤の同箇所でパーフェクト補填し、聴感上の違和感を完全解決しています。
また「Us And Them」も原音はテープの劣化によって音が荒れるシーンが散発していましたが、これもSigma専属のエンジニアによる匠の技術で完全なる修復に成功しました(※恐らくこうメモしなければ、これが原音の姿と思われそうなほど自然な仕上がりです)。
そして9分を上回る最長演奏が愉しめる「Any Colour You Like」では驚きの瞬間が待ち受けています。そう、このリール音源には2007年版ソース(=Sirene-244)にあった2箇所のブツ切れシーンが存在せず、演奏音が全く途切れずに残されているのです。序盤から中盤に掛けて至近距離で朗々と奏で続けているロマンチックなギターの調べもこれまでより次元の高い知の興奮へ誘ってくれますし、その抑揚感に包まれながら「Eclipse」が終演した時、聴き手はこの72年最終公演の第一部を初めてパーフェクトに聴き終えたという深い充足感を得るに違いありません。
それはまさに身を焦がされるほどの音楽的な恍惚感が何度も待ち受けるダークサイド・セットであり、どの曲もこれまでSirene-244で接してきたものとは桁違いに手応えあるものとなっていますので、是非活目してお聴き戴きたいと思います。
第2部もSirene-244を凌駕する素晴らしいリール・サウンドで満たされます。トラック(1)のチューニング・シーンで既に分かりますが、Sirene-244では直接過ぎて音が若干割れていた音像が聴き易い自然なサウンドとなっており、これまで以上に細かいチェック音までが聴こえるのです。
「One Of These Days」で体験出来る屈強なサウンドも、耳にする誰もが未知の興奮で身を震わせること確実でしょう。低音域が深いだけでなく、その低音の動きの中で何が起こっているのかが更によく掴める点もこの2019年版リール・ソースの大きなトピックとなっており、本演奏の音楽的理解力も飛躍的に高めてくれるのです。
「Careful with that Axe, Eugene」はサウンドの拡がりと伸びを最高値で実感出来るシーンです。この時期ならではのロジャーによる詩の朗読の様なシーンも、そのアジテーションの後ろで鳴り響く不気味な音とのコラージュが過去最高のインパクトある音像で飛び出し、彼らがこの夜に展開させた12分超えのサウンド・ドラマがますますリアルな衝撃となって私達を飲み込んできます。終演後に再び入るチューニング・シーンも各楽器の音色に艶と厚みが感じられますし、「Echoes」の序盤導入部ではそうした各楽器が放つ音の質感がSirene-244を更新する聴き易さで登場、音割れとノイズが酷かった後半部分もマスターが吸い込んでいた生音のリアルさはそのままに、より聴き易いアッパー・サウンドで聴き通せるのです。
確かに、この2019年版リール・ソースが一体どういった経緯で録音されて現在に残っていたのか、その出自の経緯も正確なジェネレーションも現時点では判りません。恐らくこれがマスターでは無いと思われますが、それに近いリール・トゥ・リールによるマスター・クローンである可能性は考えられますし、1st Genだったとしてもそれぞれ別の日時・グレードの違う別のテープ、そして別の人物に宛ててその都度マスターからコピーされた"条件違いの第一世代"とも考えられるでしょう。いずれにせよ2007年版ソースよりも明確に音質が良く・長尺であるというアドヴァンテージは聴き手に桁違いの鋭いヴィジョンを焼き付けてくれますし、研究素材としてもこれまで以上に深い知見と解答を与えてくれる72年最終公演となっています。伝えられるべき情報が欠落せず、予想以上のクオリティで届けられる72年最後の音と知の熱放射を今週末、是非御体験下さい!!! 』
Lyon Reel (Sigma 229)

Live At Palais des Sports,Lyon,FRANCE 10th December 1972

Disc 1
[The Dark Side Of The Moon]
1. Speak To Me
2. Breathe
3. On The Run
4. Time
5. Breathe (Reprise)
6. The Great Gig In The Sky
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
TOTAL TIME (50:58)
Disc 2
1. Tunings
2. One Of These Days
3. Tunings
4. Careful With That Axe, Eugene
5. Tunings
6. Echoes
TOTAL TIME (51:33)
Breathe
Any Colour You Like
One Of These Days
本商品には同日の 8ミリ映像 を収録した『 Lyon 1972 8mm Film (Special Bonus DVDR) 』が特別に付属しています.
因みに本ボーナス・アイテムは リリース週の週末のみの限定企画のようで,5月14日にリリース告知なので既に付属はしていません.
元となっているのは,昨年の 2月央に Joseph Kolmansky氏がトランスファーし,フロイド専門のサイトにアップしたもので,過去のブログ記事 『 Lyon 1972-12-10 - 8mm Film 』 でも取り上げていますので,ご興味ある方は参照してみて下さい.
メーカー情報では
『7インチリール・テープにより、生まれ変わった1972年リヨン公演。本編プレス2CDは「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終夜を最長・最高峰で体験できる至高のライヴアルバムです。
しかし、このショウの新発掘はその7インチリールだけではありませんでした。本作は、本編プレス2CDの映像編とも言うべき1枚なのです。
そんな本作の元になっているのは、1972年12月10日に撮影された8ミリ・フィルム。これもまた、ごく最近になって発掘されたもの。近年では、70年代ロックの8ミリ映像が数多く発見されていますが、これもまたその1つです。
発掘されたフィルムは多くの8ミリ映像と同じく、1つひとつは数十秒ほどの短い細切れのサイレント映像。しかし、本作はそのままではありません。海外のコア・マニアがフィルムを集成し、その映像から演奏曲を解析。同日のオーディエンス録音をシンクロさせて現場を再現しているのです。
結果、誕生したのは約2分のライヴ映像なのですが、これが実に美しい。フィルムの保存状態がよほど良かったのか、変色もヨレもノイズもほとんどなく、赤や紫の幻想的な照明が4人の姿を浮かび上がらせる。しかも、猛烈に近い。当時の8ミリ撮影は会場のアチコチに移動しながら撮影する事も多いのですが、この映像はやや右寄りのステージ直下(カメラ・ピット?)から撮影されており、見上げたアングルで映し出されるメンバーの姿はすぐ目の前。ドラムキットのスキマから覗くニックのスティックさばきもハッキリと分かるのです(某有名動画サイトでも観られますが、本作は元ソースによる更なるハイクオリティ版です)。
しかも、それが「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」パートだから嬉しい。先述の通り、数十秒の細切れ映像を繋いでいるわけですが、その撮影曲は冒頭の「Speak To Me」「Breathe」「On The Run」。歴史的な最終夜が一致どんなステージで、どんなムードの中で演奏されていたのか。これまでライヴアルバムから想像するしかなかった動く光景を、フルカラーで体験できるのです。
まさに百聞を超える一見をくれる映像作品です。いかにハイクオリティとは言っても約2分。些かマニアックでもあるので週末限定のボーナス・タイトルですが、だからこそマニアには絶対不可避。歴史的な「THE DARK SIDE OF THE MOON / 試作版」の最終演奏を目で観るチャンス、ぜひお見逃しなく。』
Lyon 1972 8mm Film (Special Bonus DVDR)

Live At Palais des Sports,Lyon,FRANCE 10th December 1972
COLOUR NTSC Approx.2min.

Speak To Me
- Breathe
- On The Run
収録されている映像
[参考]
End & Aim (Siréne-244)

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1972 Tour Date
January
20 The Dome, Brighton, UK (DSOTM Premiere)
21 Guildhall, Portsmouth, UK
22 Winter Gardens, Bournemouth, UK
23 Guildhall, Southampton, England
27 City Hall, Newcastle-Upon-Tyne, UK
28 City Hall, Leeds, UK
February
03 Lanchester Polytechnic College Arts Festival,Locarno Ballroom,Coventry,UK
05 Colston Hall,Bristol,UK
06 ABC Cinema,Plymouth,UK
[Cancelled]
10 De Montfort Hall,Leicester,UK
11 Free Trade Hall,Manchester,UK
12 City (Oval) Hall,Sheffield,UK
13 The Empire Theatre,Liverpool,UK
17 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
[Press Launch Of DSOTM]
18 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
19 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
20 Rainbow Theatre,Finsbury Park,London,UK
March
06 Tokyo-To Taiikukan,Tokyo,Japan
07 Tokyo-To Taiikukan,Tokyo,Japan
08 Festival Hall,Osaka,Japan
09 Festival Hall,Osaka,Japan
10 Dai-Sho-Gun Furitsu Taiikukan,Kyoto,Japan
11 Kenmin Hall,Yokohama,Japan
[Cancelled]
13 Nakajima Sports Center,Sapporo,Japan
29 Free Trade Hall,Manchester,UK
30 Free Trade Hall,Manchester,UK
April
14 Fort Homer Hesterly Armory Auditorium,Tampa,FL,USA
15 Pirates Cove,Pirates World Amusement Park,Dania,Hollywood,FL,USA
[Rescheduled To The Sportatorium]
15 The Sportatorium,Hollywood,FL,USA
16 Township Auditorium,Columbia,SC,USA
18 Symphony Hall,Atlanta Memorial Arts Center,Atlanta,GA,USA
20 The Syria Mosque Theater,Pittsburgh,PA,USA
21 Lyric Theater,Baltimore,MD,USA
22 Civic Theater,Akron,OH,USA
23 Music Hall,Cincinnati,OH,USA
24 Sports Arena,Toledo,OH,USA
[Rescheduled To Cleveland]
24 Allen Theatre,Cleveland,OH,USA
26 Ford Auditorium,Detroit,MI,USA
27 Ford Auditorium,Detroit,MI,USA
28 The Auditorium Theater,Chicago,IL,USA
29 Spectrum Theater,Philadelphia,PA,USA
30 Massey Hall,Toronto,Ontario,CANADA
[Cancelled]
May
01 Carnegie Hall,New York City,NY,USA
02 Carnegie Hall,New York City,NY,USA
03 Concert Hall,John F Kennedy Center for Performing Arts,Washington,Washington DC,USA
04 Music Hall,Boston,MA,USA
06 Franklin-Marshall College,Lancaster,PA,USA
[Cancelled]
07 Spectrum Theater,Philadelphia,PA,USA
[Rescheduled to 29 April]
18 Deutschlandhalle,Berlin,GERMANY
21 2nd British Rock Meeting,Friesenheimer Grün,Mannheim,GERMANY
[Rescheduled To Germerscheim]
21 2nd British Rock Meeting,Insel Grun,Germersheim,GERMANY
22 Amsterdam Rock Circus,Olympisch Stadium,Amsterdam,The NETHERLANDS
June
23 Bièvres Festival,Bièvre,FRANCE
[Cancelled]
28 The Dome,Brighton,Sussex,UK
29 The Dome,Brighton,Sussex,UK
[Sound Of The City 1964-73, Film]
August
26 Arena Pop Festival,Arena di Verona,Verona,ITALY
[Cancelled]
September
08 Municipal Auditorium,Austin,TX,USA
09 Music Hall,Houston,TX,USA
10 McFarlin Auditorium,Southern Methodist University,Dallas,TX,USA
11 Community Center Arena,Tuscon,AZ,USA
[Rescheduled to 15 September]
11 Memorial Hall,Kansas City,KS,USA
12 Civic Center Music Hall,Oklahoma City,OK,USA
13 Henry Levitt Arena,Wichita,KS,USA
15 Community Center Arena,Tuscon,AZ,USA
16 Golden Hall, Community Concourse,San Diego,CA,USA
17 Big Surf, Tempe,AZ,USA
19 University of Denver Arena,Denver,CO,USA
22 Hollywood Bowl,Los Angeles,CA,USA
23 Santa Clara Fairgrounds,San Jose,CA,USA
[Rescheduled To San Francisco]
23 Winterland Auditorium,San Francisco,CA,USA
24 Winterland Auditorium,San Francisco,CA,USA
27 Gardens Arena, Vancouver,BC,CANADA
28 Memorial Coliseum,Portland,OR,USA
29 Seattle Arena,Seattle,WA,USA
[Rescheduled To University Of Washington]
29 Hec Edmundson Pavilion,University of Washington,Seattle,WA,USA
30 Vancouver Gardens Arena,Vancouver,BC,CANADA
[Two Shows]
October
21 Empire Pool,Wembley,London,UK
November
10 KB Hallen,Copenhagen,DENMARK
11 KB Hallen,Copenhagen,DENMARK
12 Ernst Merck Halle,Hamburg,GERMANY
14 Philipshalle,Dusseldorf,GERMANY
15 Sporthalle,Boblingen,GERMANY
16 Festhalle,Frankfurt,GERMANY
17 Festhalle,Frankfurt,GERMANY
22 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
23 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
24 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
25 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
26 Roland Petit Ballet,Salle Valliers,Marseilles,FRANCE
28 Palais des Sports,Toulouse,FRANCE
29 Les Arènas,Parc des Expositions,Poitiers,FRANCE
December
01 Centre Sportif,Ile des Vannes,Paris,FRANCE
[RTL Radio, Live Broadcast]
02 Centre Sportif,Ile des Vannes,Paris,FRANCE
03 Parc des Expositions,Caen,FRANCE
05 Sport Palais Vorst Nationaal,Brussels,BELGUIM
07 Palais des Sports,Lille,FRANCE
08 Parc des Expositions,Nancy,FRANCE
09 Hallenstadion,Zurich,SWITZERLAND
10 Palais des Sports,Lyon,FRANCE
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「Poitiers 1972 (Siréne-105)」
