小川村塾ブログ

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小・中学生・高校生のための学習塾 [小川村塾]
〒417-0842 静岡県富士市三新田9-20TEL 0545-32-0662   
生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

令和7年度1/8(木)実施静岡県学力診断調査(学調テスト)

中学2年生数学の出題傾向です。

 

学調テストの数学はパターンが決まっています。

出題傾向に沿ったテスト対策をすることが高得点につながります。

 

数学が苦手な人も計算問題で50点満点中14点が取れます。

基本的な計算でパターンも決まっています。

数学の苦手な人はまずは計算で確実に点を取れるようにすることが得点につながります。

 

文字式の利用の説明問題が必ず出題されます。

説明のパターンは決まっていますので定型文として覚えるとできます。

 

詳細についてはこちらから

 

→中2学調出題傾向分析

 

 

 

2025/11/28

 

令和7年度1/8(木)実施静岡県学力診断調査(学調テスト)

中学1年生数学の出題傾向です。

 

学調テストの数学はパターンが決まっています。

出題傾向に沿ったテスト対策をすることが高得点につながります。

 

計算問題は50点満点中18点と高い割合になっています。

文字式で表す問題が4点となります。

これらは基本問題ですので出題傾向に合わせて対策を行うことで得点できます。

 

規則性のある数の利用は公式を使えばそれほどむずかしくなく解くことができます。

この問題は4点問題となります。

 

以上を確実にできるようにしておくだけで約30点をとることができます。

学調テスト対策は出題傾向に合わせた対策が効果的です。

 

詳細についてはこちらから

→中1学調出題傾向分析  

 

 

 

2025/12/05

 

学習に対して「やる気が出ない」という悩みは多く聞かれます。
これは個人差があるため、
「こうすれば必ず解決する」
という万能の答えはありません。

しかし、一般的に「できた」という達成感を味わい、小さなことでも成功体験を繰り返し経験することがやる気を出す上で非常に有効だとされています。

それでも頭では分かっていても簡単に成功体験を積めないからこそ、やる気が出ないという状況もよく理解できます。

学習において、やる気が出ない状態は学力低下につながります。
具体的には、やる気が出ないことが「分からない」という状態に変わり、その結果ますますやる気がなくなり、学力も一緒に低下するという悪循環に陥ってしまうのです。

やる気が出ない主な原因は何でしょうか。
現在学習している内容が「分からない」状態にあると、当然ながら学習に向かう気力は湧きません。
これが「やる気が出ない」という状況につながります。
やる気が出ない原因の一つは学習内容が理解できないことにあります。
さらに「分からない」状態につながるのが「学習の仕方が分からない」ことなのです。

この学習の仕方も個人によって異なります。
そこで以下にいくつか具体的な学習の仕方や考え方を挙げます。
自分に合った方法を見つけ、やる気を出すためのヒントとして活用してみてください。

(1)「とりあえず」単純なことから始める
やる気があまり出ない時に難しいことから始めると、そこで学習がストップしてしまうことがあります。
まずは単語帳を見たり、計算問題をしたり、漢字の書き取りをしたりといった単純なことから「とりあえず」始めてみます。
そうすることで、だんだんと勉強モードに切り替えていくことができます。

(2) 短時間の集中と回数の確保
長時間集中できない場合は短時間の学習を何度かに分けて学習時間を作ります。
食事の後、休み時間、放課後、就寝前など、少しでも集中できる時間を見つけて学習の回数をできるだけ多く持ち、総合的な学習時間を増やします。

(3)「できる問題」から取りかかる
分からない問題に時間をかけすぎるよりも、できる問題から先にどんどん終わらせていくことを意識します。
分からないものは一旦飛ばし、後日先生に聞くなどして解決するようにします。
この「できる」を積み重ねることで、達成感を得やすくなります。

(4) 苦手科目との接点を毎日作る
苦手な科目は、なかなか勉強しようという気持ちが湧きにくいものです。
だからといってずっと手をつけないでいると、ますます苦手になってしまいます。
そうならないために、毎日10分間だけでも苦手科目に触れるようにして、苦手科目への接点を毎日持つようにします。
教科書やテキストを毎日少しでも見る機会を作るだけで、苦手意識の克服につながります。

(5) 「できたこと」を可視化する
できなかったことよりも「できたこと」に注目します。
できた内容を壁などに貼って、いつも目に見えるようにしておきます。
これにより「これだけできた」という結果が視覚的に分かり 、それが前向きな気持ちを生み出す助けになります。

(6) 自分に合った計画表を活用する
自分を管理し、毎日何をすべきかを確認するためには計画表が欠かせません。
計画表は人それぞれ自分に合った作り方があります。
以下の点を参考に自分に合った計画表を作ります。

[予定は詰め込みすぎない]
詰め込みすぎると実行が苦痛になるため、実行できる量を予想して余裕をもって目標を立て、調整の時間を設けるのがコツです。

[進捗を記号で示す]
計画が実行できたか、できなかったかなどを、○△×などの記号で示しておくと、一目で分かりやすくなります。

以上のことを参考に自分に合った学習の仕方を見つけることで、やる気を引き出し、学習の成果につなげていってください。




 

2025/11/21
 

「勉強は嫌でしょうがない」

でも、

「勉強はできるようになりたい」

 

そう思っている子どもがいます。

 

「勉強は楽しい」とは思わず、現状では「何となく」「仕方がないから」という感覚で勉強している子どもが多いだろうと思います。

 

「勉強が嫌でしょうがない」と言っても勉強に対する嫌さ加減がどのくらいなのかが問題です。

嫌さの度合いは、「勉強が嫌だ」から始まり、「嫌でしょうがない」「嫌で嫌でしょうがない」と変化します。

 

この「嫌の数」の増加に反比例して勉強量は減っていきます。

「嫌の数」を減らしたいと考えても、なかなか減らすことができません。

 

「嫌の数」を減らすための一つの方法として、「勉強癖をつける」ことが挙げられます。

簡単な問題から取り組んで勉強癖をつける方法です。

 

とにかく勉強をする姿勢を作ります。

簡単な問題であればやる気が出ます。

徐々に問題の難易度を上げていく方法ですが、この方法で勉強癖が少しでもつけば「嫌の数」も減っていきます。

 

しかし、この方法にも問題点があります。

簡単な問題は解くものの、難しいと思われる問題は解かないという傾向が見られることです。

その点をうまく調整しなければなりません。

 

問題を解く時に、「嫌でしょうがなくて解く場合」と「分かろうと思って解く場合」とでは、大きな差が出てきます。

 

嫌でしょうがなくて問題を解いている場合は頭の中にその問題を吸収しようという力がはたらきません。

そのため問題を解いて次にまた同じ問題を解いても解けません。

 

それに対して分かろうとして解いている場合は吸収しようという力がはたらきます。

次に問題を解いた時に解けるとは限りませんが吸収した何かが残っています。

この残った「何か」が学力差となります。

 

学力差とは、「次、この問題はやったことがある」「ここで分からなかった」といったことが記憶の中に残るかどうかの差と言えます。

 

この差は積み重ねられ、やがて大きな差となります。

 

2025/10/23 初冠雪

勉強ができるようになるために必要なことの一つに持続力があります。

持続力は知識を定着させ、目標を達成するために不可欠な要素です。

 

この持続力とは、長時間机に向かう体力だけでなく、モチベーションを維持し、困難に直面してもあきらめずに粘り強く取り組む精神力も指します。

 

勉強の過程では、理解に時間がかかる分野にぶつかったり、成績が伸び悩んだり、誘惑に負けそうになったりといった壁に何度も直面します。

しかし、持続力があれば、これらの壁を乗り越えることができます。

 

日々の小さな積み重ねこそが成果となって現れる源です。

計画を立て、それを習慣にし、時には休憩を挟みながらも前に進むことが、学力をつけるための鍵となります。

 

「やればできる」という言葉はよく耳にします。

しかし、「やればできるのだから、今はやらなくてもいい」と、やらない理由にしてしまうケースが多く、これこそが問題です。

 

また、実際に努力して一度できたとしても、持続力がなければすぐにできない状態に戻ってしまいます。

せっかく一度できるようになっても、すぐにやめてしまえば、結果はできないのと同じです。

つまり、持続力がなければ、一時的に「やればできる」状態になったとしても、それを維持できず、最終的には「やってもできない」ことと同等になってしまうのです。

 

一時的な達成ではなく、それを維持し続ける力こそが、勉強ができるようになるために必須の条件です。

「継続は力なり」と言われるように、持続し、努力し続ける力は、他のどんな才能にも勝る大きな力となります。

 

そして、重要なのは、この持続力は生まれ持った才能ではないということです。

これは自分の考え方や行動の仕方次第で誰もが身につけていくことができる、生活の中で獲得されていく後天的な能力なのです。

だからこそ、今一度、持続力をつけることの大切さを再確認する必要があります。

 

では、持続力とは具体的にどのような力でしょうか。

簡単に言えば、「途中でやめてしまわないで続ける力」です。

 

特に勉強面で考えると、持続力を必要とすることばかりだと分かります。

例えば、漢字や英単語が書けるようになるまで書き続けること。

公式を覚えるまで演習を続けること。

問題を解けるまで考え続けること。

など、「できるようになるまで続ける」ということが勉強の基本として必要とされます。

つまり、勉強には持続力が不可欠なのです。

 

勉強中に「面倒くさい」などと言って途中でやめてしまう人は、何をやっても「面倒くさい」と言ってすぐにやめる習慣がついてしまいます。

 

持続力をつけるために、まず行うべきことは、「面倒くさい」という言葉を言わないようにする意識改革です。

その意識改革の後、毎回、前回より少しでも長く物事を持続する努力をしてみるようにします。

そのような努力を繰り返していくことこそが、持続力をつけていくことにつながります。

 

「三日坊主」という言葉があるように物事を続けることはなかなか難しいものです。

しかし、勉強することは持続力を必要とすると同時に、持続力をつけるための訓練にもなるということを知るべきです。

 

このことを知ることで勉強に対する意識が変わり、自ずと意欲も湧いてきます。

勉強を持続することは単に成績を上げるだけでなく、「持続力」という大きな力を獲得するための訓練でもあるのです。

 

2025/10/09

「一生懸命勉強しているつもりなのに、なかなか成績が上がらない」
そう感じているなら、それは勉強の「質」に問題があるのかもしれません。

多くの学生に見られるのが、「間違い直し」が不十分という落とし穴です。
問題を解いて丸付けをしただけで、「今日は勉強した」と満足する。

特にテスト形式の問題を解いたとき、この傾向が強く現れます。

問題を解き、丸付けをして間違いが分かると、正解を赤ペンで書き直す。
多くの学生がこの時点で「勉強した」と満足し、「今日も勉強した」と自己満足で終わります。

しかし、単に答えを赤ペンで写しているだけでは、どのような問題で間違っていて、なぜその答えが正解なのかを理解することにはなりません。


これこそが、「勉強しているのにできない」という結果になる大きな原因です 。

 

勉強の効果が得られにくい「間違い直し」には、主に以下の3つの状態が挙げられます。

 

問題を解いただけで、丸付けをしていない
これは、ほとんど問題を解いていないのと同じです。

 

丸付けはしているが、間違えた箇所にバツがついているだけ
これは、現在の理解度をチェックしたに過ぎません。

 

間違えた箇所に正解を赤ペンで書き直してある
多くの学生がこの状態で「勉強した」と満足しますが、これはただ答えを写しているだけであり、理解はされていません。

 

上記のような「間違い直し」は「勉強した」ことにつながりません。
本当に「勉強した」と言えるのは、問題を解いた後、間違えた箇所をしっかりと見直して、正解へのプロセスまでを理解することまでです 。

 

つまり、「勉強したと」は、単に問題を解くことや答えを写すことではありません。
自分が現状できていない箇所を把握し、「分からない」状態から「分かった」状態に変えることができて「勉強した」となるのです。

 

「勉強してもなかなか成績が上がらない」と感じているなら、「間違い直し」のやり方を考えてみてください。
間違えた問題の正しい答えを写すだけでは意味がありません。

 

最も重要なことは、以下の2点について自分の言葉で説明できるようになるまで深く考えることです。

 

なぜ間違えたのか
どうすれば正しく解けるのか

単に答えを丸写しするのではなく、その問題の間違えた原因をみつけて、正しい解法のしかたを完全に理解する。
これが、成績向上につながる方法です 。

 

さらに、記憶は時間が経つと忘れてしまうものなので、一度理解した内容を脳に定着させるための復習も勉強の重要な一部となります 。

 

正しい「間違い直し」を行い「分からない」を「分かった」に変えていくことが成績アップにつながり「勉強した」ことになります。


 

2025/10/08

世の中は科学技術の進化とともに驚くほど便利で快適なものに変化してきました。

しかし、忘れがちなのがその変化により失われたものもあるということです。

それは「不便さが持っていた豊かさ」とも言えるでしょう。

 

例えば、お風呂にお湯を入れる行為を考えてみます。

現代ではスイッチを1つ押すだけで浴槽に設定した温度のお湯が自動ではられ、設定量に達すれば自動で保温・追い焚きまでしてくれます。

湯量も多すぎて浴槽から溢れる心配もありません。

 

しかし、このような便利な給湯器がなかった時代は手動で水を入れ、そこから火を焚いて適温にする必要がありました。

その後、給湯器も発達し追い焚き、そのまま給湯などお湯を入れる方法も変わってきました。

 

まだ水位を感知しない給湯器の時代では給湯を止めるのを忘れると浴槽からお湯が溢れ出て しまいます。

浴槽からお湯がいっぱいあふれ出ているのを見て慌ててお湯を出すのを止める。

そんなことがありました。

 

そんな時には浴槽いっぱいのお湯につかり、ザバーッというお湯の溢れ出る音を聞きながら何とも言えない「満足感」を味わうことができました。

 

お湯が溢れ出ることがない現代ではそんな「満足感」を味わうことはできません。

 

炊飯器の進歩も食生活を一変させました。

昔はかまどでお釜を使ってご飯を炊いていました。

火加減、水加減によってご飯がお粥のようになってしまったり、おこげになってしまったりという失敗もありました。

 

現代ではそんな失敗は技術により取り除かれ安定した美味しいご飯を毎回食べることができます。

それにも関わらず、時折あのおこげを食べてみたいと感じることがあります。

 

完璧なご飯ではない失敗から生まれたおこげが貴重な食べ物に感じるのです。

 

今の世の中は失敗を回避するシステムになっています。

給湯器がお湯を止め、炊飯器が最適な火加減を保つ。

これにより生活は効率的で快適になりました。

しかし、同時に「不便さが持っていた豊かさ」を味わうことからは遠ざかっているのかもしれません。

 

 

2025/10/03

 

学習時またはテスト返却時になぜこんな簡単なミスをしてしまったのだろうと思うことは誰もがあると思われます。

 

記号で答えなさいと設問にあるのに単語で書いてしまう。

算数、数学において小学生では九九の間違いやひき算の計算ミス。

中学生ではマイナスの符号の書き忘れや方程式の移項の間違い。

後から見直してみるとできていたなどということはよくあることです。

 

単純なミスで後から見直してできていたから今回間違ったのは仕方ない。

次回はこんなミスをしないように注意する。

ということで一件落着とする。

 

こんなことをテストが終わった後で毎回繰り返す。

そうなると、もう単純なミスとして放置しておくわけにはいけません。

ミスがもう単純なミスではなくなっています。

何らかの対策を考えなければなりません。

 

単純なミスが繰り返されると学習したことの理解はできているのにテストでは結果が出ていない。

ということになります。

これは勉強意欲にも関係してきます。

 

できていると思っていたのにテスト結果がそんなによくない。

すると勉強しようという気持ちは薄らぐものです。

勉強しても結果は変わらないと思ってしまいます。

 

そうならないためにも

「ミスを単純なこととして放置してはいけない。」

という意識を持たなければなりません。

ミスを放置しているとテスト結果はよくならないと思わなければなりません。

 

勉強していてミスに気がついた時はすぐに対処をするということが重要です。

時間を置かず原因は何だろうかと考え適切な対処をしなければなりません。

 

でも対処をしようとしてもどうして良いのか分からないのも現状です。

ミスは繰り返して起きてしまうものです。

意識していたつもりでも起きてしまいます。

 

そのようにならないようにするための一つの方法としてミスや弱点を一か所に集めて記録、管理するミス弱点ノートを作る方法があります。

 

見つけたミスや弱点をそれに関連した情報とともに専用のノートにまとめておきます。

ミス、弱点を発見した日付、内容、反省点、課題等関連したことをノートに書き留めておきます。

 

そんな詳細ではなくて簡単なメモ程度でも日付、内容が分かれば構いません。

ミス、弱点を発見した時にとにかくそれを書いておきます。

 

すると、同じようなミスが繰り返されていた場合はノートに何度も記録されます。

ノートを見るとそのことが目につくようになり記憶に残るようになります。

 

ミスや弱点を一つにまとめておくと目にも入りやすく一つのミスに関連したことだけではなくミス全体の記憶の定着にも有効になります。

 

書くことにより自分のミスしやすいところ、弱点などが自分自身で再確認されます。

目標を紙に書いて壁など目につくに所に貼っておくと実現しやすいと言われます。

 

それと同じ原理で書くという行為により自分のミスしやすいこと、弱点について気づくようになります。

「このようなミスをしやすい」

ということが明確化され自分の注意喚起につながります。

 

ノートに書く時にそのノートに書かれた今までの内容を見るようにすると他のミスについても注意しなければならないことが頭の中にインプットされます。

 

自分はミスが多いと感じたならばミス・弱点ノートを作成してみるのもひとつの方法です。

ノートにミスしたことを書くということだけですがミスを少なくする効果があります。

 

まず自分がどんなミスをしやすいのかということを考えることだけでだいぶミスに対する意識が違ってきます。

さらにそれを表示することにより具体的になりミスを少なくする効果が増します。

 

ミスをひとつにまとめることにより忘れそうになった頃にまたミスを思い出しミスの再発防止にもなります。

 

 

 

2025/09/12

9月までの間違いやすいポイント・数学
 

間違いやすいポイントがどの科目にもあります。

この間違いやすいポイントをクリアできているかが

「できる」「できない」に関係してきます。

 

9月までの学習したところまでの数学の計算において間違いやすいポイントを挙げてみます。

 

小学で学習した基本的な四則計算はできているとします。

 

間違いやすいポイント①

正負の数の計算が確実になっていない。

 

-3+5=-8 としてしまう間違い。

-6-4=-2 としてしまう間違い。

 

この関係の計算ができていたり、間違っていたりと不確実になっていると問題です。

不確実のままでいるとケアレスミスをする要因となります。

 

間違いやすいポイント②

方程式の計算で移項が正しくされない。

 

等式の計算では加減は移項すると符号が変わります。

その符号を変えないというミスがあります。

 

乗除の移項では

2a=6

    a=3 となります。

これは簡単に答えが求められます。

 

しかし、6a=2 の答えも

a=3 としてしまう間違いが多くあります。

 

計算過程をしっかり書くようにしていればこの間違いはありません。

 

前述の 2a=6 も

次に a= 

そして a=3
としっかり計算過程を書くようにしていれば
6a=2の答えを間違えることが少なくなります。


6a=2 も

次に a= 

そして a= 

と正しい答えが求められます。

 

間違いやすいポイント③

aを求める計算では

a=3 のようにaを左辺に書きます。

 

aが右辺にあると間違いが多くなります。

 

2=6a 

このように右辺にaがあると

a=3 と答えてしまう確率が多くなります。

 

求めるaが右辺にある場合は 

aだけを左辺に移項して計算すると符号のミスが多くなります。

 

間違いを少なくするためには

aがある右辺と左辺を辺ごと変えます。

 

aがある右辺をそのままの状態で左辺に、左辺をそのまま右辺におきかえます。

 

そのまま左辺と右辺を入れかえても等式は変わりません。

これを等式の性質といいます。

 

3=5+4a

左辺と右辺を入れかえます。

5+4a=3

この状態にしてa について計算します。


4a=3-5

4a=-2

 a=-2 

 a=- 

 

このように計算すれば間違いやすいポイントをクリアできます。

 

中学2年生の1次関数の直線の式を求めるときこの計算の間違いが多くみられます。

 

1次関数の式 y=ax+b に

 (5, 3),  b=-2 を代入して

 a を求める場合

 

式に与えられた数値を代入すると

3=5a-2

この計算をすることになります。

 

このとき左辺と右辺を入れかえます。
5a-2=3

このようにしてaについて計算をします。

 

求める文字a, bなどを左辺にして計算をすることが間違いを少なくします。

 

間違いを少なくするために式が一つ増えます。

それを面倒だからとしないで間違えるより

式を書く癖をつけることが確実な計算につながります。

 

 

 

2025/09/02