過去記事はこちらから

その②

https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12632866546.html


その③

https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12633291035.html





その④は、


エホバの証人の組織が " そんなにも " 信頼できる団体であるならバプテスマを受けて正式な信者となろう 錯誤による "そんなにも" です。





先回


https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12633291035.html


は統一教会に対する青春を返せ裁判の勝因について考えましたが、



「正体を隠した伝道」「不実告知」「欺罔・威 迫する方法」が違法とされて原告勝訴 となったということについて見てみました。



統一教会のそうした一連の訴訟では、アンケートやセミナーといった宗教勧誘であることを隠してコンタクトを取り、またかなり長い期間、宗教であること、統一教会であることを隠していた事が問題視され違法と判断されました。



相手を騙して錯誤に陥れることや、相手を欺く行為を指す。 なお、社会通念上許容される程度を超えた欺罔行為によって相手を欺罔し、その上で、意図して相手に意思表示をさせた場合は民法96条の詐欺が成立し、その意思表示は取り消すこ

とができる(民法961項)。



そのや り方 , ( の人材・資 金調達 の歯車 として活 ) ・手段( 罔的手段, 心理学 的操 )・結 ( によって人 格が入 れ替 られ, 一協会的人格になる) 社会的相当性 をはるかにこえている。そこで,被告に発生した被害を民法709 に基づき,弁済の責任を被告は負うとされる。




ではエホバの証人についてはどうでしょうか?



エホバの証人の伝道や教化過程には社会通念上の問題がないと言えるのでしょうか?



信教の自由で済まされる行為でしょうか?



バプテスマを受けて正式に入信したのはただの自己責任ですか?



皆様がバプテスマを受けて正式な信者になった理由、要因は何ですか?



ただ寂しくて自分の相手をしてくれる人達がいればそれでいい、どんな団体でも良かった。ただ自分の居場所が欲しかっただけという人は別ですが・・・



多くの人の場合、エホバの証人の組織が謳い文句どおりに " そんなにも " 信頼できる団体であるならバプテスマを受けて正式な信者となろうと思って決心したのではないでしょうか?



でも、そうした " そんなにも " 信頼できるなら・・・と思わされた中には沢山の「正体を隠す行為」(または錯誤に陥れるやり方)があったのではありませんか?



だからこそ、「騙された!」と怒ってる人がこれ程までに多いのではないでしょうか。




例えば、



この組織は清い組織であり、他のキリスト教団体と違って児童性的虐待問題に悩まされてはおらず、

また、そうした話をする人がいても、それは「背教者の嘘だ」と言っていたのではありませんか?



またもしそのような加害者がいたとしても放置されず排斥となるので安全な場所である。

とされていましたが、実際はどうでしたか?



「キリスト教世界は児童性的虐待などを犯した宗教指導者に対して甘いが、エホバの証人の組織は何と清いのでしょう」と繰り返し集会や大会、出版物で教えていたのは偽装行為ではありませんか?



排斥制度は素晴らしいものである。

排斥になるのは重大な罪を犯したにもかかわらず悔い改めない悪行者だけであり、そうした人が行いを改めるように促すための愛のある取り決め

とされていますが、


実際には組織の問題点や矛盾点を指摘したり、それを他の信者に話す人を「会話してはならない者」「悪行者なので関わってはならない」として口封じのために用いているのではありませんか?



例えば組織が児童性的虐待を隠していることを公開した人なども排斥しています。



オウ◯真理教は脱会しようとした信者を殺害し外部に対して内部で行われていることが伝わらないようにしましたが、


エホバの証人は脱会者つまり排斥断絶者は神の命令で接してはいけない者、口を聞いてはいけない者と教育することによって死んだ者のように扱い、内部の人に対して不都合な情報が伝わらないようにしていますよね?


http://www.jwic.info/n072802.htm





金銭に対しても清い組織であり、集められた寄付は適切に、世界的な教育活動に用いられているとアナウンスしていますが、自分達が批判している「戦い」「軍事産業」にすら用いていたのは偽装行為でしかありませんよね?


https://www.jw.org/ja/エホバの証人/よくある質問/戦争に行かないのはなぜか/



「ものみの塔 2013年 投資先のpdf (1).pdf」へのリンクです:

https://www.dropbox.com/s/52f5n7n0rcoa96n/%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%AE%E5%A1%94%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%93%E5%B9%B4%E3%80%80%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%85%88%E3%81%AE%EF%BD%90%EF%BD%84%EF%BD%86%20%281%29.pdf?dl=0





金の為に王国会館乗っ取ったり、抵抗する長老を排斥にしたり、どこが金銭面でも清い組織なんですか?愛のある組織なんでしょうか?

https://ameblo.jp/nakanokatsuhiro/entry-12278409748.html






神の霊によって導かれている組織を演出するために歴史的な出来事の年代についても偽装してきたこと。


例えば西暦前607年のエルサレム陥落やそこから7つの時である2520年後の1914年が歴史の転換点となるとの予告をしていたという主張。その時から終わりの日と呼ばれる緊迫した時代が始まったとの主張。そして、ハルマゲドンにおける事物の体制(現代の社会体制)がまもなく終わりを迎える、それ故に信者達は自身の経済活動を最小限に抑え、宣教活動等の宗教活動に多くの時間を用いるべきであると教え、指導し、強制することによって、経済的にも多大の不利益を被らせてきたこと。

 

そうした主張を裏付けるためにも様々な学者達の言葉を不誠実に、つまり逆の意味に捉えるように仕向ける仕方で引用してきたことなどは許されざる "正体を隠したやり方" ではありませんか?


https://www.dropbox.com/s/25vdfyz1jfd1xnc/%E3%83%90%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%9E%E7%84%A1%E5%8A%B9%E3%81%AE%E8%AB%8B%E6%B1%82%E3%80%80%E5%88%A5%E7%B4%99.pdf?dl=0


特にこのファイルの中の

※3 清い組織、神の霊によって導かれている組織を演出するための偽装について


という部分をご覧下さい。






エホバの証人によるマインドコントロール

https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12635300506.html



という記事でも書いたのですが、



「唯一まことの神が用いている真の宗教」と思わせて人を服従させてますが、



そう思わせる為の正体を隠す行為、偽装行為についてはもっと責任追求すべきだとも思っています。




宗教とはそういうもの


とか、


宗教の教義の解釈論的違いであり偽りではないと言えてしまうものは責任追求には不向きですが。

http://kiyou.lib.agu.ac.jp/pdf/kiyou_11F/11__51F/11__51_67.pdf





統一教会のやり方が司法によって

信者の人権 を侵害し, 会の公共性を脅かすものとして鋭く批判され、


その団体の活動内容を『信仰』の中身, 教の自由といった権利問題から切り離し

一般的な社会行為 としてその違法性 を判断 したように、



エホバの証人の組織の正体を隠す偽装行為もそうした分野でも注目を集めたほうがいいかもしれませんね。