ルナフレーナ・ノックス・フルーレ



『この間 冠を作ったお花です』
『あの』
『お帰りになるとき この手帳も
お持ちになってもらえませんか?』
『そして よかったらノクティス様にも
何か貼ってほしいのです』

“もうすぐテネブラエを発ちます”
「この度は 停戦協定の締結が決まり
大変嬉しく思っています
そして 皆さんのご存知の通り
わたしは婚約のお話をいただきました
今後 神凪のつとめをどう果たしていくのか
心配する声が多くあると聞いていますが
結婚を境に 神凪の使命が変わることはありません
これまでと同じように
わたしは皆さんの住む地を訪れ――
祈りを 捧げていきます」
『カーテスの大皿へ』
「わたしは 神凪の血を引いています
母と同じように 皆さんに平和を届けます」
「いいえ あっ――
並んでる人たちは 大変ですね
でも 必ずすべての人にお祈りをします」
「周りに 痛みで動けない人がいたら
教えてください
わたしがそこへ向かいます 必ず助けます
神凪の使命です
いいえ 立ち止まりません」
「争いが鎮まれば 苦しむ人が減ります
これは未来への 大きな一歩となるでしょう
わたしたちは確実に 真の平和の道を歩んでいます」

「何も心配はいりませんよ
少しでも痛みが
和らぐとよいのですけれど」
「いのちを育みし星よ
人々を闇よりお守りください
申し訳ありません
すぐには無理なのですが 何日かすれば」
「お辛いでしょう」
「では 始めましょう」
『六神の力を求めて』

『人間の長い繁栄のためにと
クリスタルが与えられたのです』
『使っているのではなく
王がクリスタルを守っているのです』
『はい』
『クリスタルは
真の王を選び 力を与えます
歴代のルシス王たちは その時を待ちながら
クリスタルを守り続けてきたのです』
『クリスタルから力を得た真の王だけが
星を脅かす敵を 倒すことができるのです』
『神凪のわたしが 全力でお助けします』
『神凪には 王を支える使命があるのです』
『ノクティス様』
『異国の地へ』
“オルティシエでお待ちしています”
『首脳会談』

「わかりました
では 逆鉾は祭壇で受け取ります」
「はい」
「ありがとうございます」
「わかっています」


「皆さん
これから発する わたしのメッセージが
全世界の皆さんに届くことを 祈ってやみません
世界はいま 光を 失いつつあります
このままでは 世界は闇に
覆い尽くされてしまうでしょう
闇は 人の心に 争いや 悲しみを生むのです
ルシスで起きた悲劇
停戦協定を結べず 多くの人々が
命を失った あの日の悲劇のように」
「でも どうかご安心ください
わたしたちには 大いなる神のご加護があります
闇を払い 星々の光を甦らせ
世界をお守りくださる 神々の御力があるのです
わたしは ここオルティシエに眠る荒ぶる水神
リヴァイアサンの御力を お貸し頂くために参りました
わたしはこれから 水神との対話の儀に臨みます
そしていま ここにお約束します
神凪の誇りにかけ 世界から闇を払い
失われた光を 取り戻すことを
ありがとうございます」

「我が名はルナフレーナ 神凪の血を引く者
水神リヴァイアサンよ
王に聖石の力を迎えるため どうか誓約を」
『ルシス王の初陣』
「聖石に選ばれし王は 星の闇を払う
それはおまえも承知であろう」
「人は その慈悲故に神を崇め
神は 人に慈悲を与えてこその神」
「聞け
王は必ず 神にその証を見せる」
『水神の啓示』
「指輪は わたしが 王に届けます
闇から遣わされた者たちは
ようやく 安らかに眠れますね」


「ノクティス様――」
「ここに いらしたんですね」
「もう一度 お会いできるなんて
思ってもみませんでした」
「わたしは もう神凪の使命を終えたから」
「神々は ノクティス様の力を認めました
そして指輪も あなたの手に戻ります
皆さんのところへ戻られたら
テネブラエをお訪ねください
たくさんの花がノクティス様を
お出迎えしますから」
「あなたが会いに来てくださったこと
わたしは それだけで充分です」
「もし 心細くなってしまったら
わたしを 思い出してください
これからは 少しだけ離れた場所から
あなたのことを お守りします
さようなら ノクティス様――」

『ルーナの故郷』

『この指輪を ノクティス様へ
わたしの代わりに どうか――
身体が 思うように動かないのです』
『でももう わたしの力は――』
『わたしは 神凪である以外に
特別な力などは持っておりませんただ――
本当は婚約のお話を
とても 嬉しく思いました
ノクティス様にもう一度お会いできるかもしれない
それが本当に 少しの間だけでもよくて
わたしの中に それを嬉しく思う気持ちがあるから
持てる力のすべてで ノクティス様を
お支えしようと思っているのです』

『氷神の息吹』

『どうして そんなことを言うのです
他に道などありません』
『わかってます
後悔は ないんです
ただ――
すぐ近くで 声を聞きたかった
昔みたいに笑って その手に触れて――
一緒に 生きていきたかった――』

『ごめんなさい 今だけ 今だけは』
『他の人と何も変わりません――
ただ 大切な人の傍にいたい
それすら 叶わないなんて――』
『ゲンティアナ――』
『ありがとうゲンティアナ』
『王都決戦』

「今こそ 聖石に選ばれし 真の王に力を
全ては 我らが王のために」
「王よ あとはお願いします」













