ここ最近 乗っているポルシェ。

キーレスエントリーが無いという事から、中華製の安いキーロックシステムを買う。

いざ取付ようと、いろいろなHPを見ると。まあ色々出ていて、よりどりみどりで解りやすい。

ほんとにメジャーな車は、情報入手に助かる。

 

 

ノギス片手に 他車製の油圧バルブ径を測りながら、これならマスターシリンダーに流用できる、とか金属ボディのここ削って穴開ければ、使えるッ( ゚Д゚)。。なぞとやっていた自分には、隔世の感なのだった。。。

 

内装を外しながら いつもいつも思うのは、

この当時のドイツ製品の 律儀な造りで

 

ベンツのこの当時の造りの良さにも驚いたが、

ポルシェも

この内装の建付けの丁寧さに驚いた。

 

一つ一つのネジにワッシャーがきちんと噛まされ、

 

要所要所が用途別に ネジの種類を替えながら、(多分手作業で)組み上げられている。

また、そのねじ止めも、、こんな本数必要か?と思うほど かっちり頑丈に留めてある。

 

結果、

内装の建付けがしっかりしていて、かしいだり、軋んだりすることがなく、

車内にいながらにして、車の剛性感を感じることになる。

 

まさに職人さんが 

「一台一台造ってます」。。

感がすごい。

 

コネクターも、この当時ドイツ車によく使われていた、

真っ黒で、一つ一つのピンが太くしっかりメッキされているような、

ごついコネクターが使われ、

(どう見ても 電球の黒ソケットみたいなコネクターもあったなー)

 

今のような白色半透明ぺナペナで、パッチンとはまるコネクターを

多く見ている 自分には実に新鮮。

(この感じは ベンツのこの頃、 W124シリーズとかの配線でも同じ)

 

配線もまた、

必要十分に太い線が整然とまとめられ、

布テープや丈夫な絶縁ビニールで覆われ、タイラップで綺麗に留められている 

たるみも ゆるみも無い。

 

うーん凄いなーー。

 

この頃のポルシェはまだ経営が厳しいころで、

一台一台手作りに近い車づくりを 

なんとか大量生産コストダウンに移すべく

四苦八苦しているころかな?  

 

993の後継車996、カイエンの大成功で 

息を吹き返したポルシェだが、、、 

 

実際このような、細部にわたる 車の造りはどうなったのだろうか?

 

サッシ付のドアが廃止され、サッシレスになったポルシェ996以降、 

 

コストダウンが酷いーー と言われたポルシェなので、

この辺りも相当 安手に作ってるのだと想像している。

 

ベンツもそんな感じだったしなー

 

 

 

海外腕時計が、1960年代後半から

ムーブメントのコストダウンの為に、

摩耗したユニットの全交換で精度を保つ。

 

自動組み立てしやすい設計等で、組み立て精度が上がることでのコストダウン、精度アップを目指し、

 

その結果

69年のクォーツショックで 精度競争が終わってしまい、

 

機械式時計の世界がすべて瓦解してしまった。。

のを思い出した。

 

 

このころまでのポルシェは純粋な 工業製品なのか?

はたまた 趣味性を持たせたこだわりの機械なのか?

 

ポルシェはどちらを選んだのかは、企業存続を考えれば

仕方なかったのだと思う。。。