セリカLBターボGr.5(前編・メイキング) | ワイリーガレージQ

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私の趣味であるチョロQのコレクションとカスタムをメインに
その他おもちゃなどを紹介するのブログです。

約束通り今日はコチラを紹介

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「セリカLBターボGr.5」

ドイツツーリングカー選手権で活躍した
グループ5のレーシングカー仕様です。

チョロQ学園改造コンテストに投稿して
すでに掲載されているので
今回は珍しくメイキングの方から
順を追って紹介したいと思います。

とりあえずこの車を作ろうと思ったjのは
私の世代ではタミヤのプラモデルの
影響ですごく印象に残ってる車でして
チョロQzeroではスカシルの次のレーシングカー枠で
熱望していた一台でした。

ところが第二弾からレーシングカー枠は消えて
発売されることはありませんでした。
しかしながら元車のセリカLBは発売されたので
これをベースにいつかレーシングカーに改造してやりたいと
思っていて温めていたネタでした。

「出さぬなら 作ってしまおう ホトトギス(byワイリー)」
なチャレンジ精神です(笑)

という訳で売切れる前に入手していたベース車がこちらです

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「セリカLB 2000GT【白】」
どうせ塗装を落としてパテ盛りまくりになるのは解ってましたが
白の方が作業が楽ですからね(特に塗装落としが)。

今回実車のLBターボが市販車を分解して

jissya

こんな感じで外装を組み上げられていたので
それを踏襲してzeroのLBを芯に外装をパテ盛りしてを
作り方として実車を踏襲して作ってみようと思いました。

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phase1
初期加工した後の姿です。


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とりあえず塗装を落とし一部加工しています。

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とりあえずグリル部はライトを残してブチ抜き
ボンネットのダクトは形状が違うので
こちらもブチ抜いてフィンをつける下準備をしています。

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テールは実は一番の問題でしてランプが
さっきの実車写真を見ても判る様に
zeroのバナナテールランプで無く
後期型の3灯ランプモデルがベース車になっています。

なのでここを手を抜く訳にはいかず
単純な造形ながら一応3連ランプに作り直しています。

ここは手を入れずに済むと思ってたので
しょっぱなから誤算でした。

そして

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phase2
実は色々弄ったあとだから2以降だと思いますが
紹介としては便宜上2で(笑)

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エポパテとプラバンで外装エアロパーツが組まれて
かなりワイドになりました。

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大まかにスタイルを肉盛りしているので
この時点ではまだまだワイドな感じです。
この後細かいヤスリがけによって
STD企画に相応しいサイズにシェイプアップする事となります。

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後ろがさらににワイドです。
一応実車でもフロントのエアロよりさらに幅広になってますからね。

そのままのテールの外に横に空間を挟んだ上に
エアロパーツが付いているのを再現していますからね。
なので本来のテール部分の造形部は
少しだけ端を削ってスリム化はしています。

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横から見ると外装がよく判ります。
特にフロントのカーブラインの再現が難しく苦労しました。
あとこの状態でもまだ長いのですが
フロントの長さの塩梅も苦労しました。

あんまり長いとSTDサイズらしくなくGTチョロQ風になるし
逆に短いと実車の雰囲気がでないんですよね~。

実車だとフロントタイヤの上の部分のボディが凄く薄く
zeroのベース車だと凄く厚くてイメージと違い過ぎるので
フロントのみ車高を凄く落として前傾姿勢にする事で対処して
イメージに近づけています。

zeroの製品に対するアンチテーゼとして
パンサーエンジンに載せ替えてます。

後で判った事なんですが前傾姿勢にした事により
窓を装着するとデフォで積まれていたエンジンだと
窓に干渉してボディを装着する事が出来ませんでした。
パンサーエンジンしてて良かった~。

この後改修を繰り返しながら
塗装前の最終形態のこちらとなりました。

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phase3
遂に造形が仕上がりました。
最終形態なので細かいパーツも装着済みです。

サフ吹き前に造形を確認したかったので
スカイブルーを塗って落としているので
ところどころスカイブルーになっています。

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オールプラバンでウイングを制作。
やっぱりこれが付くと締まりますし
全体のバランスが良くなりますね。

実車通りハッチの分割線に側面をマウントしているので
ちょっと幅広な感じです。

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ボンネット自体も大分削って薄くしています。
これで余計にローダウンして見えます。

左右のフィンの中側にある上下差のあるラインも
一応造形してみました。
幅も削っており、側面はまっすぐでは無く
タイヤの周りが微妙に膨らんだラインにしてあります。

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最終的にはこんなバランスになりました。
phaze2よりボンネットが薄く、フロントが短くなりました。

サイドの底板と後方側面は見て通りプラバンで再現しています。
ウイングはもっと大きくて良かったのですが
控え目にしておきました。


この後白サフを吹いて造形を再確認して
塗装に入ったのですが青の色味が難しく
最初紺寄りの色を調合したのを塗ってたんですが
重ね塗りをすると凄く暗い色になってしまいました。

ちょっとこれはイメージと違うと思い
年末の忙しい最中近所のタムタムへ走り
Mr.カラーGXのスージーブルーを
買ってきてそのまま塗りました。

ちょっと色味が明るい気もしましたが
最初よりはこっちの方がしっくりきましたね。

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これがデカール前の塗装終了時の姿です。
ロゴがないのでまるでちびっこみたい。

ちなみにボンネットの白い部分のラインは
ジャストフィットできるデカールを作る方が大変なので
黄色と赤をフリーハンドで塗っています。

この後デカールを貼って
フロントのライトカバーを付けたら
遂に完成です。

kansei
完成品の詳細レビューは
次回の後編で紹介します。