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小川村塾ブログ

小・中学生・高校生のための学習塾 [小川村塾]
〒417-0842 静岡県富士市三新田9-20TEL 0545-32-0662   
生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 

 11/2(月) シカゴ⑦

 ミシガン湖畔からビッグジョンを臨むのがいちばん良い。
 景色としては最高だ。

 そのポイントから歩いてちょうどビルの端まで来るのに1時間かかる。
 郵便用の入れ物ミディアムを買ってホテルへ向かう。

 18: 00 ホテル着。

 顔を洗ってから、食事をするためにホテルの前の店へ行く。

 何と言うのかわからないけれど、ステーキを注文する。
 スープはどうするのかと言われたので、スープもたのむ。

 「ビールはあるか」と聞くと「ない」と言われる。
 こういう所は酒類は置いてないようだ。

 50セントをチップとして置いて出る。

 バス(ミシガン行き)に乗る。
 ビッグジョンを過ぎてミシガン湖に入る。

 すると、ずっとバス停がない。

 昨日行ったリンカーン公園の入口を過ぎたあたりにバス停があって、やっと止まった。
 そこでバスを降りる。

 バスの乗車料金は1ドルで、1ドル紙幣を折りたたんで小さくして、BILL という所へ押し込む。

 19: 30 ビッグジョンへ歩いて行く。

 やはり、ビッグジョンを臨む1マイルのミシガン湖畔はとてもきれいだ。

 昨夜は雨の中で雨の中で雲がもやみたいになっていた。
 その雲がピンク色と灰色と混ざって、何とも言えない色を作っていた。

 今日はそんなような色は作られてはいない。
 けれど、本当にきれいだ。

 一人で見るのはもったいない。

 ミシガン湖畔
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 NHKドラマ「メイドインジャパン(全3話)」の最終話(第3話)をやっと見終えた。

 率直な感想は「面白かった」。

 細かいことを言えば、「それはないだろう」というところも結構ある。
 けれども、そんな否定部分を打ち消してしまう面白さが物語にあった。
 

 物語は巨大電機メーカーがあと3ヶ月で倒産という危機に追い込まれる。
 それを再建するために主人公(唐沢寿明)以下7名がチームを作り奔走する。

 その再建に大きく立ちはだかる中国のライバル会社。
 その会社には電機メーカ-をリストラにより去った男(高橋克実)がいた。

 技術流出とはどいうものなのか。
 技術屋と呼ばれる人々はどうあるべきなのか。

 最終話では今までのまとめ的ではあるけれど、結論は出してはいない。
 すべての事柄について考えさせられる。

 唐沢寿明と妻(大塚寧々)の離婚に関する話もよくある夫が仕事にかまけて家庭をかえりみないから、というような理由だったら面白くなかった。

 でも、そんなありきたりの理由ではなかったところは好感が持てる。
 ただ、理由が唐沢が一人でなんでも抱えて妻にも話をしてくれないというのもちょっと納得はいかなかったけれど。

 その前に、新聞記者を知っていたのかと聞かれて娘が2人に言う言葉は良かった。

 エンディングに流れるナレーションがこの物語でいちばん言いたかったことだろう。
 

 かつて世界中を席巻したメイドインジャパンの製品が今、
 苦しい戦いを続けている。

 だが、ひるむことなく進もう。
 私たち日本人こそがメイドインジャパン、
 なのだから。

 

 11/2(月) シカゴ⑥

 15: 00 ウオーター・タワー・プラザの1階でハンドバッグを買う。

 始めに買おうと思っていた物ではなくて、定員さんと話をしていくうちに、違う物を購入することになってしまった。

 どこで日本に送ろうか。
 それまで、荷物になってしまう。

 シカゴで感じたこと

①ポップコーン店が多い。(ポップコーンだけを売っている店)

②女の人の持っているバッグでルイビトンが目立つ。

③いつも朝は晴れているが、すぐ曇って次に雨が降る。
 1日中、よく晴れている日はなかった。

④高いビルはあっても、ニューヨークと違ってゴチャゴチャしていないので、窮屈な感じがしない。

⑤ミシガン湖がすぐそばにあるので、湖畔からの夜景はとてもきれいだ。

⑥公園が広くて紅葉もきれいだっただろうと想像できる。
 今回は紅葉の時期は終わっていたけれど。

⑦車に乗っている人が日本みたいにせかせかしている感じがする。
 ニューヨークと違って横断歩道を渡る時に気をつかう。

⑧車を運転している人が、信号が青になって、前の車がすぐに走り出さないと、すぐにクラクションを鳴らす。

⑨黒人の女性は太っている人が多い。
 ジョギングをしている女性は白人が多い。

⑩スケートボードが子供達の間で流行っている。

⑫サングラスをしている女性が多い。

 ミシガン湖畔からビッグ・ジョン
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 牛乳は好きだ。
 三度の飯よりも好きだ。

 というよりも、三度の飯ごとに牛乳をお茶がわりに飲んでいた頃もある。
 だから、好きだというよりも飲むのが当たり前だという感覚だ。

 別にそんなに牛乳の味にこだわっているわけではないので、どんな牛乳でも分け隔てなく飲んでいる。
「今回買った牛乳はおいしいな」というように思うくらいで、「次回からはこの牛乳でなければいやだ」というような気持ちはない。

 そんな感じが牛乳と自分との関係だ。

 それが、低温殺菌牛乳を飲んで変わった。

 以前、ラジオで低温殺菌牛乳について話をしたのを聞いて、低温殺菌牛乳を知った。
 その時、スーパーで低温殺菌牛乳を探した。

 すると、普通の牛乳より低温殺菌牛乳の方が値段が高いことを知った。
 低温殺菌牛乳は普通の牛乳の値段の1.5倍以上していた。
 それで購入するのをその時はやめた。
 それほど、購入して飲んでみようという気持ちが強くなかったことになる。

 普通によく売られている牛乳は超高温殺菌で120度で3秒殺菌方法。
 低温殺菌牛乳は65度位で30分間殺菌方法。
 この殺菌方法の違いにより、低温殺菌牛乳の方がより生乳に近いらしい。

 漫画「銀の匙」で主人公が搾りたての生乳を飲んで感激しているシーンを思い出す。

 とにかく、ちょっと低温殺菌牛乳のことは頭から消えていた。
 それが、先週、ちょっとしたきっかけで低温殺菌牛乳を購入し、飲んだ。

 今まで飲んできた牛乳で美味しいと思ったものは、コクがあって、あまい。
 

 だから、低温殺菌牛乳はもっとコクがあって、もっとあまいのかと思っていた。
 それが、違った。
 

 さっぱりしていて、あまさも強くないんだけれど、深みがある味。
 ひとことで言うと、おいしい。

 やみつきになりそう。
 今まで飲んできた牛乳と違う。

 

 11/2(月) シカゴ⑤

 9: 30 モーテルにあと1日宿泊延長を申し込む。

 日本に郵便物を送るために郵便局へ行く。

 今回は友達の所と実家に送る。
 スーパーからもらったダンボール箱に入れて送る。

 2箱持って郵便局に行くのだが、手が取れてしまいそうになるくらい重い。
 そんな思いをして郵便局に着く。

 エアーメールでお願いしたら、「高いよ」と言われた。
「高くても良い」と言って、いつものように用紙に必要事項を書く。

 用紙には、中身の内容、いくら位の物、というようなことを書いていく。
「もし届かなかった時にはどうするか」という欄のアドレスに困ってしまった。

 リターンという所には書くことができない。
 ここで困っていると、係員の人がいろいろと言ってくる。

 すると、係員が何を言っているのかもよく分からない。
「理解できていません」というような顔で接していると、係員はその欄は友達でも良いと言ってきた。
 そこで、友達の名前を書いた。
 それで、OK。

 配送料が確かに高い。
 2個で113ドルも払った。
 やばい。
 高すぎる。

 その後、郵便局を出て、グランド公園を通って、自然科学博物館に向かう。

 11: 45 自然科学博物館に入る。
 

 それほど感動はない。
 動物のハク製が展示してある。
 2階は植物がある。

 恐竜の骨なども展示してある。
 さっと展示物を見ていく。

 12: 45 自然科学博物館を出る。
 

 前の水族館に入る。
 フグみたいな魚( South American Puffer )の泳ぎ方が面白くて、立ち止まる。
 3箇所のヒレを小刻みに動かして、上下している。
 面白い。
 

 入り口付近に GARY LARSON の1コマ漫画がたくさん展示されている。
 この漫画が大人たちにはうけている。
 みんな、この漫画を見て笑っていた。

 自然科学博物館
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 理容室に行った。
 

 午前9時15分頃、理容室の駐車場に車を入れると、後から1台同じように駐車場に車が入ってきた。
 駐車場から歩いて1分位の所に理容室はある。

 理容室に入ると、中にはお客1人が散髪しているだけだった。
 理容師さんは2名いたので、すぐ「どうぞ」と声がかかった。

 混んでいる時に読むために本を持参していったのだが、本は必要なかった。

 理容師さんが、その本を鏡の横の棚に置いてくれたので、
「混んでいるかと思ったので」
 と言わなくても良い言い訳を理容師さんに言う。

「今日は朝方寒かったので、出だしが遅いようですよ」
 と理容師さんも話を合わせてくる。

 そんな話をしていると、お客さんが1名入ってくる。
 どうも、自分の後に駐車場に車を入れてきた人が店内に入ってきたようだ。

 その人は雑誌を取ってソファに座る。
 ちょっとラッキーと思ってしまう。

 ほんの1分の差がこの格差になってしまうなんて、世の中は何て非情にできているのだろう。

 そんなことを思いながら、散髪をしてもらっている間に、何とお客さんがあと2名も入ってきた。

 もし、自分が10分位遅かったなら、ソファで本でも読みながら、自分の順番まで多くの時間を潰さなければならない状態になっていた。

 わずかな時間の差で天国と地獄を味わっていることは、よくあることなのかもしれない。

 ただ、そのことを実感していないだけなのだろう。
 知らないことが幸せというのはこのようなことかもしれない。

 大切な時間を有意義に使うことを真面目に考えてみる必要もある。

 

 11/1(日) シカゴ④

 8: 30 朝起きて外を見たら晴れていた。

 リンカーン公園の方へ歩いて行く。

 紅葉の時期だったなら、とてもきれいだっただろう景色を見る。
 今はもう葉も落葉となってしまっている木が多い。

 2時間位歩く。

 オールド・ニュータウンの方まで足をのばす。
 このあたりの店は日曜日は休みか、開いていても 12: 00 ~ 17: 00 というのが多い。

 14: 00 クラーク通りの百貨店に入る。

 友達のお父さんにカーディガン、お母さんにバッグを購入する。

 15: 00 一時モーテルへ戻る。

 百貨店に戻って、祖父母にもカーディガンを購入する。
 スーパーで空箱2ヶもらう。
 

 16: 00 モーテルへ戻る。

 外は雨が降っている。
 疲れたので、ベッドで横になる。
 少し眠ってしまう。

 17: 00 目が覚める。

 外を見ると雨が止んでいる。
 またミシガン湖畔へ行って夜景を見ることにする。

 ミシガン湖畔に着くと雨がザーッと降ってきた。
 そのまま湖畔を歩いて夜景を見た。
 きれいだ。

 21: 00 モーテルに戻る。

 リンカーン公園
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 先週の土曜日(3/23)に東京・小金井公園に桜を見に行った。

 東京では桜の開花が早くなり、予想より大幅に早くなったとニュースで大々的に流している。
 そんなに桜開花情報を流されると、例年よりも強く桜を見に行かなくてはならないような気持ちになってくるから不思議だ。

 桜を見ることが今の時期の義務のような気さえしてくる。

 東京は週末が満開で見頃だという情報から、しかも土曜日の方が天気から考えると良いという情報から、土曜日に桜を見に行くことに決定した。

 そこで、東京・小金井公園に午後から桜を見に行った。
 人は予想通り多かった。

 でも、桜はそれほどきれいと感じなかった。
 年々きれいさが薄れていくような気がする。

 昔見た時は、空が桜の花びらで見えなくて、ピンク色の天井が出来ていた。
 そんな景色に感動した覚えがある。

 お気に入りの桜があるのだけれども、それもきれいだ、という感じではない。

 
 今回、よく桜を見ると、枝の先の方と枝元の方の桜の花びらは満開になっている。
 けれども、枝の途中はつぼみがいっぱいある状態の桜の木が見られる。

 そんな木があるので、満開の花びらとつぼみが混ざってしまって、一面ピンク色というわけにいかない。
 だからか、あまりきれいではない。 

 まだ、見頃には早かったのだろうか。
 でも、次の土曜日では遅いとニュースでは言っている。

 小金井公園の桜
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 江戸東京たてもの園内の桜
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 武蔵野中央公園の桜
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 10/31(土) シカゴ③

 ステート・ストリートのウインドウショッピングをした後、ミシガン・アベニューに行って、セーターを2着買う。
 またステート・ストリートに戻って、百貨店に入る。

 次に、ミシガン・アベニューにまた行って、ウオーター・タワ-・ショップの中のバナナショップという店でレザージャケットを買う。(215ドル95セント)

 19: 00 夜の散歩。

 ミシガン湖畔を歩くつもりでシカゴ湖畔を歩いていたら、途中で雨が降ってきた。
 雨具を持っていなかったので、濡れてしまう。

 そこで、ジョン・コック・センター(ビッグ・ジョン)の方へ行く。
 中で雨やどりをした後、雨が止んで、帰ることにする。

 21: 00 モーテルに戻る。

 21: 30 日本に電話をする。

 今日はハロウィンなので、みんな街中で騒ぎ回るのだろうと思っていたけれど、それ程ではなかった。
 
 レストランとか百貨店の店員さんが一部ハロウィンの格好をしているだけだった。

 そんな派手さはなかった。
 ちょっと拍子抜けした。

 ウオーター・タワー
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 ミシガン湖畔からビッグ・ジョンをのぞむ(夜景)
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「ペンギン・ハイウェイ」 森見 登美彦著 をやっと読み終えた。

「夜は短し歩けよ乙女」を表紙の絵につられて購入。

 読んでみて、不思議な話に森見ワールドに興味を持つ。
 主人公と彼が好意を寄せる彼女のほんわかした雰囲気が本全体の雰囲気を現しているようで、読んでいて楽しくなった。

 その後、「太陽の塔」「恋文の技術」「宵山万華鏡」を購入。
 でも、本は積ん読状態。

 今回、やっと「ペンギン・ハイウェイ」を読み終えた。

 子供目線で書かれた物語ということだったので、面白おかしく話がのほほんと進んでいくと思っていた。
 ところが、読み始めるとそんな感じがない。

 森見ワールドとちょっと違うかな。

 始めは小学生が大人の女性(お姉さん)にほのかな恋心を抱く物語と思っていたら、現実世界から離れてファンタジーの世界になった。

 主人公の少年は知識については大人顔負けだけれど、精神はまだやっぱり子供。
 まだまだ、人の気持ちは分からない。
 物事を論理的に知識を使って考えてしまう。
 他人だけでなく自分の感情も理解できていない。

 そんな主人公が気になっているのが歯科医院にいるお姉さん。

 誰が見ても、お姉さんに恋している主人公。
 けれど、主人公自身がそんな自分の気持ちには気づいていない。

 読んでいると、お姉さんが何か感情のない、体温が感じられない人間に思えて、感情移入しにくい。
 そんな感じを持ちつつ読み進んでいく。

 すると、そうだったのか。
 という終末。