世界中が、被災地における日本人の振る舞いを称賛している。
海外から見れば日本だろうが、九州にいる私から見れば東北人。
愛しい故郷の人たち…。
今年の冬はすごい雪だった。
毎朝の雪かきで腰が痛くなっても、大雪で屋根が壊れても、
怒ったりイライラする人なんていない。
心穏やかで大らかで辛抱強い人たち…。
今回の震災で、東北人の強さを見せられた気がした。
それは、待てる強さ、譲れる強さ、分かち合える強さ。
真の強さとは、優しさと思いやりを行動に表せること。
過去を悔やむよりも未来を心配するよりも、
今にフォーカスすることから生まれる。
人には越えられる問題しか与えられない。
だから、きっと乗り越えられる。
そしてもっと強く、優しくなれる。
必ず、また夏に行くから。
三陸の海も見に行くから。
あの美しい海を、澄み切ったきれいな空気を、豊かな自然の幸を取り戻そう。
それまで、私の持ち場でがんばる。
しっかり寝て、食べて、働いて、家族仲良く、毎日を楽しく元気に過ごす。
一日一日を、ありがとうの気持ちで生きていく。