財閥家の末息子(韓国TVドラマ) | 小川村塾ブログ

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財閥家の末息子(韓国TVドラマ)が面白い。

韓国ドラマの定番の財閥系ドラマなんだけれども

 

財力に物を言わせて

遊園地を貸し切ったり、花火を上げたり、店の商品を全部買ったり、

とかはない。

 

韓国では財閥が何かと目の敵にされる。

時代は財閥2世、3世になり、その態度、行いがひどすぎるのだろう。

ナッツ姫なんかも出てきた。

財閥に対しての一般庶民の反発というものが大きい。

 

格差社会がひどく、大学を出ても財閥系の会社に入れない。

不満は韓国の全企業の利益の約80%を占めている財閥に向いている。

そんなことから韓国ドラマの定番が財閥系ドラマとなっている。

と認識している。

 

日本は戦後のGHQによる財閥解体により財閥はなくなった。

三菱、三井、住友、安田など名称は残っているけれど財閥とは言えなくなっている。

 

だから韓国のように財閥憎しという気持ちは現実としてはわかない。

お金持ち、上流階級に対する羨望、嫉妬などは起こる。

格差社会に対する不満も。

 

それらは韓国も日本も国は関係ない。

今の世界全体の庶民感覚だ。

だからこのドラマは面白い。

 

このドラマを観てちょっと感じたことで自分を戒めることがある。

 

このドラマを見ると財閥の創始者は家では常にいつも本を手にして本を読んでいる。

常にトップは勉強をしている。

そういう姿を見せている。

 

ただ、なんとなく トップにいるわけではない。

熾烈な競争に勝ち抜いて、なおかつ常に勉強をしている。

やはり創始者はいつも勉強していなければならない。

ということが分かる。

 

自分は勉強が足りない。

ということが分かる。

 

このドラマはタイムスリップ、転生系ドラマなので、どうしても矛盾が出てくる。

ツッコミどころが数あるということになる。

しかし、気になっても気にしない。

 

脚本が面白ければ色々なツッコミどころのあるところも消してしまう。

逆に脚本が面白くなければちょっとしたことでもツッコミどころ満載ということになってしまう。

やはり脚本ストーリーの面白さが重要だ。

 

些細なことを無視できる。

そんな脚本が書ければ成功と言える。

 

だいたい人間の視聴覚は集中力によって変わる。

あることに集中すれば雑音は聞こえなくなる。

これはおかしいな。

これはちょっと。

とか言う声を聞かないようにして物語を見ることもできる。

 

それが脚本の力だ。

今の日本のドラマに必要な力でもある。

 

 

 

2024/06/13