ゾディアックってのはスイスの中堅メーカで、もう今はフォッシルかなんかに買収され、ファッションウォッチっぽくなったものの、その地味なブランドにより、結局日本では鳴かず飛ばずで終わっている、悲しきブランドだ。
フォッシルに買収される前もゼニスの傘下にいたりして、まあもう創業家の手はとっくに離れてしまい、大昔ちっょと有名だったミステリーダイヤルモデルだか、シーウルフとかいう、今や誰も知らないモデル名を「昔は有名だったんですよー」ってな調子で売り込むしかショウガナイ状態で、B級アイドルが地方をどさ回りしているようなさびしい感じがしていて、自分は好きですというか好み。笑
初めて買った機械式時計がこのゾディアックのクロノモデルで、当時ゼニス傘下だった事もあり、実直な計器っぽい感じのデザインが好きで、また中の機械は7750の安物版(17石 一部部品エンプラ使用)だったが たまたま当たりの個体で全く狂わず、機械式時計は正確だったんだと、良い勘違いをさせてくれた時計メーカである。
その時計メーカのハイビートモデルを持っている。60年代末か70年代始頃の時計で、まだゾディアックが単体のメーカとして生き残っていたころのモデルだ。 ハイビートは36000振動 一秒間に10回振動するって奴で、今残っているメーカとしてはゼニスのクロノ エルプリメロぐらいだが、当時は盛んに各メーカがこの高振動タイプを出していた。 既存のムーブもテンプを小さくして高速に回すように改造すればよかったので、通常のロービートムーブのテンプだけを替えて(ようは付加価値を付けて)各社、ユーザーの「より正確なっ」ていうニーズに答えていたという事のようだ。

でっ結局はクォーツが台頭してきたことであえなく時代のアダ花のようになる。
ハイビートだから正確って事もあまりなく、むしろ高振動による摩耗やトラブルの方が目立ってしまったようで、
また、よくできたロービートがOHを繰り返しながら生きながらえるのに比べ、摩耗したらそく該当部品(テンプ)を交換という、その当時の最新の考え方、「ユニット交換して性能を維持する」っていう信頼性を求める工業製品としての正しい方向性が、趣味嗜好品としてはただの味気ない機械という様相になってしまい逆に作用している。
なので今はあまり人気が無い(と思う)。
このゾディアックのムーブはGPのジャイロマチック(のハズ)で、フォンテンメロン(じゃなくてAS1670)のムーブにGPがジャイロトロンて高効率の自動巻きシステムを入れ込んだ物だと聞いている。
本家のGPのハイビートだと少々高いのだが、ゾディアック製だと中は変わらないのに、三分の一以下の価格になってしまう。。。 うーんもったいない。
デザインは少々ビカビカしていていかにも金メッキっぽい、高級な感じはあまりないのだが、当たり前のようにデイトジャスト、OHしてからは普通に数秒程度の誤差というのを見ると、やっぱり中の機械は相当良いよなーと感心する。
またいつもの修理屋に出して、引き上げてきたてから気に入って使っているのだが、
一点 日付の合わせをどうすればいいのか判らず困っている。通常のGPだとリューズを押し込んで日付が変わるらしいのでやってみるがそうじゃないようで、、、、もしかすると針を回して合わすしかないのか、、、、
修理屋に聞けば良かったとちょっと後悔している。
そうそうこの時計の名誉のために言っとくと、人気が無いのは日本だけのようで、海外の機械時計サイトに行けば、十数万から数十万のタグがこの時計についているようでもある。なかなか価値はある時計なのだと思っている。
以下このキャリバーの仕様がネットにあったのでコピペしておく
その後、指摘を受けて、下記の仕様書内に、針を九時位置まで戻して進めると日付が早送りできる事が判明。インターネットって便利だなーとまたまた痛感する
Datum: Schalten durch Wechsel 21-24Uhr
| Zodiac 78 Funktionen Automatic Zentralsekunde Datum: Schalten durch Wechsel 21-24Uhr Unruh-Stop Daten 11.5''', Dm= 25.6mm, Do= 26.0mm H= 5.1mm F= 1.4mm T= 2.0mm 17/21 Steine f = 36000 A/h Gangreserve 40h Unruhwelle U3394 Aufzugwelle / Stellwelle W2837 Triebfeder / Batterie 1.10 x 10.0 x 0.11mm Zeiger 1.50 x 0.90 x 0.21mm Erläuterungen zu den Daten | Bemerkungen Triovis-Mikrometer-Reglage Die Familie basiert auf dem Handaufzugkaliber AS 1687/1688. Die Automatic-Mechanik ist eine Gemeinschaftsentwicklung von Doxa, Eberhard, Favre-Leuba, Girard-Perregaux und Zodiac. Familie: 21600 A/h: 61: Handaufzug 68: Handaufzug, Datum 70: Automatic 72: Automatic, Datum 74: Automatic, Kalender 75: Automatic, 24h-Anzeige, Datum 76: Automatic, Tag, Datum 36000 A/h: 78: Automatic, Datum 86: Automatic, Tag, Datum-Schnellschaltung 88: Automatic, Datum-Schnellschaltung Zusatz A: Verbesserte Feinreglage Zusatz B: Datum-Schnellschaltung Zusatz D: hohes Zeigerwerk für Astrographic-Modelle (mysteriöse Anzeige) nur bekannte Varianten gelistet Beispiel, Jahr: Signatur; Stoßsicherung ca. 1975: Zodiac Ltd., Swiss, Adjusted, 21 Jewels; Incabloc (Zodiac 88D) Nicht zu verkaufen! Die in diesem Werksucher beschriebenen Uhrwerke stehen nicht zum Verkauf. Dies ist nur ein Datenblatt zur Identifizierung und Beurteilung des Uhrwerk-Kalibers, sowie zur Schätzung des Baujahrs. |