だいぶ朝晩の気温が下がって、私の周りでもコロナや、風邪で体調を崩している人が多い印象です。


幸い私は元気、その上健康なので、このまま年末・クリスマスまで頑張りたいところ。


そんな最近の悩みは、いつ暖房をつけるか、ということで


寒くない訳ではないけれどまだ問題なさそうだし、なんとなく11月入ってから暖房入れようかな、という結論を出しつつあります。


そんな秋らしくなってきた中、日本大使館まで、在外投票に行って来ました。



2017年の選挙の時はこちらに来たばかりで、在外選挙人証が間に合わなくて投票に行けなかったけど


それ以外の選挙には、こうやって投票出来ている事、とても嬉しく思います。



大使館はブダ側の、首都なのに自然豊かで閑静な場所だけど、少しアクセスの悪い所にあって、市内中心部からはトラムとバスで小一時間かかるのだけど


今回も、予定を終えて時計を見たら、ギリギリまだ16時前で


「あ、投票所の受付時間は17時までだし、今日行けるかも!」と思って、急いで16時半過ぎに大使館に到着して無事に投票出来ました。


帰りは、肌寒いけどとても心地よいお天気だったので


トラム・バスで小一時間かかるところを、街中ハイキングがてら歩いて帰りました。



空も綺麗で

落ち葉も綺麗で

いつも大使館からの帰りのバスの中から「写真撮りたいな〜」と思ってたバス停。


レゴブロックのペイントがされていて、可愛くてなんだか見ると心がパァッと晴れる、好きなバス停の一つ。


2時間かからないくらいで市内中心部に戻って来れたのだけど


心と頭にとっても良い時間になりました。


途中の道も、いい感じに自然に触れられたし


病院頑張ったご褒美で、肩車をしてもらってご機嫌な子供と、お母さんと交わした会話も心がほぐれたし


マルギット橋から見た夕焼けは本当に綺麗で、心がシャワーを浴びてる感覚になったし


在外投票も、私が大使館のあるブダペストに住んでるからこそ、これまで難なく毎回投票出来ているだけで


今回も「あ、今からなら行ける!」という感じでの行動だから


私がもし大使館や在外公館のない街に住んでいたら、今回は投票に行けなかったし


これからも在外投票出来る選挙には、可能な限り参加したいと思います。


あの時間から、少し急足で大使館まで行って本当によかったなぁ。


おかげで、とっても心と視界がクリアになりました。


どんどん暗くて寒くなる今からの季節、というか時期


そういう時に限って、一丁前に生意気にも「忙しい」と感じる瞬間も増えると感じるけど


だからこそ、こういう時間を意識的に探して、作りながら、過ごしたいなぁ。


今日も、頑張らないを頑張ろう。

手帳をペラペラとめくっていたら


今年ももう残すところ100日もない事に気付いて、びっくり。


驚いているだけでも仕方がないので、来年2025年の手帳を買いました。



まだ真っ白だけど、これから色んな予定を書き込むのが楽しみ。


贅沢言うならば、適度に予定があって、適度に余白のある、楽しさと大変さと忙しさ、それぞれがバランスの良い毎日になるといいな。


ちなみに手帳と一緒に写っているのは、先週のスロバキアでのコンサートで頂いたお花。


いつもは1輪だけお花を飾っているので、とっても窮屈そうな一輪挿しだけど


大好きな霞草も入ってるし、普段と比べものにならないくらい心が賑やか!


スロバキアから一緒に帰って来て良かった。


もう1週間も経つのに、2〜3日前に帰ってきたかな?と思うほどに、お花が元気で嬉しいです。


そういえば、この前、次の公演の為の衣装合わせに行ったら


衣装さんの工房には、もう素敵なクリスマス。


あまりにも可愛くて、見つけた瞬間に「素敵〜!めっちゃいい感じ!」と衣装さんに言ってしまいました。


そして次の公演たちの衣装も、自分では選ばないタイプのお洋服で、とっても楽しみ。


夏休み明けの公演では、新作で衣装はデザイナーがデザインから考えて、一人一人に合わせて作ってくれたのだけど


袖とか、ポケット等をまだ縫い付ける前の、仮縫い状態で衣装合わせをした時に


衣装がピッタリ過ぎて、縫い目を解いて、また縫い直し...という事があって


「ほら、椿姫の後、夏休みで1ヶ月日本に帰ったの。ご飯たくさん食べちゃった!ごめん!」


って誤ったら


「そりゃ仕方ないよね!ママのご飯はいつだって美味しいし。問題ないよ!それが私たちの仕事だから、安心して!」


って笑いながら、豪快に縫い目を左右に引っ張って、服を“布”にして、新しく体に合わせて印をつけてくれました。



私は鮮やかグリーンだったけど、ピンクや黄色、深緑の衣装もあって


テレタビーズみたいで、みんなで集まったら可愛い色使いでした。


1回だけ被って、「あ、地毛でいいからヒロコはカツラなしね!」って言われた黒髪ショートも


地毛が真っ黒ではないし、人生でショートカットは1度もしたことはないので、なかなか新鮮でした。



この公演の衣装合わせ以降、2回ほど衣装合わせして


1年前に採寸したサイズを参考に衣装を選んでくれているけど


前回みたいに「ピッタリすぎる」現象は起こってないので良かった。


いっぱい食べて、健康に秋を過ごしながら、冬支度をしようと思います。


昨夜はスロバキアにてコンサートでした。

ドドーンと大きなポスター。




本当に夢のような時間でした。


今思い出しても、本当に幸せでした。


大学院生時代、ルサルカのアリアを勉強する為に


チェコ語を学んでいた親友の紹介で、関西在住のチェコ人に発音を教えてもらったりする中で


いくつも音源を聴いて「この人のルサルカ、1番好きだなぁ」と思ったベニャチコヴァさん。


その彼女が、50年間の歌手生活に終わりを告げるコンサートに


コロナ禍の2020年に受けてたコンクールのご縁で


共演者の1人として、声をかけて頂きました。


お話を頂いた時は、ただただ嬉しくってたまらなくて浮かれていて

(8月の日本に帰国中だったから、夏休み満喫してたからなのもあるけど)


でも、書類のやり取りを交わす事が増えてきて、だんだん日にちが迫ってきたら


今度は「私で大丈夫なのかなぁ」という不安に押しつぶされそうで


そんな時、在スロバキア日本国大使館のFacebook、Instagramアカウントで私の紹介をして下さっているのを見つけて、すごく嬉しかったし


再び「よし!」という気持ちになれました。


金曜日のオーケストラリハーサルで、初めてライブで彼女のルサルカを聞いた時


最初の歌い出しの「Měsíčku」の Mの子音から、涙が溢れて止まりませんでした。


昨夜のコンサートでは、後ろ姿ではあったけど、自分だって歌わないといけないのに


彼女のルサルカを聞きながら、涙を堪えるのに必死でした。


金曜のオーケストラリハーサルは、客席には私たち出演者と、劇場支配人、カメラマンしかいなかったし


コンサート中も、共演者でなければ後ろから歌声を聴けることなんてないよなぁ...なんて思ったら


なんて贅沢なご褒美の瞬間なんだろう!と思いました。


「メゾソプラノからソプラノに変わろう」と大学4年生の秋、何度も話し合って先生と決断をして


大学5年生をしてソプラノになる、と決めたものの、道先が分からず試行錯誤の中


ルサルカのアリアに出会ってなかったら、冗談抜きに、今、私はここにいないと思う。


京芸の大学院入試も、新進演奏家育成プロジェクトでの名古屋フィルハーモニーとの共演も、リスト音楽院の入試も。


沢山、本当に沢山ルサルカを歌ってきたけど


これまでの歌人生を振り返った時に、個人的に節目だったと感じる所は、いつもルサルカのアリアを歌っていた気がします。


自分の中で、ソプラノになった時から、沢山の苦しい事、嬉しい事をプレゼントし続けてくれている曲の一つ。


だからこそ、連絡を頂いた時に「ベニャチコヴァさんは、このコンサートで50年間の歌手人生に幕を下ろす」という文章にショックでたまらなかったけど


それと同時に、同じステージに立てる事に嬉しくて堪りませんでした。


今年は2月にオペラでルサルカ公演があり、私の中では2024年はルサルカイヤーです。


もちろん、ベニャチコヴァさんはルサルカの他にイェヌーファや、オペレッタのデュエットを歌っていて、特にイェヌーファは絶品で


舞台袖だったけど、私の心はハッピーで溢れました。


ちなみに私は、トゥーランドットからリューのアリア、チャールダーシュの女王からシルヴィアのアリアを歌いました。


ヘアメイクも、劇場専属の方にお任せでお願いして、とってもゴージャスにして下さいました。



本当、何度でも書き足りないけど、本当に夢みたいな時間でした。


舞台袖でもベニャチコヴァさんはとってもチャーミングでした。


既にブダペストのお家に帰宅してるというのに、いまだ興奮が冷めなくて、普段以上に文章がまとまりません。


でも、本当幸せ。


楽しい事ばかりじゃない、というか、楽しい事なんてほんの一握りで


あとは...辛いとは思わないけど、目標到達に向けて苦しい事も沢山な音楽、歌だけど


音楽が色んな世界、場所に連れて行ってくれて、新しい人や、新たな音楽との出会いを沢山プレゼントしてくれるなぁと思います。


音楽が色んなところへ連れて行ってくれます。


今回のコンサート、バンスカー・ビストリツァという町にある国立オペラでの開催だったのだけど


首都ブラチスラバから、車でも2時間くらいかかる場所にある、本当に可愛い街で


このご縁がなかったら、この町と出会うことも出来なかったです。


しかも、主催者である劇場が宿泊先を用意してくれていたのだけど


「どこに泊まるんだろう」って思って来てみたら、まさかの劇場内!





1人一部屋用意して下さって、とっても快適なお部屋でした。


「田舎だから〜」と、秘書さんは言っていたけど


劇場に泊まるなんて生まれて初めての経験で、ステージから「直帰」出来るのはとっても快適でした。


そして、お部屋にいてもトランペットや、オケメンが練習してる音が聞こえてきていて


さながら期間限定で「怪人」になった気分でした。


最後、カーテンコールの時に劇場から、お花とプレゼントを頂きました。


お花、とってもいい香りで、置いて帰るのはとてもじゃないけど可哀想だったので


何とか工夫して、ブダペストまで持って帰ってきました。


はぁぁぁ!


頑張るのではなくて、これからも自分の向いている方を前と信じて、適宜方向転換もしつつ、動きを止めずに行こう。


やっぱりまだ興奮おさまらないので、ここでおしまい。

大氾濫していたドナウ川、あれから水位も下がって


一部運行中止していた幾つかの路線も、昨日くらいから全面通行再開したみたい。


良かった。


いつも春頃に雪解け水による増水があるけど、同じような事が起きませんように。


そうそう。


一昨日、金曜日はハンガリー国立オペラ140歳のお誕生日でした。


1884年9月27日にオープンして、140年ってすごい!


日本では明治時代だったんだなぁ。


ハンガリーのオペラは、建設中にウィーン国立オペラが火災で全焼した事を受けて


完成当時から防火カーテンや、今でいう消火スプリンクラーの設置もあり


戦争中も大きな被害を受けず、そして一度も焼失することなく、140年前から今と同じ場所に、同じ姿で建っています。


しかも、それまで手動で行われていた舞台上の回転装置も、ハンガリーは世界初の油圧式を導入。


同じく、舞台後ろに小道具や衣装を運ぶ為の油圧式エレベーターも導入したのは、当時世界初だったみたい。


いつも、休憩中や気分転換にフラッと外の空気を吸いに行く、2階、3階のそれぞれのバルコニー部分も


そこに建っている作曲家等の像の写真を撮ったり、アンドラーシ通りが見下ろせて眺めがいいなぁなんて思ってたけど


火災等があった際、避難経路の確保として作られた場所みたい。


そんなハンガリーのオペラ。


お誕生日当日のお昼は、オペラの客席にいました。






いつもグランドフロアに座ることが多いので


久しぶりの最上階席かつ、立ち見席でした。


いつも見上げてるシャンデリアが目の高さ、天井画が近くて、あたらめてうっとりしてしまいました。


ただただ、目の前のことで手一杯な毎日だけど


オペラ140年の歴史の中に、私もその一員として、音を未来へ繋いでいるんだなぁと思ったら


外国人だけどハンガリー人として誇らしいような


うまく言葉にできない、とても幸せな気持ちになりました。


こんな美しい場所が私の職場だなんて、本当に幸せ者だなぁ。


なにより、今日も元気に歌えることが幸せです。


歌うといえば!


ハンガリーでのお仕事はお休みもらって


来週はスロバキアの国立劇場に歌いに行くのだけど


ワクワクと「ご一緒させてもらうの、私で本当に良かったのかな?」って恐怖がごちゃ混ぜの気持ち。


だけどやっぱり全部ひっくるめて、とっても楽しみ。


体調万全で楽しもうー!


日本にいる頃から、曜日感覚のない日常を送っているので


日頃から、曜日と日にちを何度も確認して、把握するように心掛けているのだけど


何故だか昨日が日曜日だった感覚が抜けなくて、変な感じ。


ここ最近ずっと寒かったけど、昨日は半袖でも暑いと感じるくらいのとてもいいお天気で、予定も無かったので


「何もしない」をする為に、久しぶりに目的なく、のんびりお散歩出来たからかな。


曜日感覚がないと感じるのに、休日=週末という感覚も同居してるの、なんだか不思議。


目的ないお散歩、となるといつもドナウ川に向かって歩いてしまうのだけど


氾濫してるドナウ川、想像していた以上に凄かったです。


大きく浸水被害が出ている街や場所、私の周りでも氾濫の影響で途中の交通手段が寸断されててリハーサルに来れていない人もいるけど


幸い、ハンガリーでは死者や行方不明者は出ていないみたい。


それでも昨日の朝5時、最高水位830cmに到達したみたいで


私が行ったのは午後だけど、それでも凄かったです。


普段見慣れている様子とは大きく違って、言葉の通りドナウ川が大きくなっていて


水の流れも速いし、時々大きな流木が一緒に流れていて、普段以上にコーヒー牛乳みたいな色をしていて


でも遠くから見たら、太陽がキラキラ水面に反射してる、普段通りのドナウ川に一瞬見えなくもなくて。



川沿いの砂利町の遊歩道とか、車道、歩道は完全に水没。





乗ってるだけで綺麗な夜景が2番トラムも、線路が水没。


鎖橋の袂部分のトンネルは、ほぼ完全に水没してました。


それに伴い、2番トラムは一部区間運行中止。

BKKの「入っちゃ駄目」テープがあるものの、線路が歩行者天国みたいになってて、私も歩きました。




今回、お散歩しながら見ていて、凄いなぁ思ったのは土嚢。


国会議事堂、内覧ツアーのチケットセンターやお土産屋さんが、国会議事堂の建物の地下部分にあって


どういう状況になっているんだろう...って思ってたけど、営業してました。


防水扉の向こうはこんな状態なのに


防水堤と土嚢で、一切の水の侵入を許していませんでした。


他にも土嚢を積んでいる場所が幾つもありました。


水害の時に土嚢を積んで水の侵入を防ぐというのは、万国共通なんだなぁと思いました。


そして、ハンガリー語で洪水はÁrvíz、Ár(流れる)víz(水)、土嚢がhomokzsákで、Homok(砂)zsák(袋)という事を知りました。


Árは、普段生活する中でよく遣う「価格」とか「値段」という意味しか知らなかったけど


それらも水と同じで変動するものだからなのかな?


日々の暮らしの中に、教科書がたくさん。


先生たちが教えてくれたように、音楽の教えこそ、暮らしの中にたくさん隠れてるからこそ


日々の暮らしを丁寧に心がけたいと思います。