11月11日の聖マルタンの日は、ガチョウフェスティバルの為、Szentendre(センテンドレ)という街まで行って来ました。

前日にご連絡した(というか、最早わたしの思い付き&ワガママに巻き込んだ)のだけれど、お世話になっている清水さん親子と一緒に行って来ました◎

センテンドレは、ブダペストからHÉV (へーヴ)という郊外電車で40分くらいの、小さくて、アート溢れる街でした。

もし一人だとしてもフラッと行こうと思ってたけど、一人だったら絶対にガチョウフェスティバルに、そしてきっとセンテンドレにも辿り着けなかったです。

センテンドレ到着後、まずは中央広場へ。


生憎の曇り空(そして寒い)だけど、カラフルな建物が一杯の、本当に可愛らしい街です。

街を流れるドナウ川もこんな感じ。


お昼は、ブダペストに来てからずっと食べてみたかったlángos(ラーンゴシュ)を食べました。シンプルなSajt és tejföl(チーズとサワークリーム)味。500Ft(250円!)で美味しいです。シンプル故に味は単調でしたが。


普段パン類を食べるのは控えているのだけど、6月に入試で訪れて以来ずっと食べてみたかったし、「一人では絶対に食べれないし、これを逃したら二度と食べないだろうな!」と思ったので・・・そして案の定お腹いっぱい→完食は出来ませんでした。
(満腹故、ガチョウフェスティバルでは何も食べませんでした。)


ガチョウフェスティバルは、SKANZEN(シカンゼン)という、野外民家園で行われてるとのことでしたが、アクセスの悪いこと悪いこと・・・。駅からのバスは2時間に一本。しかもチケットの買い方もよくわからず。(一人だったら泣いてた)

親切な案内板もなく、インフォメーションも閉まっていて、駅なのに殆ど人通りも少なくて、「本当にイベントあるの?」と3人で途方にくれていたところ、同じように途方にくれている一人の女性がいました。

話しかけてみたら、わたしたち同様にガチョウフェスティバルの為にシカンゼンに行きたいとのことだったので、皆でtaxiで向かいました◎

道中お話ししてみたら、彼女はオーストラリア出身で、ブダペスト在住。しかも、ピアニストさん(って言ってたと思う)。なんと、シドニーの音楽アカデミーを卒業されたんだとか。

清水くんとわたしが出演する、1月のコンサートに是非行きたいと仰って下さいました◎

そんなこんなで本当に偶然の出会いだけど、素敵な出会いだなぁなんて思ってたら、シカンゼンに到着。

来てみてバスが少ないのも納得。自然が豊かすぎて、駐車場に車がたーくさん。人もたくさん。そして、何より広大な敷地。広すぎる!


ガチョウさんも可愛かったし、ハンガリーの固有種をたくさん見ることができました。

ガチョウさん。カメラ見てくれました。うむ、かわいい。


角がクルクルしてるRACKA(ラツカ)という羊さん。・・・分かりにくいけど、奥の方の羊さん、角がクルクル。


食べる国宝、巻き毛が可愛いマンガリッツァ豚さん。・・・臭いは全く可愛くない。他のどの動物よりも強烈。


肝心のガチョウフェスティバルでは、屋内音楽イベントもやっていて、ワイン片手にみんな楽しそうでした・・・が、動物が可愛くて可愛くて仕方なかった❤

帰りも、なんと一緒にtaxiで来た女性とバッタリ!(彼女は自分でtaxi呼んでて、まさに発車する所に遭遇)

ブダペストまで一緒に帰ってきました。

出会いって突然だし、常に偶然なのかもしれないけど、出会えて良かったなぁと思えた素敵な出会いでした。

帰宅後「ガチョウ食べてないわ」と気付いたので、スーパーで鴨胸肉を買って「鴨もガチョウも、きっとお友達」と信じて、焼いて食べました。あと、フォアグラ・パテも。美味しかったので満足。


センテンドレはとっても可愛い街。
そして、シカンゼンはとっても広い。
今回はガチョウフェスティバル目当ての、超スピード滞在だったけれど、またゆっくり日帰りで訪れたいなぁと思いました。
いつも写真掲載のこと聞くの忘れるから、自撮りばっかり。

でも、こんな感じで元気。寒いけど!

明日は11月11日。

日本では「ポッキーの日」で賑わうけれど

故郷も大学も同じの、お兄ちゃんみたいに慕ってる、テノールの大先輩が「やりたいねん。けどな、いっつも忘れんねん」って言ってたのを聞いてからわたしも1人でチャレンジ(必ず失敗)をしてる

「11月11日の11時11分に両手を高く挙げて11を作ろう」なんて事をいつも考えてたけど、授業中だったり、仕事中だったり、忘れてたり、忘れてたり、忘れてたり・・・いつも何らかの諸事情で達成できず。

今年は達成出来そう。うむ、忘れなければ。



そんなことより、11月11日は「聖マルタンの日」というそうです。

ハンガリーに限らず、キリスト教の聖名祝日だそうで、「聖マルティヌス」に対する各言語の表記の違いにより、「聖マーティンの日」「サン・マルタンの日」などとも呼ばれる・・・らしい。(Wikipedia参照)

困った時の心の友、Wikipediaには「収穫祭が行われたり、冬の始まりの日ともされる」と書いてありました。

で、このマルタンの日は「ガチョウ料理」を食べる風習があるんだそう。(これもWikipedia参照!すごい!Wikipedia!)

ガチョウといえば・・・わたし個人的にフォアグラ❤

調べてみたら、ハンガリーでもガチョウフェスティバル(?)をやるそうな。

可愛らしいガチョウさん達の写真と共に「秋に別れを告げよう!美味しいご飯・ワインを用意して待ってるよ!」ってフェスティバルのホームページに書いてありました。

確かに、「冬の始まり」とされるだけあって連日寒いです。

暦というか、古の人々の教えや習わしって、日本だけじゃなくて万国共通で素晴らしいなぁと思います。

わたしはお酒に弱いから多分ワイン飲めないけど、ガチョウ料理と、フォアグラ❤❤❤

と、ハンガリーの伝統的なダンスとか、雑貨マーケットもあるみたいなので、少し遠いけどお天気が良かったら、お出掛けしてみようと思います◎

どうやら「11月11日は新酒の解禁日」という情報にも辿り着いたので、収穫祭やってるならワインの名産地であるトカイに行ってみたかったけど、トカイの収穫祭は先月の今頃だった模様。残念。

行ってもどうせ飲めないけども。


ちなみにハンガリーには、たくさんの種類のフォアグラ加工品があらゆるスーパーに、とてもお手頃価格で並んでるのだけど、この前は、少し変わったものを見つけたので、思わず購入してみました。

まだ食べてないけど、(リンゴとか蜂蜜とか、地中海とか書いてある)パテとムース。パテとムースは何が違うのか、よくわかりません。

日本でも滅多に食べた経験なんてなかったけれど、リーズナブル&気軽に手に入る故、こちらに来てから時々食べるようになりました。

明日はどんなガチョウ料理に出会えるのか楽しみです。




そうそう。

今日からクリスマスマーケットがオープンしました。(早速今夜、医学部のお友達と行ってきます♪)

明日の「冬の始まりの日」に相応しく、いよいよ冬が訪れるんだなぁと。

日本のお祭り・イベント事もそうだなって思うことが多いけど、暦は本当に考えれば考えるほど、知れば知るほど面白いと感じます。

明日も晴れますように。
興奮のあまり、ブログを書こうと思いました。

「わたしが留守の間、コレペティの先生と勉強しててね。
それと、秋休み明けにはバリトンの友達が来てくれるから。
彼はとっても良い歌い手で、人柄もとても良いのよ。」

ってメラート先生から言われてて、「嬉しいな~友達が来てくれるのか~。頑張らなきゃ」と思って、迎えた秋休み明けの初レッスン。

「僕の名前はガーボルだよ」って自己紹介をしてくれて

「日本の何処から来たの?愛知は知らないけど名古屋なら知ってるよ!今年の1月にエスカミーリョ歌いに行ったし、ちょくちょくプライベートでも日本に行ってるんだよ~」とお話ししてくれて、とても気さくな方でした。

コレペティのカタリン先生の「レッスン後も聴講していいよ」というご好意&お言葉に甘えて、いつも二人のレッスンを聴講させてもらってるのだけど

流石に今日は帰ろうとしたら、カタリン先生からガーボルさんに聞いて下さって・・・「もちろん居ていいよ!」とガーボルさん。

いつものように二人のレッスンを聴講させてもらえました◎

自分のレッスン中は、仰ってくださることを理解することに必死で、とにかく必死で、頭ヒュルヒュルに終わりましたが

二人のレッスンを聴講していたら、頭ヒュルヒュルだったことを少しだけ解くことができた気がします。

「きっと来週もメラート先生はまだ日本だし、また来週もレッスン受けたかったな」と思ってたら、帰り際に「来週もよろしくね~」と言ってくれたので、本当に良かった!

ハンガリー語で「ありがとうございました」って言ったら、日本語で「どういたしまして~」って言ってくれて、それも嬉しかった!



そして、レッスン終わって帰宅後にちゃんと調べてみて、素晴らしいキャリアの方だと知って本当に驚きました。

教えて下さること、ちょっとした歌声一つ一つに、素晴らしい歌い手さんなのはわかっていたし、だからこそ彼の言うことを理解するのに必死で頭ヒュルヒュルになってたんだけど

「1月にエスカミーリョ歌いに日本に行った」のは聞いたけど、まさか新国立劇場の「カルメン」とは。

お友達が新国立劇場で働いていたのもあって、ちょうど今年の春に「カルメン」か「ルチア」行けたら行きたいなぁと思って、お友達にも「行けたら行く!!!行きたい!」と連絡してたのに行けなかった公演です。

ふおおおおー!


今日は立派なお髭があったけど、お写真の通り、とてもかっこよかったです。

さよならのビズ(?・・・名前がわかんないけど、ほっぺたを合わせてチュってする挨拶)をした時にカタリン先生からエールを貰えたし、

今日ガーボルさんに教えてもらったことを、何でも良いから、次のレッスン迄に何とかして掴めたらいいなぁ。

日本でのレッスンも、メラート先生のレッスンでも、カタリン先生のレッスンでも、とにかく毎度毎度レッスンでは何かにつけて興奮してるのだけど・・・今日も然り。
万霊節!

ウィーンのお墓、行って来ました◎

朝6時21分の電車に乗って、9時過ぎにはウィーン到着!

3時間かからないくらい。思ってたよりもあっという間!

「チケット売り場はとっても混むらしい」という情報を教えて頂いたので、昨日のうちにチケットは購入しておきました。

往復で33€!素敵な値段❤

朝6時の東駅。暗いというか、寒いです。

それにしても、とっても車窓からの眺めが長閑で、贅沢な1人旅。顔がにやけました。

そろそろ国境だな~と思ってたら、オーストリアに入国してすぐ、警察によるパスポートコントロールがありました。

と言っても、パスポートを見せるだけでとっても簡単。

簡単に国境が越えれるからこそ、だからみんないろんな言葉が喋れるというか、習得しなくてはならないのかな。より善く生きてくために。

オーストリアに入った途端、車窓から見える木がきちんと整列してる様子とか、線路の感じとか、駅の雰囲気が(きちんと整備されてたり、統一感があって)、なんとなーく空気感が綺麗になりました!

それにしても絶景な車窓。途中、ドナウ川と並走してるところもあって、行きも帰りも風景を見てるだけで楽しかった。

座り心地も悪くないし、Wi-Fiあるし(帰りの列車は繋がらなかったけど)、食堂号車もあるし、車内ワゴン販売も来てくれるし、日本の新幹線みたいな感じ!

ほんと、わりと快適&あっという間にウィーン中央駅に到着。


そこからはウィーンで研鑽中のテノール佐々木くんの華麗なるアシストガイドによって、無事に待ち合わせ完了。


お墓は中央墓地と、モーツァルトが眠るザンクト・マルクス墓地へ。

言葉が足らないけど、本当に綺麗でした!

本当、まだヨーロッパの5月を知らないけど、歌で描かれてるように、5月みたいでした。だから5月が待ち遠しい!

夏のマスタークラス&修士論文の資料探しのために修士2年目の夏、ウィーンに滞在した時も

修士論文のテーマにしてた作曲家ベルクのお墓を探し求めて、連日ウィーンのお墓通いばかりしてたけど、夏の景色とは全然違いました。

シューベルト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス・・・たくさんのお墓をお参り◎

満足!

中でも、一番華やかだったベートーベンのお墓。

そして、なんとなくモーツァルトのお墓。

ほんと、素晴らしい空間に行くことが出来て本当に嬉しい。

6時間くらいのウィーン滞在だったけど、とても充実していました。

学生時代、アホなことしかせんと、ふざけてばっかりで、会話もアホなことしかしてませんでしたが、今日は時々、ちゃんとしたことも話題になったぞ!

頑張ってる話もたくさん聞けて、わたしも頑張らなきゃと思いました。

ありがとう。まさなり。


相変わらず写真を撮ると、お互いアホな顔しかせんのは残念すぎるくらい変わらん。


帰りはパスポートコントロールなかったけど・・・ハンガリーはそこら辺大丈夫なんかな?

帰りの席は、空いてたのでハリーポッターみたいな6人用の個室に、贅沢1人乗り◎

ブダペストに到着した後は、学校のホールへコンサートを聴きに◎

学校のホールで行われるコンサートは、要予約だけど、在校生は全部無料で聴けるのが本当に有難い。

今日のは、作曲家コダーイと詩人アラニ・ヤーノシュのコンサートでした。

いつも何かと助けてくれる、同じメラート門下のソプラノ、アンナちゃんと

多分門下は違う筈なのに、アンナちゃんと共にわたしをサポートしてくれてるバリトンのアッティラ君が歌うと聞いてたので、それを聴くために、強行日帰りウィーンでした。


なかなか日本では触れる機会のないコダーイの歌曲、舞踊のようなものもあったり、漂うものもあったり、面白かった◎

コンサートも行けたし、ウィーンにも行けたし、心配してたお天気も素晴らしくて、良かった◎

満足。


ちなみに朝の電車、6時21分にブダペストを出発したんだけど、あのまま乗って行ったら17時半頃には終点の駅・・・なんとスイスのチューリッヒ。

凄いなぁ。
10年近く、いつかヨーロッパで迎えたいと思って夢見ていたこの日。

今日11月1日は「万聖節」という、日本でいうお盆のような祝日。

ここ数日、お墓のことばかり考えて調べていました。

ブダペストにはブダ側とペスト側に1つづつ、大きな墓地があるらしいことがわかり

ブダ側には作曲家のコダーイ、バルトークが眠っていると聞いたので、早速ブダ側のファルカシュレーティ墓地へ。


すっごく大きな墓地で、大勢の人&たくさんのお花屋さん。


案内所のお姉さんに、コダーイとバルトークのお墓の場所を教えてもらって、地図も手に入れて、完璧!

お陰で、このひろーい墓地でも迷わず辿り着くことが出来ました◎

バルトークのお墓

コダーイのお墓

日本のお盆として考えたら、お墓の写真をパシャパシャ撮るなんて失礼だしタブーかなと思ったので、ここではバルトーク、コダーイ、ショルティの3人だけ記念に撮影しました。

色とりどりのお花に、たくさんのキャンドル、全てのお花が故人のために、それぞれ彩られていて、本当に素晴らしい空間でした。

ベンチに座ってじっとお墓を見つめている人、手を合わせて合掌(?)している人、長い間語らっている人

みんなそれぞれの時間を、それぞれに過ごしていました。

お花もカラフル。ただ、菊科のお花が多かったかな。

菊のお花=仏花とばかり思っていたけど、こちらでもお花を手向けるのは菊科が多いのかな。


何はともあれ、シュトラウスによって描かれた 「万霊節」の様子をこの目で見ることが出来て、本当に嬉しい。

あまりにも嬉しくて嬉しくて、「ほんまに綺麗なんやで~」と約10年前にレッスン中にポロッと教えてくれた京都の師匠に、興奮のあまりLINEを送ってしまいました。

それに5月が待ち遠しくなりました。


そして、日が暮れてからはペスト側のケレペシ墓地へ、モツレクを聴きに行きました。

お墓のリサーチをしている時に、ケレペシ墓地で17時からモツレクやるらしいという情報に辿り着けたので◎
(ポスター貼ってあったから、ファルカシュレーティ墓地の教会でもコンサートは開催されてた模様。)

夜の墓地も、とても幻想的でした。(キャンドルだけの撮影ですが)

屋外でのモツレクで、演奏者も寒いし、聴衆も全員立って聞くスタイルで寒いし・・・だけど、みんなじっと耳を傾けていました。

日本だと曲の素晴らしさは勿論、難易度や技術的なこと、音符にばかり意識がいってしまうと思うけど、上手いとか下手じゃなくて、祈ること・死者を思うこと。

あんなにあっという間に感じたモツレクは初めてで、ここでモツレクが聴けて良かったと思いました。寒かったけど。

日本で考えると、お盆にお寺の屋外で、みんなでお経を大合唱・・・みたいな感じなのかな。お経というか、声明かな。


今日は万聖節。そして明日は万霊節。

明日は念願の、万霊節のウィーン(のお墓)へ、サクッと1人で向かいます。

昨日の夕方に「2日にウィーンのお墓行こうと思うんだけど暇?」って突然LINEしたのに

「Allerseeren!ロマンチストやなぁ!俺も行く!」と反応してくれた、素敵なお友だちに久々に会えるのも楽しみ。

お天気だといいな。