今日は朝から雪が降りました、ブダペスト。

初雪。

寒いなぁ、寒いなぁと思っていたけれど、ついに雪です。

来週の天気予報によると、最高気温ですらマイナスの日があって

これまであまり経験したことのない空気の冷たさにワクワクしています。

耳当て、帽子を早急に手に入れなければ。

お昼間は雪もやんでいたけれど、夜になってまた雪。これは雪というかみぞれかな。

うがい・手荒いと共に、先日見よう見まねで作った「蜂蜜にんにく」を食べて風邪予防に勤しみます。



これは真っ暗ですが、夕方5時の時の写真。

暗くなるのがビックリするほど早くなりました。


今日から始まったのか、試験点灯なのか、とにかくキラキラしていました。

綺麗です。寒いけども。

もう少し写真の技術があったら&急いでいる時でなければ、もっと素敵な写真が撮れたはず。



そう言えば、今日はカーロリ大学・日本語学科の授業にお邪魔しました。

日本語を学んでいる多くの学生さんと、たくさんお話が出来て、楽しかった。

12月の授業にも、カーロリ大学、お邪魔したいなと思います。


ハンガリーのことを知ると同時に、日本のことも再発見出来ているような気がします。

学生時代に師匠が仰っていたように、毛穴全開で。 
昨日・今日はいつもよりもしっかり目に戸締まりしてたけど・・・

ハンガリー、ヨーロッパ諸国の中では物価も安くて、治安もよくて、街も綺麗で、夜景も綺麗で、ご飯もハズレがなくて本当にいいところなんだけど、お家の防犯には少しナーバスになっています。普段から。

ブダペストのお家を探すに当たって、いろんな人にたくさんのことを教えてもらいました。

何より驚いたのは、「日本と比べて空き巣が多いらしい&アジア人は狙われる」ということ。

就寝中に入られた、なんてのも聞きました。

・なるべく上の階のが良い
・窓や玄関外の鉄格子はあった方が絶対にいい(なければ大家さんに交渉してつけてもらうがベスト。だし、基本何かしら付いてる。)

要約すると、防犯上こんな感じのアドバイスを貰いました。

ちなみに、家賃相場としては、数年前からジリジリと上がってきてるそう。

2年くらい前だと5万~6万Ftが相場だったそうですが、現在では12万Ft~くらいじゃない?と言われました。

実際、いくつか紹介してもらった物件のうち、ご縁のなかった1つのお部屋はお家賃12万Ftと言われましたが、2年ほど前に住んでいた方によれば当時は6万Ftだったそうな。

探せば安いところもあるのだと思うけども。

お家探しは、妥協するところ、譲らないところ、国が違えど、きちんと決めておかねばならないなとしみじみ思いました。


で、空き巣が多いという話。
だからこそ、家の外にいろんな人がゴミを見に来てたから、昨日は怖かったのだけど。

移民局でお友だちになったお友だちによれば「先輩のお家、窓枠ごと綺麗に切り抜かれて空き巣に入られた。2回も!」という、衝撃の強すぎるお話もあります。

窓を割って入るだけじゃないんだな、空き巣って。

こっちの建物は石造りだから、窓枠ごと綺麗に切り抜くという発想になるんだと思うけど、もはやアニメ・ルパンの世界だなと。

で、「大使館の方がそうしてるって言ってた!」というお話をバイオリンのやよちゃんが教えてくれたので

最近は、万が一入られた時の為に、ある程度まとまった現金を封筒に入れて、あえて分かりやすいところに置くようにしています。

大使館の方が、一般的に「危険地域」と呼ばれる国に駐在してた時からされていることだそうで、その話を聞いてから、早速実践中。

他にも思い付くことは色々してみているし、狙われるのはお家だけじゃないし

今のところ、お隣に住んでいるワンちゃんが外で日向ぼっこしている間は、番犬になってくれているし(ようやく顔を覚えてくれて唸られなく&吠えられなくなった)

どんどん暗くなるのが早くなってきてるので(曇りの日なんかは、17時には真っ暗!)

可能な限りの用心を怠らずに、怖い思いはしたくないなぁと思う今日この頃。
昨日から、お家周辺・・・もとい、学校周辺はゴミだらけでした。

キングサイズのベッドマットレスとか、戸棚、椅子、テレビ、フライパンとか冷蔵庫とか・・・等々が本当に無造作に山積み。

写真は撮り忘れてしまったけど、ゴミが溢れていてすごい状況!

8月末にハンガリーに来て以来、度々見かけるこの光景に、最初は驚いていましたが

やっと理由がわかりました。

2週間くらい前にポストに入っていたチラシ。


「街の清掃スタッフ、頑張ってるよ!」ってチラシだとばかり思ってたけど(なんかそういう雰囲気の新聞?が月始めにポスティングされてたりする)

この前、大家さんが来てくれた時に聞いてみたら

日本でいう「粗大ゴミの日」で、捨てられないサイズの大きなゴミの日。

通常は「紙」「ペットボトル」「ごちゃまぜ」みたいな感じに3分別。

「ペットボトル」のゴミの中に缶・ビンも含まれるようですが、「ごちゃまぜ」に入れてしまっても、問題なく回収されてる模様。

スーパーで缶・ビン捨てマシーン?が置いてあるから、スーパーに買い物行くときに捨ててる人も見かけるし、「ペットボトル」に入ってるのも見かけるし・・・うむ。

大家さん、「ここの家にはヒロコにとって必要な家具ばかりだよ!ゴミはない筈だから、何も持っていかないでね!僕たち悲しくなる!」と笑わせてくれました。

ちなみに、これまでこのゴミの山を度々見かけていた理由は、地区毎で回収日が違うからみたい。

で、貧しい人達や、そうでない人達も、捨ててあるものから気に入ったものがあれば、自由にお持ち帰りできるみたい。

昨日の夜は、大きなトラックで、使えそうなものをお持ち帰りしている人達もいました。

トラックと言っても、軽トラとかじゃなくて、ダンプカー並のサイズ。

でも、何処からそんなにゴミが出てくるのかわからないくらい、あちこちにゴミが山積み。

このゴミ、宝の山を求めて、いつも以上にいろんな人がフラフラしていたので、昨日からはちょっと戸締まりをしっかりしていました。

まぁそんなこんなで、備えあれば憂いなし、なので。

日本ではあまり見ることのできない光景を見ることができました。

日本の良さも、ハンガリーの良さも、感じる日々。
昨夜は、メラート先生のクラスコンサートでした。

日本でいうところの「門下発表会」です。

発表会もコンサートという単語を使うことに、恥ずかしいというか、むず痒い気がします。

わたしは、プッチーニのオペラアリア1曲と、オペラ「魔笛」の中で歌われる4重唱を。


重唱に関しては(他の子達が歌っていた重唱も)、前日になんとなーくの演技の粗立ちを指示されたのだけど、みんなヒュルヒュル動いて歌えてて、「動くの楽しいな」と思いつつ、それでもついてくのに必死。

それ以上に、言葉がわかる人達の前で歌う、ということがとてもとても怖かったです。

裏を返せば、恥ずかしい話それだけ「言語」に対して意識がなかった、ということだと思います。

前日も、この前のエリカ先生のコレペティレッスンを受けることが出来たのだけど(なんだかんだ、3~4回受けれた❤)

レッスンを聴いてたメゾの子が「明日の幸運の為に、貴女が良ければ、ドイツ語の発音教えるよ!」と声をかけてくれて、教えてくれました。

歌詞の意味や気持ちはたくさん考えてきたつもりだったけど、多分それだけ。

「リリック」ではなくて「テキスト」。

例えば、「z」という音を発音する時に、息を流しながらなのか、とか、息を止めて発音するのか、とかとかとか。

彼等はそれをちゃんと聞き分けられるし、わたしはその違いも最初聞き分けれなくて。

だから怖くて堪らなかったのだけど、歌う前、お腹が空きすぎて、御守りとして持ってったお握りを食べたら、ナーバスな気持ちが無くなりました。

ご飯って凄いし、わたしは単純だ。


発声も、息の吸い方も、吐き方も、口の開け方も、この3ヶ月で少しずつ変えているので、昔のわたしが顔を出すんじゃないかという意味でも怖かったけれど・・・とてもいいコンサートの時間でした。

みんな、とても上手だし、何より聞いていて楽しい。

だから、出来はどうあれ、わたしも歌うのが楽しい。


終わった後、聴きに来てくれていた沢山の人から、多くの握手とビズを貰いました。

言葉も不自由な見知らぬ外国人(わたし)の歌に、涙してくれた人がいたことも嬉しいです。

伝える、ということは難しいけれど。



わたしにとってハンガリー語は外国語だし、英語もドイツ語もイタリア語もロシア語も外国語。母国語なのは日本語。

でも、ハンガリー人にとっても、英語も、ドイツ語もイタリア語もロシア語も外国語。母国語はハンガリー語。

その辺りは日本ととっても似てる。

だけど、英語が苦手な人もとっても多いし、ドイツ語、イタリア語、その他の言語が苦手な人もいるのも事実だけど、苦手なだけで理解出来てる人が多いのも事実。

でも、だからこそ教えて貰うときに、お互いにとって外国語として歌と向き合って教えて貰えるから良いと思う。少なくともわたしは。

歌う言語を喋れた方がいいのは当たり前だし、喋れるようになりたいけれども、わたしの頭脳では全ての言語習得は限界を感じるし、何より「育った言語」がアイデンティティーを形成してると思うし、それによって舌の筋肉も発達・成長してきた訳で、育った言語は捨てられないから。

あくまでもわたしにとっては。



そんなこんなで、コンサートでした。

聴きに来てくれていた碓井さん(同じく9月からハンガリーに来た、バリトンさん!)がお花をくれました!

お家で、即席のペットボトル花瓶に飾っています。

お友達のメキシカンガール、エステファニアちゃんと。

彼女が、彼女の母国語であるスペイン語で歌うスパニョーラソング、とても情熱的で素晴らしかったです。

彼女も、袖でずっとダンスをしていて「スパニョーラはわたしの血が騒ぐ!」って言っていて、わたしにとっての日本語は「落ち着く」なので、とても興味深かったです。

そんな感じ。

考えること、感じることがたくさん、たくさんありますな。


悲しいことに、来週はメラート先生とカタリン先生、お二人ともコンサートで国外だそうなのでレッスンお休みなので少し残念。

でも、なんだかんだ、先週・今週とほぼ毎日レッスンしてもらえていたので、良いのです。
先週のレッスンで「また来週ね!」ってガーボルさん仰って下さったけど・・・

結局、今週ガーボルさんのレッスンは無かったのだけど、今週はなんだかんだ毎日カタリン先生に歌を見て頂けてて幸せです。

ガーボルさん、レッスンは無かったけど、先週レッスン受けれなかった生徒さんたちのレッスンをされていたので、またお会いすることは出来たし、お会いした時に「お元気ですか?」って日本語で質問してくれて、いい人だなぁと。


とりあえず、「ヒロコ!明日は○時に来て!」と言ってくれてたので、今週は月、火、水曜と毎日カタリン先生に歌を聞いて頂けてたのだけど

今日は、来週のクラスコンサート(門下発表会みたいなものだと思う)で歌う魔笛の重唱を、ハンガリー人の子達と一緒にレッスンしてもらった後

「今から別の先生に、この曲のレッスン受けに行くんだけど、貴女も来る?一緒に歌う?」とクナーベを歌ってるガビちゃん達が聞いてくれて

誰のレッスンかも訳もわからんまま「行って良いの?受けたい!けど、カタリン先生のレッスンも受けたいからどうしよう」って条件反射で言ったら

カタリン先生が「そっちのレッスン行くべきよ!明日メラート先生帰ってくるから、今日の残りのレッスンは明日しましょう。また明日の時間は電話するから!」と送り出してくれて(T-T)

どさくさに紛れて、多分BAの子達が受ける、エリカ先生というコレペティのグループレッスン?に参加させて貰えました。

他の子達の歌もたくさん聞けたし、その空間にいるだけでとっても楽しかったです。

もちろん会話は全部ハンガリー語だったから、なんとなく内容を理解出来たり、大半は出来なかった部分もあるけれど。

スパイスを加えるみたいに、言葉のディクションや、音の運び方なんかを見せて下さって、身体に絡み付けてる鎖のような、自分自身で重くさせてる何かがスルスル落ちてくみたいで、とっても目がキラキラした時間でした。

定期試験ないのは残念だけど、学位に捕らわれないコースに在籍しているからこそ、今週は毎日声も聞いて頂けてるのかもしれない。

これからもそんな機会があったら嬉しいな、と思いつつ、英語とハンガリー語頑張ろうと思いました。

また、今日のエリカ先生のレッスンも受けれる機会があるといいなぁ。

しかも、カタリン先生が「明日、メラート先生帰ってくる。今日帰国するの。時間は分からないけど、明日メラート先生は学校でレッスンするわよ」って言ってたことにも感激!

驚いて「わーお!」と言ってしまったけれど、感激。

さっきカタリン先生が「メラート先生は帰って来たばっかりで疲れてるけど、明日○時に、×番の部屋ね!」って電話をくれました◎

そうそう。ハンガリー語で今理解できるのは、数字と色と、野菜の名前とか、それくらい。

昨日、フラッと入ったドレス屋さんでも、店員さんはハンガリー語しか喋らなくて、殆ど色の単語だけで会話してて(それでも意志疎通が出来てたのが謎)・・・最終的に「また来るね」が言えなくて「残念ながら、今日、わたし、買い物しない、ありがとう」という単語を並べて帰って来たくらい。

メラート先生も、カタリン先生も、門下生の子達も、いつもわたしに何かを伝えるときは英語(しかも超分かりやすい簡単な単語&ゆっくり)で通訳してくれる。

ありがたいなぁ。

とりあえず、今日も相変わらず興奮してしまっているけど、嬉しいな。

大学同期・同門のテノール川崎の頑張りも嬉しいし、なんだかとっても嬉しい。