FFVII REBIRTH ザックス台詞集


オープニング
レポーター:ミッドガル・ハイウェイから中継です
ご覧いただけますでしょうか
ビルが完全に崩壊し 道路が崩落しております
複数の建物から煙が立ちのぼり
火の手があがっているのが確認できます
現在 ミッドガルは
かつてない危険にさらされています
魔晄炉爆破事件 七番街プレート――
七番街プレート崩壊につづき
ミッドガル・ハイウェイに突如発生した竜巻が
零番街から 弐番街にいたる区画に
甚大な被害をもたらしました
ドミノ市長と市当局は
神羅カンパニーの助言を得て
この 反神羅組織『竜巻』はアバランチによる
未知の兵器を使った攻撃であるという見解を
発表しました
現在停戦中の ウータイの関与も視野に入れて
引き続き 調査するとのことです
レポーター:現在 ミッドガルは
かつてない危険にさらされています
魔晄炉爆破事件 七番街プレート――
七番街プレート崩壊につづき
キリエ:ミッドガルが ぜんぶ
竜巻に入っちゃったんだって
スラム住民:俺は なにかの爆発だって聞いたぜ
キリエ:竜巻で爆発したんじゃない?
スラム住民:立て続けに 色々起こりすぎるよな
レポーター:引き続き 現場から生中継でお送りします
レポーター:現在も 倒壊したハイウェイでは
神羅軍によって捜査が進められています
警備兵:行方不明者1名 元ソルジャー
大型の剣 バスターソードを所持
逃亡の恐れあり
繰り返す 逃亡犯は元ソルジャー
バスターソードを所持――
レポーター:おい あそこ!
レポーター:あれは 救助された方でしょうか
レポーター:まずい あっち あっち向けて
警備兵:救護班に連絡しろ
警備兵:回収対象者を確保した
これより ヘリにて帰還する
警備兵:急げ 出発するぞ!
警備兵:おい なにをしてる!
レポーター:いま ヘリが飛び立ちます
伍番街方面に向かう模様です
警備兵:貴様 いい加減に――
ザックス:悪い
すぐ戻るから こいつ見てて
ザックス:俺のトモダチ 魔晄中毒
キリエ:ちょっと!
ザックス:エアリス!
警備兵:気をつけろ まだ暴れるかもしれん
警備兵:クリア!
警備兵:よし 運び出せ
ザックス:手を離せ!
警備兵:見ろ バスターソードだ
警備兵:アバランチめ!
神羅ヘリ:先行部隊の全滅を確認!
第二班を投入する
引き続き 応援を求む
警備兵:行くぞ!
ザックス:まっずいな
神羅ヘリ:アバランチに告ぐ
ただちに抵抗をやめ 降伏せよ
ザックス:だまれ
ザックス:ありがとな

警備兵:古代種はどこだ!
回収しないと えらい騒ぎになるぞ
ぼさっとするな 探せ
ザックス:なによ これ
なにごと?
ザックス:エアリス
帰ってきたぞ?
CHAPTER 7「後悔の帰郷」
伍番街スラム 廃屋
ザックス:はい?
????:開けておくれ
ザックス:エルミナ?
エルミナ:ザックスだね
ザックス:ああ……
エルミナ:エアリスは?
ザックス:上に
エルミナ:うちに連れて帰るよ
ザックス:あの家は 神羅が見張ってる
何度か見に行ったんだ
エルミナ:もういないよ
向こうも それどころじゃないんだろうね
ザックス:でも……
エルミナ:あんたじゃ 世話できないだろ?
ザックス:いや そんなことないって
俺 ずっとクラウドの――
エルミナ:できてないよ!
見てごらんよ エアリスの肌
カサカサじゃないか それにこの汚れ!
エルミナ:悪いね
エルミナ:置き手紙を見て 覚悟はしてきたけど
やっぱり こんな姿見るとね
ザックス:うん……
エルミナ:車椅子を借りてきたよ エアリスを乗せて
クラウドは あんたがおぶって
それで いけるだろ?
ザックス:ああ いけると思う
ザックス:それ エアリスの
エルミナ:ああ 知ってるよ

伍番街スラム スラムの中心地区
ムギ:あれ エアリス? どうしたの?
ムギ:エアリス……エアリス!
ザックス:なあ エルミナ
エルミナ:なんだい
ザックス:なにが起こってるんだ?
エルミナ:世界が終わる
みんな そう言ってるよ
CHAPTER 8「ゴールドソーサー」
エアリスの家
ザックス:ごめんな なにもしてやれなくてさ
エルミナ:あんたも食べるかい?
ザックス:食べる食べる!
マリン:『いただきます』です
ザックス:はいはい!
マリン:『はい』は1回です!
ザックス:はい!
ザックス:昨日の夜 家の前に誰かいたよな
エルミナ:ああ ビックスだね
食料を届けてくれたんだ
ザックス:なんか コソコソしてたけど
エルミナ:そこら中に 手配書が貼ってあるだろ?
あれに顔が載ってるんだ
ザックス:どういう関係?
エルミナ:本人から 聞きなよ
マリンがここにいる限り また来るだろ
マリン:来ないよ ビックスはもう 来ないよ
だって 父ちゃんもティファも帰ってこないもん!
だから ビックスももう来ないの
ザックス:そんじゃ 俺がビックスを探しに行くよ
そんで 連れてくる!
マリン:ほんと?
ザックス:ほんとほんと!
ザックス:返事は1回だったよな
マリン:ううん もっと言っていいよ
ザックス:ほんとほんと!
CHAPTER 9「星の守護者」
伍番街スラム 中心地区
ザックス:これでよしと
ザックス:この男なんだけど 見覚えない?
ザックス:この人 どこかで見なかった?
ザックス:なあ この写真の人 知らない?
ザックス:行かないと!
ザックス:みーつけた!

CHAPTER 10「渓谷の戦士」
伍番街スラム 廃屋
ビックス:でな 体のあちこちから
血が流れていくのを感じてた
なにも感じなくなったら 死ぬんだと思ってた
でも そうはならなかった
強い風が吹いてた気がするんだよな
ビックス:んで 意識が体から 引きはがされるような気がして
気がついたら 孤児院で寝てた
誰が俺を見つけて 誰が運んだのか
誰も知らないんだ
ザックス:俺も似たようなもん
マジかってくらいの軍勢の相手して
ザックス:すっげえ 痛かったわ
うん たしかに風が吹いてたな
ザックス:自分が立ってるって気づいた時は 驚いたのなんの
ビックス:ワケがわからないよな
生き延びてみたら こんな世界だし
ビックス:それに…… なんで 生き残ったのが俺なんだ?
ザックス:どういう意味よ
ビックス:つい 考えちまうんだ
あのメンバーの中で
俺が残ったのは どうしてだろうなってな
ビックス:あいつらがいたら
俺になにを望むだろうとか
ザックス:考えるよな うん
ビックス:ちょっと つきあってくれ
ザックス:いいけど なに?
ビックス:歩きながら 話すわ
ビックス:なあ クラウドの様子は?
ザックス:重度の魔晄中毒って感じだな
いまのところ 回復のきざしはない
まあ あちこち当たってみるよ
ビックス:そっか 元気になったら
あいつ 得意気に話すんだろうな
魔晄中毒からの帰還とか そんな話をさ
ザックス:クラウドって そんなヤツか?
ビックス:自分を価値のある人間に見せようと必死
そんなことしなくたって
俺たちは 一目置いてたのによ
ザックス:へえ……
ビックス:そうだ ザックス
あんたも『なんでも屋』 やったらどうだ?
ザックス:なんでも屋?
ビックス:けっこう 需要あるぜ?
ザックス:考えとくわ
ビックス:見ろよ これ
ザックス:え~っと なになに……
『七番街の壊滅は 神羅の自作自演
神羅の横暴を見過ごすわけにはいかない
民衆の怒りを思い知らせよう!
新生アバランチ メンバー募集!
希望者は 野外集会所で待て』
うわ 大胆
ビックス:だろ?
ザックス:こんなの 神羅にも筒抜けだぞ?
希望者が集まっても みんな捕まる
ビックス:捕まえるなんて面倒なこと 神羅がするかよ
いきなり撃たれて それでおしまいだ
ザックス:だったら なおさら
ビックス:でも アバランチには
そんなことは ものともしない
バカ野郎が必要なのさ
ザックス:おい! まさか 行くつもり?
あ~ もう!
ビックス:あんたは 人生の目的とか意味とか
考えたことあるか?
ザックス:ある……かな
うん めちゃくちゃ考える
ビックス:見かけによらない
ザックス:神羅に入ってから 色々あったんだ
いやもうホント いろいろ
ビックス:俺も 目覚めてからずっと考えてる
おかげで毎日 自己批判だよ
ザックス:なあ ビックス
さっき なんでも屋は需要がある
って言ってたよな
ビックス:ああ
ザックス:だれかもうやってんの なんでも屋
ビックス:クラウドに決まってるだろ
あんた ほんとに友達か?
ザックス:クラウドとは いつ知り合ったんだ?
ビックス:あれは 作戦の前の日だから……
あれ? 何日前だ?
俺 どうも時間の感覚がおかしくなってるな
ザックス:それ 俺もなんだ どゆこと?
ビックス:俺に聞くなよ
ビックス:俺はさ
ザックス:うん?
ビックス:2番目か 3番目が好きなんだ
居心地が良くてさ
ザックス:うん
ビックス:やるか やらないかを決めるより
どうやってやるかを考えるのが性に合ってる
ザックス:いいじゃないの
ビックス:どうして そんな俺が残されたのか
話はそこに戻る
ザックス:必要なんだろ あんたのその性分が
ビックス:誰が求めてるんだ?
ザックス:そりゃあ 風を吹かせたヤツ?
ビックス:あの風 誰が吹かせたんだろうな
ザックス:俺に聞くなって
ビックス:そろそろだ 用心してくれ
ザックス:おう
CHAPTER 10「渓谷の戦士」
野外集会所
ザックス:誰もいない
ビックス:気持ちいいくらいな
ザックス:まあ 神羅もいなくてラッキーっと
ザックス:誰だ!
ザックス:あれ 応募者?
キリエ:はあ? んなワケないじゃん!
あーんな 雑なポスターで集まるヤツらの
マヌケ面を見てやろうと思っただけ
でも ざんねん
アテがはずれちゃったみたい
じゃあね わたし 行くから
ビックス:俺の使命は これじゃなかったみたいだ
意味なんてなかった
俺は選ばれたわけじゃ……
つきあわせて 悪かったな
ザックス:ビックス!
ザックス:なんか 見つけようぜ
世界が終わるなんて 誰が言い出した?
なんか変だろ どうしてみんな
そんなこと受け入れてるんだ?
このままじゃ ダメだって!
探そう なんか見つけよう
ザックス:なんかって なんだって話だよな
いまはまだ思いつかないけど
夢とか 希望とか
そういうの見つけて
それをグッと抱きしめるんだ
ビックス:グッと?
ザックス:ああ ギュ~っとでもいい!
ビックス:あんた いいヤツだな 考えとくよ
ビックス:じゃあ またな クラウドの見舞いも そのうち
ザックス:おう! ちゃんと 考えろよ!
ザックス:俺も うちに帰りますか
ザックス:うち だってよ

エアリスの家
ザックス:ただいま
マリン&エルミナ:おかえりなさい
ザックス:ビックスいたぞ 元気だった
マリン:ほんと?
ザックス:こんど 来るって
マリン:やったあ!
父ちゃんやティファのこと 知ってた?
ザックス:ごめん その話はしなかった
マリン:もう~!
エルミナ:ザックス 2階の様子を見てきておくれ
ザックス:おう
エルミナ:かならず会えるよ
みんな 同じ場所を目指しているんだから
マリン:いつ?
エルミナ:そんなに先じゃないと思うよ
ザックス:ただいま
ザックス:風 エアリスだろ?
ザックス:もしも~し
ギ族の里
エアリス:え?
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