以前に書いてから1年ほど経ちましたので再掲させていただきます。 


例えば、

安心安全で美味しい国産無農薬野菜の定期便を扱う会社 オイエイト(老8)というところがあったとしましょう。




あなたはその会社の魅力的な宣伝に惹かれて毎月3000円のお野菜定期便の1年間の契約をしたとします。


契約書には「お客様都合の途中解約につきましては6000円の解約事務手数料(違約金)を頂きます」との注意書きも書かれていたとします。


しかし、そんなにいい野菜がその値段で手に入るなら安いものだとか、野菜なんてどうせどこかで買わなければいけないものだし有り過ぎて困ることなどもないだろうと考えて契約することにしました。


数回商品を受け取っての感想はというと、かなり沢山の量の野菜が毎月届いているとはいえ、正直に言えば近所の激安スーパーで売っている野菜との違いなんて全然分かりません。


また激安スーパーと値段を比較すれば、かなり割高な気もするけど、「良いものに違いない」と信じていたので当然、商品代金を毎月支払い続けてきました。



さて、契約してから5回商品が届いた後に偶然テレビでこんなニュースを目にします。


自分が野菜を定期購入しているオイエイトの内部告発というものでした。




その告発者はこんなふうに語ります。



「オイエイトは国産無農薬野菜という建前で多くの顧客を集めてきましたが、実際には無農薬野菜なんて仕入れ値が高いものはほとんど扱ってませんし、じつは輸入品の場合も数多くあるんです。」



「しかも輸入品の場合、無農薬どころか日本では作物に直接散布することが禁止されているグリホサートなどの危険な農薬も大量に直接散布されてますし、長期保存を可能にするために防カビ剤もかなり多く使われています。そうしたものを長期間口にしたお客様の健康被害も出ないかと心配です。」



と、こんなふうに語っていました。



そしてニュース番組の続く部分では仕入れ先の農家の証言や輸入元との取引記録などの証拠資料なども映し出されていました。



何かの間違いであって欲しいと思いましたが、インターネットで評判などもさらに調べてみることにしました。



すると、そこで数多くの悪い評判や偽装についての告発情報、証拠を目にします。




完全に騙されていた事に気付きました!



さて、ではあなたならそんな時にどんな行動を取るでしょうか?


  1. あと7回商品を受け取り支払いも普通に続ける。
  2. 違約金の6000円を支払って解約する。
  3. 「今まで支払った15000円を返せ」と要求する。もちろん「違約金などは払わない」ことを伝える。
  4. 今まで受け取った商品についてはすでに食べたものなので支払った代金を返せなどとは言わないが、「これからはそんな商品はいらないし代金を支払うつもりもない!もちろん違約金を支払うつもりもない!」と毅然とした態度で伝える。



さて、4番目を選んだ人は

不当な要求をしていると言えるでしょうか?

黙って金を支払わない人だからモンスタークレーマーなのでしょうか?




さらに嘘を重ねられて定期購入を続けさせられた場合にも本当に自己責任となるのかについても書いています。

錯誤に陥ったのは自己責任だとは言えない件⭐︎

https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12704889952.html




(追記)

オイエイト側の経営陣は自分達がまるっきり嘘をついたなどとは思っていません。

ちゃんと言い訳出来るような「素晴らしい戦術」を取っていました。



毎回届ける野菜のほんの一部だけですが、国産無農薬野菜も含めていました。




なので、

「安心安全な国産無農薬野菜をお届けします」

という言葉に偽りなどないとも言えます。


そして、

「全部の野菜が国産無農薬野菜だと保証などもしていなかったのだから、勝手にそう思い込んだ客が悪い。自己責任である」と言い訳をすることでしょう。



論理的話し合いができないんだよなあ

テーマ元エホバの証人、賢くなりましょう

2020-06-18

https://ameblo.jp/1-drop-in-the-tub/entry-12605005234.html


(引用)

クーリングオフ制度というのがあります。実際に注文しものと実物が異なった場合、その商品の消費をしない場合無効はできるでしょうが、それを長期間にわたって使用し、しかもそれなりの利益を受けた場合、無効は難しいと思いますよ。


それと無効請求をしている人の動機は「完全忌避」されたくないというものですので、排斥という処置を知っていてバプテスマを受けたのですから、契約不履行ではないのです。論点を見失っています。論点を見失った人が「論理破たん」というのは痛いですね。

(中略)


客観的に見て、お二人ともバプテスマを受けて以来毎日苦しんでいたわけではないのです。むしろ楽しんでいらっしゃったわけです。それを今更契約不履行をタテに無効を唱えるのは少々虫が良すぎるのではないでしょうか。論理破たんしているのはnさんのほうですよ。ご自身の論理の稚拙さを棚に上げて、愚にもつかないことを大見えきっておっしゃるのは何とも滑稽ですよ。論理というものがわからない人間が「論理破たん」という言葉を使いたがっているだけです。私の論理は成立しています。

(引用終わり)



クーリングオフ制度というのがあります。実際に注文しものと実物が異なった場合、その商品の消費をしない場合無効はできるでしょうが、それを長期間にわたって使用し、しかもそれなりの利益を受けた場合、無効は難しいと思いますよ。


バプテスマを受けて以来毎日苦しんでいたわけではないのです。むしろ楽しんでいらっしゃったわけです。それを今更契約不履行をタテに無効を唱えるのは少々虫が良すぎるのではないでしょうか。



(答え)

それまでの支払いはちゃんとしてきました。つまりエホバの証人であるためにエホバの証人の組織が信者に要求している生き方はこれまでしてきたわけです。



そしてエホバの証人の組織に自分が

  騙されて いたことに気付いてからは


「もうこの先はそんなもののために支払うつもりなどない!」


と主張しているわけです。



つまり組織の要求に従うつもりなどないという事です。



また組織側に非がある、つまり偽装の事実があるのだから違約金も支払うつもりも義務もないと言っています。

そうした状況でも辞めるなら制裁を受けるというのは不当だとの主張をしています。





排斥という処置を知っていてバプテスマを受けたのですから、契約不履行ではないのです。



(答え)

そんなことを仰る方はご自身が契約をちゃんと守れば良いかと思います。


排斥になるか断絶するか、または 契約どおりの支払いをご自身が続ければいいかと思います。


つまり「組織と歩調を合わせてこれからも生き続ける」必要があります。

エホバの証人組織が要求する生き方、集会や奉仕への参加、その他の様々な霊的活動(と呼ばれるもの)への参加、数多くあるルールにも出来る限り従うよう努力する必要があることでしょう。





再掲 バプテスマ無効請求

https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12604239265.html



(引用)

食品の定期購入・・・例えば国産無農薬野菜の定期購入契約をしたのに、届いた野菜を調べたり、その販売会社の仕入れルートを調べて見たら、有害な農薬が大量に使われていたり、輸入された野菜さえも含まれていたようなものではないだろうか。そうした場合には、健康被害を訴えたり、契約破棄も出来るはずではないか。宗教団体との契約でも同じようなものではないだろうか。

 

ものみの塔聖書冊子協会、エホバの証人の組織は清い組織、神の霊によって導かれている組織というもの演出するために数々の偽装を行ってきた。(別紙 ※3  清い組織、神の霊によって導かれている組織を演出するための偽装について。を見よ)

 

自分達の組織を清い組織に見せ掛けるために他の宗教の犯罪や児童性的虐待問題などは出版物などで取り上げたり、集会や大会のプログラムなどでも扱い、痛烈に非難しておいて、さも自分達の団体はそうした問題が無いかのように見せかけ、自分たちの組織内で起こった児童虐待その他の犯罪は隠蔽してきたこと。

 

神の霊によって導かれている組織を演出するために歴史的な出来事の年代さえも改ざんをしてきたこと。

例えば西暦前607年のエルサレム陥落やそこから7つの時である2520年後の1914年が歴史の転換点となるとの予告をしていたという主張。その時から終わりの日と呼ばれる緊迫した時代が始まったとの主張。そして、ハルマゲドンにおける事物の体制(現代の社会体制)がまもなく終わりを迎える、それ故に信者達は自身の経済活動を最小限に抑え、宣教活動等の宗教活動に多くの時間を用いるべきであると教え、指導し、強制することによって、経済的にも多大の不利益を被らせてきたこと。

 

そうした主張を裏付けるためにも様々な学者達の言葉を不誠実に、つまり逆の意味に捉えるように仕向ける仕方で引用してきたことなどといった明らかな偽装と呼べる行為がある。

 

我々はそうした事実を知ったが故に正式な成員として数えられること、成員であるが故に組織の指示に従わなければいけない状態であり続けることは避けたいが、だからといって「嫌なら出て行け」との要求に従って断絶することも避けたい。

 

なぜなら、この断絶という手段を取ることは、例えるなら、広告どおりの品物を届ける義務があるのにそれを怠って来た会社側に対して、怒って「辞めさせていただく」と申し出たにも関わらず、相手の会社から「途中解約は出来ない事になっています。もしどうしてもおやめになるという場合でしたら、違約金をお支払いいただく必要があります。」と凄まれて、あろうことか、それを支払ってしまっているような状態だからである。

 

相手のほうが明らかな契約違反をしているにもかかわらず、「家族を含めた他の信者達から無視されてもいいです」といった自分の周りの人間関係を崩壊させる極めて大きなペナルティーを課せられてしまうようなものである。

 

また、それは、こちらに落ち度など無いにもかかわらず、「非常に邪悪な者」「悪行者」との汚名を着せられ大勢の人に広められることにもなる。

 

排斥や断絶の理由を含めずに「◯◯さんはエホバの証人では無くなりました」との発表をする事は、聖書中のコリント人への第一の手紙5章11 節に しかし今わたしは,兄弟と呼ばれる人で,淫行の者,貪欲な者,偶像を礼拝する者,ののしる者,大酒飲み,あるいはゆすり取る者がいれば,交友をやめ,そのような人とは共に食事をすることさえしないように,と書いているのです。 と書かれているように、エホバの証人では無くなる、つまり、組織が交友を持ってはいけない人物であると信者達に強制、指示を出す人物は、「淫行、貪欲,偶像礼拝者,ののしる者,大酒飲み,ゆすり取る者」という、聖書中で邪悪な者と呼ばれている者であると言うことになるのだから、それは明らかな名誉棄損ということになる。

 

それで、もし勝手に「◯◯さんはエホバの証人では無くなりました」との発表、個々の人々に通達することによって信者たちによる集団無視の号令をかけるようであれば、こちらも対抗手段としてやむを得ず法的手段に訴えさせていただくことになる。

(引用終わり)




紀藤弁護士やメディアが政治家に要求しているのは統一教会を完全忌避すること―人権を論じる資格は?

20220831

テーマ:カルト考

https://ameblo.jp/1-drop-in-the-tub/entry-12761658985.html




完全忌避は人権侵害の最たるもの


とご自身も主張しておられるのに、


そうした忌避の指示を出されずに宗教団体を辞める手立てがあって然るべきだとの主張を批判するのはどうしてなのでしょうか?




別の観点からも



フランチャイズ契約において

フランチャイザー(本部)側に契約不履行がある場合、契約期間が満了していなくても違約金を支払うことなく期間についての約束は無効に出来るはずではないかとの話


宗教的献身は無効に出来るのか?  フランチャイズ契約との類似性から考える

https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12547413543.html?




そもそも辞める自由が与えられていなければ排斥による忌避は正当な宗教行為とはならないだろうという話



エホバの証人の排斥制度の部分社会論的正当性の主張は否定出来る

https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12617789489.html?