Natural★Flow  -21ページ目

Natural★Flow 

福岡県北九州市在住フリーライターのブログ。

いろいろな人や情報と出会って感じたこと、伝えたいことを綴ります。

自分のココロに忠実に、書きたいことをありのままに…。

成り行きでHulaを始めて2カ月音譜
3月28日には、娘たちと一緒にピンクの花柄パウスカートで初舞台を踏んだ。
会場は、唐津シーサイドホテル。
海辺ですごく気持ちのよいところだった波

「ママ、似合わな~い!」と笑われながら、
エクステで急きょロングヘアーに変身 おとめ座
昔はソバージュロングだったんだけどなぁ。
娘たちはショートヘアの私しか見たことがなかったから、かなりウケた。

バレエで舞台慣れしている長女(10歳)はいつも通りだったが、
次女(8歳)は気分が高揚してはしゃいだり、やけに頻繁にトイレへ行ったり。
だいじょうぶかなぁ~と心配したけれど、衣装を着るとみんなから
「かわいい」と言われ、踊ると「じょうず~!!」褒められ、
ホテルのご飯は美味しいし、海はきれいだし。
ワクワクドキドキの一日を過ごし、とても楽しかったようだ。
「また行きたい!次は絶対泊まりだからねっ」
と、次女が一番張り切っている。

$Natural★Flow 

私も舞台で踊ってすごく気持ちよかったラブラブ
久しぶりにスポットライトを浴びる快感を味わった。
九州各地から集まったフラメンバーの踊りを見て、
改めてフラの楽しさと幅広さを知った。
やっぱり上手な人の踊りは見ていて気持ちがよく、癒される。
あんなふうになりたいなぁ~。

唐津から帰った翌日、
「フラガールを見なくちゃビックリマーク
と思いたち、DVDを借りに行った。
今さらながら…のフラガールかもしれないが、
私たちにとっては、まさに旬の映画。
娘たちと一緒に泣いたり笑ったりしながら、DVDを鑑賞した。

フラを始めてからというもの、なぜか周囲で
「実はフラをやりたいと思っていた」と言う人が続出!
友人から初対面の取材相手まで…。
「え~!?そうなんですかぁ。よかったらどうぞ」とお誘いしていたら、
この1カ月で3人が入った。
気の合う人ばかりで、一緒に踊るのが楽しくてたまらない。

こんなに自分がフラにハマるとは…。
月1~2回参加して適度な運動ができればいいな、と思っていたのに。
取材と重ならない限り、忙しくてもほとんど毎週行っている。
踊ると気分がすっきりして、元気もチャージできるから、
かえって仕事が効率よく進むのだ。
楽しいことは、がんばるエネルギーを生みだしてくれるアップ

何をやるかよりも、どうやるかの方が大事。
そして、誰とやるか。これもすごく大きい要素。
これって仕事のセオリーと一緒だなぁ。

7月末、また唐津のフラフェスティバルに親子で参加する。
今度はもちろん泊まりで!
バーベキューも楽しみ~ドキドキ
世界中が、被災地における日本人の振る舞いを称賛している。
海外から見れば日本だろうが、九州にいる私から見れば東北人。
愛しい故郷の人たち…。

今年の冬はすごい雪だった。
毎朝の雪かきで腰が痛くなっても、大雪で屋根が壊れても、
怒ったりイライラする人なんていない。
心穏やかで大らかで辛抱強い人たち…。

今回の震災で、東北人の強さを見せられた気がした。
それは、待てる強さ、譲れる強さ、分かち合える強さ。

真の強さとは、優しさと思いやりを行動に表せること。
過去を悔やむよりも未来を心配するよりも、
今にフォーカスすることから生まれる。

人には越えられる問題しか与えられない。
だから、きっと乗り越えられる。
そしてもっと強く、優しくなれる。

必ず、また夏に行くから。
三陸の海も見に行くから。

あの美しい海を、澄み切ったきれいな空気を、豊かな自然の幸を取り戻そう。

それまで、私の持ち場でがんばる。
しっかり寝て、食べて、働いて、家族仲良く、毎日を楽しく元気に過ごす。
一日一日を、ありがとうの気持ちで生きていく。
地震の前日、高校時代の友人(男)からFacebookの友だち申請があった。
お正月に同窓会で再会し、楽しくおしゃべりをしたMくん。
彼に会ったのは、卒業以来だった。
県庁を辞めて、今は花巻温泉で観光の仕事をしていると言う。
「よく私を見つけたなぁ~」
私はFacebookを全然使いこなせていなくて、写真すら入れていないのだが、
なぜか出身校だけは書いていた。
彼の出身地は、津波によってほぼ全域が壊滅した陸前高田市。

地震の日の朝、ブレスレットの水晶が一粒、ポロっと割れて落ちた。
なんの圧力もかけていないのに、自然に。
「こんなことってあるんだなぁ~。最近いろんな出会いもあるし、変化が大きいからかな」
と思っていた。

その1時間後、盛岡の母から電話があった。
「ゆきちゃんが、学生のときに旅行したのって、クライストチャーチだったっけ?」
何を今さら、お母さんタイミング遅いよ~と思ったが、なぜかその日気になったらしい。
大学の卒業旅行はどうしても一人旅がしたくて、自然が豊かで治安のよいニュージーランドを選んだ。
2週間はクライストチャーチでホームステイ、1週間はユースホステルなどに泊まりながら行き当たりばったりの旅を楽しんだ。
クライストチャーチは、本当に美しくて気持ちのよい街だった。

そして、午後。地震のニュース。
・・・あまりにもショックで、言葉を失った。
何をしても心ここにあらず、地に足が着かず、自分が思うように機能しない。

テレビで映し出されたのは、変わり果てた故郷の姿。
夏休みによく遊びに行った三陸の海と町。
明るく鮮やかだった風景が、どす黒い濁流に飲まれていた。

実家とは電話が全然繋がらず、パニック気味になった。
なぜか、親友にはすぐに電話が繋がった。
今思えば奇跡だったと思う。
夕方、弟と携帯メールで連絡が取れ、無事を確認できた。
その後、盛岡や東京の友人達と、何十通というメールが飛び交った。

昨日、盛岡の停電が復旧し、やっと母の元気な声を聞くことができた。
ホッとして、涙が出た。
家族みんなで電話を回して話をした。
二日ぶりに、落ち着いておいしく夕食を食べることができた。

「ママが普通にもどった」と子どもから言われ、
それまでは普通じゃなかった自分に気づいた。
家族は、目の前にいる私のことを一番心配していた。

みんな、自分の持ち場でがんばっている。
できないことよりも、できることにフォーカスして、
工夫して、たくましく生き延びている。
ここで私が焦っていてもしょうがない。

さぁ、今日から気持ちを切り替えて、仕事!
やるべきことはたくさんある。
一つひとつ集中して取り組もう。

今、私は働ける環境にいる。
しかも好きな仕事で。
働くことは、傍を楽にすること。
しっかり働いて稼いで、募金をしようっと。