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Natural★Flow 

福岡県北九州市在住フリーライターのブログ。

いろいろな人や情報と出会って感じたこと、伝えたいことを綴ります。

自分のココロに忠実に、書きたいことをありのままに…。

今さらながら…のブログアップだが、
5月28日から6月3日、イオンモール福岡ルクルで
「まけるもんか岩手フェア」が開催されていた。

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6月1日に手土産持参の人物取材があったので、
せっかくなら岩手の特産品をプレゼントしようと思いつき、
前日にオフの日をつくって、福岡の友人も誘ってフェアに出かけた。

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会場にたくさん貼られていたポスター。

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  一緒に悲しむことよりも、あなたの仕事を一生懸命やってほしい。
  それが沿岸を、岩手を元気にする力になると思うから。


写真とコピーのチカラってすごい。
心に響くメッセージに感動した。
ホントに、そうだよな!って思った。
自分の仕事を一生懸命やろう…。

福岡で岩手の人に会えて、しかも地元の盛岡の人と会えて、
すご~くうれしかった!
きっと繋がっているとは思っていたが、話してみるとやっぱり
共通の知人がたくさんいた。

私の親友のご主人が経営者をしている温泉旅館「愛真館」では、
被災者の受け入れをしている。
思いがけないことに、その被災者のおばちゃんたちが縫った
「復興雑巾」なるものが売られていて、
すぐに携帯メールで親友に写真を送った。

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会場では、東日本大震災ボランティアチーム「SAVE IWATE」
理事・北田耕嗣さんに初めてお会いした。
とても親切に対応してくださり、いろいろとお話することができた。
3月13日に盛岡で発足し、現在は100名を超えるスタッフが
県内各地で活動しているそうだ。
みんなそれぞれの持ち場で、自分たちにできることをがんばっている。

すごいなぁ。強いなぁ。
かっこいいなぁと思った。

6月25日、北九州で「東北の酒を楽しむ夕べ」が行われるので、
会場で岩手の特産品のPRをしようと、チラシをたくさんいただいてきた。

私にできること、今ここでできること。
そして、私が本当にやりたいと思うことを
選択しながら、一つひとつやっていこう。
先週はとても忙しくて、スケジュールの組み方を反省。
時間を買うために、タクシーに乗りまくった。

土曜日にはみぞおちのあたりに激痛が走り、
身体は正直だなぁと思った。

ライターの仕事は大好き。
アジアンノットの講座も楽しい。
家族との時間も大切。

さぁて、どうバランスをとるか?
改めて、時間管理について考えた週末だった。



先週、大学生に取材のレクチャーをする機会があった。

未経験者が取材して記事を書くために、
基本的な講義を行った。

そのときの記事が、早速ブログにアップされていた。
ひまわりブログ

学生さんのレスポンスがよく、講義はとても楽しかった。
私がライターの仕事が大好きなことが、
しっかり学生さんに伝わっていた。

好きな仕事だから、健全に続けていきたい。
無理なく続けるために、ライター育成を本気で考える今日この頃。

一緒に仕事ができる人を増やしていきたい。
そのためには、私自身が一緒に仕事をしたい人であることが大事。



今日は新規の仕事の打ち合わせがあり、
人が人に与える影響の大きさを改めて痛感した。

自分の仕事への愛が感じられない人とは、
一緒に仕事をする気がしない。

ライターの場合、取材相手や読者への思いやり、
伝えたい気持ちが「愛」であり、

自分自身をよく見せたいとか、
高い評価を受けたいとか、
支配したいという我欲が強いうちは、
与えるエネルギーは生まれないから、
技術も上達しないよなぁ。

技術とは、思いやりをカタチにする道具だと思う。

「この人と一緒に仕事がしたい」
「おもしろそう!」

そんな感情が、ギャラよりも大きな原動力になる。
そしてクオリティにも繋がっていく。

クオリティが上がれば、支援者が増えて
お金も循環していく。

結局はすべて人が創り出すものなんだ。

いろんな人がいるけれど、人に惑わされず、
信念に基づいて、シンプルに行こう!
相手がどうであれ、源泉は私の中にある。



昨日の朝、起きたときに
おりてきたメッセージ…

いやな人と出会ったときは、
逃げるのではなく、
戦うのではなく、
ただ、あり方を見せよ。

説得しなくていい。
よいと信じる姿を見せなさい。









楽しく元気に暮らしてほしい!
まずは自分たちの生活を大切にして、
できる範囲で応援してくれたらいい。

それが、岩手の家族や友人からいつも言われる言葉。
こっちのほうが励まされる。

弟のブログを読んで、久しぶりに中孝介の「花」を聞き、
心があったかくなった。
よかったら、皆さんもどうぞ。

以下、岩手に住む弟のブログより転載。


こんにちは、東京では今、桜が満開のようですね。
ちなみに自分が住む東北某県ではいつも5月上旬が満開なので、
あともうちょいですねぇ。

さて、先日ニュースで上野公園の花見の様子が流されておりました。
別に大バカ騒ぎするでもなく、マナーをもって親しき知人と
共に楽しく酒を飲む。

そして東北の日本酒を積極的に飲んで応援してくれている。

ありがとう、本当にありがとう。

被災を被った県人の1人として素直にありがたく思うよ。

そういえば「花見を自粛せよ」みたいな世論も一部もありましたが、
そんな事されても嬉しくなんかない。

申し訳なさそうな顔で楽しむ事を我慢されるよりも、
笑顔で「この酒ウメーよ」と楽しんでくれた方がこちらも嬉しい。

今日の一曲は、中孝介の「花」をどうぞ。

 もしもあなたが 雨に濡れ
 言い訳さえも できないほどに 何かに深く 傷ついたなら
 せめて私は 手を結び 風に綻ぶ 花になりたい

 もしもあなたが 夢破れ
 行き先のない 日々は暮れゆき 信じる事さえできなくなれば
 せめて私が 声にして 明日にたゆたう 歌をうたおう

 花のように 花のように ただそこに咲くだけで 美しくあれ
 人はみな 人はみな 大地を強く踏みしめて 
 それぞれの花 心に宿す

 たとえこの身が 果てるとも そよぐ島風 願いに染まれ
 花のように 花のように ただ風にゆれるだけの この生命

 人と人 また 人と人 紡ぐ時代に身をまかせ
 それぞれの実が たわわなればと

 花のように 花のように ただそこに咲くだけで 美しくあれ
 人は今 人は今 大地を強く踏みしめて
 それぞれの花 心に宿す


震災被害による復興、放射能汚染、雇用・景気問題など、
まだまだ様々な問題がこの日本には山積みされています。

とても一筋縄ではいかない状況ですが、それでも
「大地を強く踏みしめて、それぞれの花を心に宿して」
生きて行きたいですね。

(岩手に住む弟のブログより)