FFVII REBIRTH ザックス台詞集 4
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CHAPTER 10「渓谷の戦士」
伍番街スラム 廃屋
ビックス:でな 体のあちこちから
血が流れていくのを感じてた
なにも感じなくなったら 死ぬんだと思ってた
でも そうはならなかった
強い風が吹いてた気がするんだよな
ビックス:んで 意識が体から 引きはがされるような気がして
気がついたら 孤児院で寝てた
誰が俺を見つけて 誰が運んだのか
誰も知らないんだ
ザックス:俺も似たようなもん
マジかってくらいの軍勢の相手して
ザックス:すっげえ 痛かったわ
うん たしかに風が吹いてたな
ザックス:自分が立ってるって気づいた時は 驚いたのなんの
ビックス:ワケがわからないよな
生き延びてみたら こんな世界だし
ビックス:それに…… なんで 生き残ったのが俺なんだ?
ザックス:どういう意味よ
ビックス:つい 考えちまうんだ
あのメンバーの中で
俺が残ったのは どうしてだろうなってな
ビックス:あいつらがいたら
俺になにを望むだろうとか
ザックス:考えるよな うん
ビックス:ちょっと つきあってくれ
ザックス:いいけど なに?
ビックス:歩きながら 話すわ
ビックス:なあ クラウドの様子は?
ザックス:重度の魔晄中毒って感じだな
いまのところ 回復のきざしはない
まあ あちこち当たってみるよ
ビックス:そっか 元気になったら
あいつ 得意気に話すんだろうな
魔晄中毒からの帰還とか そんな話をさ
ザックス:クラウドって そんなヤツか?
ビックス:自分を価値のある人間に見せようと必死
そんなことしなくたって
俺たちは 一目置いてたのによ
ザックス:へえ……
ビックス:そうだ ザックス
あんたも『なんでも屋』 やったらどうだ?
ザックス:なんでも屋?
ビックス:けっこう 需要あるぜ?
ザックス:考えとくわ
ビックス:見ろよ これ
ザックス:え~っと なになに……
『七番街の壊滅は 神羅の自作自演
神羅の横暴を見過ごすわけにはいかない
民衆の怒りを思い知らせよう!
新生アバランチ メンバー募集!
希望者は 野外集会所で待て』
うわ 大胆
ビックス:だろ?
ザックス:こんなの 神羅にも筒抜けだぞ?
希望者が集まっても みんな捕まる
ビックス:捕まえるなんて面倒なこと 神羅がするかよ
いきなり撃たれて それでおしまいだ
ザックス:だったら なおさら
ビックス:でも アバランチには
そんなことは ものともしない
バカ野郎が必要なのさ
ザックス:おい! まさか 行くつもり?
あ~ もう!
ビックス:あんたは 人生の目的とか意味とか
考えたことあるか?
ザックス:ある……かな
うん めちゃくちゃ考える
ビックス:見かけによらない
ザックス:神羅に入ってから 色々あったんだ
いやもうホント いろいろ
ビックス:俺も 目覚めてからずっと考えてる
おかげで毎日 自己批判だよ
ザックス:なあ ビックス
さっき なんでも屋は需要がある
って言ってたよな
ビックス:ああ
ザックス:だれかもうやってんの なんでも屋
ビックス:クラウドに決まってるだろ
あんた ほんとに友達か?
ザックス:クラウドとは いつ知り合ったんだ?
ビックス:あれは 作戦の前の日だから……
あれ? 何日前だ?
俺 どうも時間の感覚がおかしくなってるな
ザックス:それ 俺もなんだ どゆこと?
ビックス:俺に聞くなよ
ビックス:俺はさ
ザックス:うん?
ビックス:2番目か 3番目が好きなんだ
居心地が良くてさ
ザックス:うん
ビックス:やるか やらないかを決めるより
どうやってやるかを考えるのが性に合ってる
ザックス:いいじゃないの
ビックス:どうして そんな俺が残されたのか
話はそこに戻る
ザックス:必要なんだろ あんたのその性分が
ビックス:誰が求めてるんだ?
ザックス:そりゃあ 風を吹かせたヤツ?
ビックス:あの風 誰が吹かせたんだろうな
ザックス:俺に聞くなって
ビックス:そろそろだ 用心してくれ
ザックス:おう
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