人はいろいろなことを体験・経験して成長していく。
単純に考えるとこの体験・経験が多いほど成長している。
と考える。
そのことから考えると年を取っているほど人は成長していることになる。
しかし、誰もそうとは考えない。
人はいろいろなことを体験・経験して成長していく。
ということは同意できるが、年齢に比例してこの体験・経験が多くなるとは思わないからだ。
人の置かれている環境によって体験・経験は変わってくる。
常に渦巻く激動の環境の中では人はのんびり歩いてはいられない。
当然、体験・経験の度合いも高くなる。
何かを経験、体験して感じたこと、思ったことを経験値とすると
激動の環境の中での経験値は高い。
年齢では経験値は決められない。
ということになる。
何か突発的にことが起こった時、
どうしたらいいか分からない。
そんなことがある。
そんな時に、こうすれば良いだろう。
と判断できる人と
何が何だか分からなく
途方にくれる人がいる。
こうしたら良いだろうと判断できる人。
そのような人はきっと頭の中にいろいろな経験値のデータが入っている。
その中で今回のことに対しての対処法が一番良いものを拾い集めて統合して一番よい方法を導き出す。
そのようなことができるためには経験値のデータが多く入っている必要がある。
では経験値は実際に体験、経験しなければ得ることができないのか。
疑似体験でも十分経験値は高められる。
いろいろな書物を読んだり、映画を見たり 、ドラマを見たり、小説を読んだり、、いろいろなことを見聞きしたり、
そういういろいろなことが経験値として入る。
経験値とはただ体験したことだけを指すということではない。
多くのいろいろな出来事は自分にとってよいことも悪いことも大切な経験値となる。
それらの経験値は蓄積され、いつか必要とされる。
2024/06/07