夏休みは苦手な科目を復習しなおすよい時期となります。
苦手科目と向き合うことができる期間とも言えます。
苦手科目はなかなか自分から勉強する気にならないものです。
そのために苦手科目になっているという現状があります。
しかも、人によって苦手科目のあり方が違っています。
勉強量が少ないことによる苦手科目。
勉強はしっかりしているのに苦手科目。
苦手科目の対処も異なってきます。
通常は勉強量の不足により苦手科目は作られます。
苦手科目を克服するためには分からないところからもう一度理解するようにしなければなりません。
そのためにはただでさえ勉強量不足だった苦手科目の勉強量が2倍になります。
とうぜん、勉強量の2倍はできず、やる気がなくなって逆に勉強量の不足が増加します。
その結果、ますます苦手意識が高まります。
苦手科目をなくすためには勉強方法を考え、勉強量を効率的に増やしていくことを考えなければなりません。
また、勉強量を増やすということは、勉強時間を増やすということだけではありません。
勉強量=勉強時間ではないということも認識しなければなりません。
勉強時間を今までの2倍にすれば勉強量が2倍になるというわけではありません。
ただ、勉強時間が増えれば今までより勉強量は増えます。
だらだらと勉強時間を増やすことではなく、内容のある勉強により勉強量を増やすことを意識しなければなりません。
そのことにより、勉強時間の増加が勉強量の増加に結びつきます。
苦手科目の勉強時間を増やし、効率的に勉強量を増やすよう心がけることが苦手意識が少なくなります。
勉強量をふやせば簡単に苦手科目がなくなるわけではありません。
そんな簡単になくならないので苦手科目となっています。
苦手科目の勉強は大変です。
まずは基本の理解から始めていくようにします。
たとえば、英語が苦手科目だという人の多くは英単語を書けません。
まず、しなければならないことは、英単語を覚えて、書けるようにすることになります。
ただ、英語の苦手な人にとってはこの英単語を覚えて書けるようにすることがなかなかできません。
苦手意識が強くなると英単語を何回も書いて覚えようとしてもなかなか覚えられません。
結局は他の人と同じくらい英単語を書いて覚えようとしても覚えられないので覚えることをあきらめてしまいます。
何回も覚えようとしても覚えられないからもう覚えることはできない。
そのような気持ちになってしまいます。
こうなると、英語の苦手意識はなくなりません。
もう、英語は捨てたと言うようになってしまいます。
英語に苦手意識がある人には、この夏休みに1日3個の英単語を確実に覚えるようにすることを夏休みの計画に入れることを勧めます。
1日3個の英単語を覚えることを実践していけば、必ず頭の中に英単語を覚える道ができます。
その道が多くなり、同じような英単語がその道を通るようになります。
そのことが英単語を覚える時間短縮になり、英単語の覚える数の増加につながります。
このような地道なプロセスが苦手科目をなくすためにはどの科目にも必要となってきます。
地道なプロセスには時間が必要となります。
その時間を取れるのが夏休みということになります。
ですから、夏休みには苦手科目の克服を
ということになります。
ただ、長い夏休みと思っていたのにあっという間に過ぎてしまった。
と感じるのも夏休みです。
しっかりと計画を立てて、強い意志のもと行動を起こさないと思った通りにならないのも夏休みです。
そのことは自覚しておく必要があります。
2024/07/04
