セリカLBターボGr.5(後編・レビュー) | ワイリーガレージQ

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私の趣味であるチョロQのコレクションとカスタムをメインに
その他おもちゃなどを紹介するのブログです。

今日は後編という事でいよいよ
完成品の詳細をレビューします。

01
「セリカLBターボGr.5」
マーキングが付くと一気に見違えますね~。

LBターボのカラーリングは1977年仕様の青と
1978年仕様の赤白のカラーがあるのですが
今回は1977仕様の青をチョイスしました。

タミヤのプラモデルがこのカラーでしたから
作るならやっぱこの色ですよね。

02
この当時のレーシングカーって
意外とマーキングが少な目でシンプルなんですよね。

マーキングはミラクルデカールのホワイトで作成。
いつもの様にデカールの上からボディ色をレタッチする
手法で仕上げてします・

マーキングはネットである程度は揃えていたのですが
何分解像度が低かったんですよね。

そこでGTおじさんがセリカLBターボの
イラストを描かれていたので
イラストを描くときに使用したロゴデータが無いか
問い合わせたところ快くデータを送って下さいました。

03
マスクはこんな感じに仕上がりました。

ライトは元の4連のヘッドライトとそのまま残して
透明プラバンで作ったカバーを付けています。
この手法はチョロQらしくないリアルなミニカー的アプローチで
チョロQらしくないのでちょっと躊躇しました。

仮に製品化されたとしたら、カバーの造形だけして
銀をベタ塗りというのが一番ありえそうで
ベターな選択なのかもしれないけど
やっぱり4連ライトが特徴的だし
せっかくの元の造形を活かしたいという思いもあって
あえてリアルな表現で再現しました。

ちびっこチョロQみたいに4連ライトで
カバーを付けないという選択肢もあったんだけど
ここまできたら透明カバーを付けたいですからね~。

ちなみに公開済みの写真では判らないだろうけど

04
実はグリルの中には四角形のダクトが
並んでる造形を再現しています。
秘かなこだわりポイントです。

05
上からみても映えますね。
ボンネットの造形も苦労したので上手出来て良かったです。

サイドのラインが微かにタイヤの部分が膨らむ曲線を
出せたのがこの角度からは判り易いと思います。

06
リアはこんな感じで新規造形したテールランプのフチと
モール部の銀をちゃんと色挿ししておきました。

コインコルダ―シールはGTおじさんの描かれた
LBターボのイラストを使用。
A品番には車のイラストが描かれたものもあったので
そのオマージュだったりします。

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特徴的なリアウイングはオールプラバン製。

実車のウイングはいろんな仕様がありまして
もっと羽が後ろに配置されているのもあったのですが
まとまりを考えてシンプルなものにしました。

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付け根は実車通りハッチの開口部にあわせています。

実車だとウイングの幅が狭く小っちゃい印象なんですが
ベースのzeroの窓部が結構横幅広く大きい造形だったので
そこに引っ張られた造形になりました。

ちなみにウイング付け根外の左右にあるダクトは
左右幅が違うのを再現しています。

09
特に長さ的にサイドのバランスを取るのが
一番難しかったんですがこんな感じに
なんとかSTDサイズらしい感じにまとめました。

左サイドに横だしされたマフラーも特徴的なので再現しております。

デザイン上ドア部が激狭な感じになってしまったのですが
ゼッケンがないと寂しい過ぎるので
強引にデフォルメしてデカールを貼っています。

tire
ホイールは実車に近いものに換装。
実車がたまたまダンロップタイヤを履いていたので
これは!と思い、ダンロップタイヤに換装
黄色の色挿しをして実車の仕様を再現してみました。
ここも秘かなこだわりポイントです。

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裏面はこんな感じ。
ボディフロントの底面に対してシャーシ板がかなり食い込んでるのが
車高の下げ具合を物語っています。

恒例のワイリーQの証である「丸ワ」マークも入れてります。

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ベース車との比較
かなり弄っているのが判ると思います。

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後ろはさらにワイドになっています。
ライトを作り直さなくてはいけないのは誤算でした。

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サイドからみるといかにフロントの車高が
下がっているかが判ると思います。

前輪上の部分の厚みの違いも要チェックです。
これを再現する為にかなり苦労しました。

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ちびっこと並べて見ました
デフォルメのスタンスがかなり違います。

これ位ロングノーズな方がらしく見えるのですが
そうするとサイズ的にSTDじゃなく
GTチョロQになっちゃうんですよね~。

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Gr.5つながりでストラトスと
まあ実車では並んだ事のない2台だろうけど(笑)

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最後はスカシルと
この並びをできれば製品で見たかったんですよね~。
今からでも遅くはないので出してくれないかな?

今回この車を作った理由の1つとして
人気がある車なのに出してくれない
担当者の黒幕さんに対する挑戦状という
意味合いもありました。

私がホビーショウにでも行って
実際に黒幕さんに会う機会があれば
今までのzeroをカスタムした作品を見せて
こんなのが出せたのでは?って言ってやりたいな~。

まあそんな事したら嫌われて
ブラックリスト入りするかもね(笑)

clbt
長々と2回に分けて紹介しましたが
いかがだったでしょうか?

前から作りたいと思い温めていたネタだけあって
気合を入れて作りましたが
やっぱり思ったよりは苦労しましたね。
特にサイズをSTD枠に収めてチョロQらしく見せるという
バランスを取るのが一番難しかったです。

その分あまり妥協せずにこだわって作った分
去年作った作品のなかでは会心の出来に
なったのではと自負しております。

しかし毎年ながら忙しいのに年末になってから
大作に挑む癖はなおさないとね(汗)
今回も〆切1ヶ月強の所で製作に入っちゃいましたから…。
自分が苦労するだけなのに何故か毎年やっちゃいます(笑)

最後にマーキングデータの提供&
コインホルダーシールにイラスト使用を快諾して下さった
GTおじさん、ありがとうございましたm(_ _ )m