Natural★Flow  -13ページ目

Natural★Flow 

福岡県北九州市在住フリーライターのブログ。

いろいろな人や情報と出会って感じたこと、伝えたいことを綴ります。

自分のココロに忠実に、書きたいことをありのままに…。

「慈愛に満ちた表情を、その時、誰もが浮かべていたのが印象的でした」
と、トラークルさんのブログに綴られている。

確かに、あの時、私たちは満ち足りていた。
すべてが繋がっている感覚を、分かち合った。

そして、公園の芝生広場にゆったりと座り、
いよいよ「福智山ワークショップ」が始まったクローバー

70歳のSさんは「みなさんと一緒にここに居るのが夢のようです」と
素敵な笑顔で語り始めた。
Sさんとは初対面だったが、温かいハートと素晴らしい人格が、
びんびん伝わってきたドキドキ

「今日は、皆さんに大きな力を授けよう」というメッセージを
受け取っていたことを、みんなに伝えてくれた。
Sさんの言葉は、ズドーンと胸に響いてくる。
まるでハートに耳があるような感覚を味わった。
Sさんの大きな歓びの波動が伝わってきた。

また、神社では頭が締め付けられるように痛かったそうだ。
あ~、私がなんか頭がざわざわするなぁと思っていたときだ。
敏感な人は、その何十倍も感じていることを知った。

その後、みんなそれぞれに感じたことをシェアした。

錫杖(しゃくじょう)がシャンシャンと鳴って、5芒星が6芒星に変わった。
光がスパイラルして昇華した。
など、いろいろなビジョンが見えた人もいた。

同じ場所で同じ体験をしているようで、それぞれ感じること、見えることが違う。
大きなフィーリングは一緒だったが、シェアして気づくことは多かった。
ユニークなメンバーたちの話は、とても楽しかった。

私は、ワークショップの中で、福智山に来られた意味に気づいた。
福(幸せ・豊かさ)と智(智慧)は両輪である。
互いに支え合い、育んでいくものである。
どちらかだけに偏らず、その両方を実践し伝えていくことが
自分の役割だと。

ワークショップの後は、芝生の上にシートを広げてお弁当を食べた。
とびっきり、美味しかったおにぎり

昼食後、小さい子ども連れの方が3組帰り、
次の目的地、石槌大権現に向かった。
3台の車を連ね、山道を走る。

駐車場に車を停めて、杉林が茂る山を登って行くと、
びっくりするほど、たくさんの不動明王や石仏が現れた!
弁財天、天日如来など、数え切れないほどの石像が、
あちこちに立っている。
巨石が多く、荘厳な雰囲気。
大地のエネルギーを強く感じる場所だった。

福智町の石槌大権現は、四国石槌山より分神霊場として開場した。
四国の石槌山は日本七霊山の一つとして名高く、
修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)によって開かれた。
この地は、修験者たちが集まる道場であったのだろう。

さらに上がった森の中に、鳥居があった。
急な坂をどんどん登っていくと、柔和な表情の寿老人(じゅろうじん)、
そして岩の裂け目の中に、赤い炎を背にした不動明王が潜んでいた。

小さな子どもが、嬉しそうに
「ここ、ここ!」と教えてくれた。

あぁ、確かにここだね、とみんな納得。
ここで光を繋ごうキラキラ

目を閉じると、地面から突き上げてくるような
エネルギーを感じた。
足の裏にじんじんと響いてきた。

祈りを終えて目を開けると、岩場に光が差し込んだ。

石鎚大権現の開けた霊場で、私は一体の不動明王像に目がくぎ付けになった。
なぜだろう。
帰る瞬間まで、いつまでもじーっと眺めていた。

福智山を下り、平尾台へ繋がる分岐点で、私を含めた3組は帰宅することにした。
大人5人と子ども2人は、最後の聖地、青龍窟に向かった。
みんなで握手をして別れた。
ほどよい疲れと、じんわりとした達成感があった。

不思議で貴重な体験をした一日だった。


翌朝、明確なメッセージが来た。
「火のエネルギーは入った」メラメラ

4月に「縦を貫く火の力がまだ足りない」
と告げられたことを、瞬時に思い出した。

よかった!!
行った甲斐があった!

「火」は、私にとって大きなギフトだったプレゼント


4月29日のブログを振り返ってみると…。

 横に流れる水の力は十分に持っている。
 縦を貫く火の力がまだ足りない、と瀬織津姫から告げられた。

 私は穏やかに生きるために北九州に来たのではない。
 本来の仕事をするためにいるのだから。
 この荒々しい土地で、自分自身に火を入れ、真の浄化をするためにいる。


そして、福智山に行った日のダイアリーには
「私は今日、かまどに火を入れた」
と書いてあった。

その日に感じたことを、さらっとメモしたのだろう。
自分で書いていたことを、すっかり忘れていた。

エネルギーの源は、火と水。
「火(か)水(み)=神」ともいわれている。

縦と横。陰と陽。

統合されたときに、真の力が生まれる。
5月21日(月)金環日食。

磁場調整ツアー&福智山ワークショップに参加することになり、
遠足気分で自分の弁当を作って、朝8時に門司の自宅を出発。
小倉南区守恒から車を4台連ね、小雨が降るなか田川方面に向かった車
参加者は大人11人、子ども6人。

実は、何をするのか、どこに行くのかよくわからないまま参加した私。
福智山の名前も場所も、それまで全然知らなかった。
車に乗ってから地図を渡され、なんとなく向かう場所がわかった。

公私ともに忙しい5月に、平日丸一日を使って遠出できるなんて、
ラッキーだなぁ~、嬉しいなぁ~とワクワクだった音譜


最初の目的地は、田川市夏吉の「若八幡神社」。
まずは神社の入り口で、神社の由緒を説明された。
地主神である神夏磯媛(かむなつそひめ)が祀られている。

 神夏磯媛の後裔にあたる夏羽(なつは)は、朝廷に恨みを持ち、
 神功皇后の暗殺を企てた妹・田油津媛(たぶらつひめ)を援護に向かう途中、
 妹の敗戦を知って軍勢を率いて逃げ帰り、館に籠ったところを、
 皇后の軍勢に焼き殺された。
 それ以来、この村は夏羽焼(なつはやき)、夏焼(なつやき)と
 呼ばれるようになった。
 江戸時代になって、村名は「夏吉」(なつよし)に改められた。

深い緑に包まれた神社は、パワースポットというより、
もの悲しい佇まいのお宮だった。
降りしきる雨のせいもあるのだろうか…雨
神社の右側の木立ちが気になって、ずっと眺めていた。

Sさんがお神酒とお塩を、Fさんが聖水をまいた後、
みんなで輪になって磁場調整をした。
すべての魂が光に還るように祈った。

そういえば、神社で一つも願いごとをしなかったなんて、
初めてのことかもしれない。

参加者のほとんどは主婦で、プロの霊能者やチャネラーではないが、
敏感なアンテナを持つ人ばかりだった。
後から「あそこにいたね。あそこだけ木が揺れていた」と聞き、
なんとなく眺めていた木のことだとわかった。
私は揺れていたことに気づかなかったけれど、
わかる人にはわかる。
見える人には見える。


次に訪れたのは、須佐神社。
若八幡神社より、だいぶ小さな神社だった。
鳥居をくぐると、頭のあたりがざわざわした。

神社で磁場調整をした後、隣接する細い道をつたって、
すぐ近くの岩屋鍾乳洞入口に行った。
すると突然、嗚咽する人、嘔吐する人が発生。

夏羽は、ここで焼かれて死んだともいわれている。
壮絶な戦いがあったこの地には、無念や抵抗の記憶が残っているのだろう。

キャッチして感じてくれる人がいるから、気づけることがある。
本人は苦しいだろうが、貴重でありがたい存在だ。

みんなで一緒に、封印された悲しみを光に還した。
どう祈ったのかすっかり忘れてしまったが、
具合の悪い仲間が出たので、何とかしなくちゃー!と
私なりに必死だったような気がする。

怒りも恨みも、根底にあるのは深い悲しみだ。
悲しみの念は、払うのではなく、理解と愛で包んで上げるアップ

重かった土地のエネルギーが、だいぶ軽くなった。

その後、キリシタンの十字架が発見されたという
久留守(くるす)池を磁場調整し、福智山の岩屋権現に向かった。


岩屋権現は、今までの神社とは違い、自然が豊かで気持ちのよいところだった。
雨はすっかり上がり、爽やかな新緑と明るく柔らかな日差しを感じた。
きれいに整備された公園が隣接し、広々とした芝生や遊具がある。

清々しい気持ちで鳥居をくぐる。
そこは山深い聖域だった霧
大きな岩の岩面には、珍しい梵字曼荼羅があった。
山伏の修験を物語る貴重な資料といわれている。
小川がチョロチョロ流れていたが、水流が少なく、
ところどころ滞っているのが気になった。

階段を上がったところに、白龍大神の小さな祠があった。
なぜか涙が出る…など、いろいろ感じる人もいた様子。
マントラや歌を捧げる人もいた。
子どもたちが上がると危ないので、私は下の方で子守りをしていた。

最後にみんなで光のサークルを繋いだ。
丸く輪になって、一人ひとりが天と地のエネルギーを自分に通し、
ハートの中心でしっかり繋げた後、手を繋いで光の柱を建てた。
トラークルのみこさんが、感謝と祈りの言葉を唱えた。

ここでは、天に向かって上昇していく大きなエネルギーの流れを感じた。
乳白色の光の中に、ちらっと紫と水色の翼が見えた。
天使がいたのだろうか。

終わった瞬間、気持ちのよい風が吹き、
木々の隙間からパーっと光が差し込んで、
私たちのいる辺りが明るくなったキラキラ

そこにいた全員が、確かな手ごたえを感じた。
仲間と繋がることで生まれる奇跡を感じた。
天界の高次の愛を感じた。

磁場調整が成功すると、必ず自然界からサインがある
と話には聞いていたが、私が初めて実感した瞬間だった。
連載3回目。
書き始めたときは、3回ぐらいでまとめようと思っていたが、
とんでもなかったあせる
冒険当日に行きつくには、まだまだ…。

思いのほか反響があり、励みになっている。
「楽しみに読んでいるよ」と言われると、単純にうれしいラブラブ
皆さま、ありがとうございます!

よーし、書くぞぉ。


3月、青龍窟に履いていった靴は、泥まみれになってしまった。
もともと今シーズンで履きつぶすつもりだったし、
これを機に断捨離だー!と思って処分した。

すると、他の靴も気になりだして…。
履かない靴が7足も出てきて、全部捨てた。

そして、今度は新しい靴が欲しくなった。
自然の流れとはいえ、久々の物欲浮上!
どうしてこんなに靴ばかりにこだわるのか、
と思いながらも、入れ替え作業が止まらなかった。
結局、5足購入した。

鑑定士・月夜美龍によると、
靴は、ステージが変わる象徴らしいくつ

なるほど、そうだったのか。
これから、新しい道を歩いて行くんだな。


4月の雪月花ランチ会は、ワイン角打ちワイン
近所においしいチーズをつまみにワインを飲める酒屋さんがあり、
以前から楽しみにしていた企画だった。

月夜美さんは戸畑区、佳世ちゃんは小倉南区在住。
せっかく門司まで来るなら、淡島神社に行こう!と思いつき、
また言いだしっぺの私が、神社巡りを提案した。
門司駅で待ち合わせてバスに乗り、まずは淡島神社に向かった。

淡島神社を参拝し、次の場所に行こうとしたら、
月夜美さんが「何か…、忘れていることない?」とつぶやいた。
「あの、なんかそう来てるんだけど…」

何だろう? 娘の体調が良くなったお礼かな…?
思いつく限りのことを思い出し、
もう一度、参拝し直した私と佳世ちゃんであった。


その後、戸上神社、御所神社と回った。
佳世ちゃんはイベントの疲れが残っていたそうで、
あちこちで木につかまり、エネルギーをチャージしていた。
傍から見ると、かなり怪しい人だった(笑)

ウォーキングもして、すっかり遠足気分。
ほどよい疲れでワイン角打ちへ。
3月からの変化や出来事をシェアして、
思う存分しゃべりまくるランチ会となった。


そして、「急流の5月」に突入ビックリマーク

5月半ば、月夜美さんが真顔で言った。
「5月中に、もう一度青龍窟に行ったほうがいいよ」

月夜美さんは5月に入ってから2度目の青龍窟に行っている。
洞窟の奥のほうに、白い龍が見えたそうだ。
また3人で行かなければいけない、と感じたと言う。
青龍窟に行く日は、31日と決めた。

金環日食の21日、私はトラークルさんが企画した磁場調整ツアー
福智山ワークショップに参加した。
急な呼びかけだったが、取材の予備日として空けていた日で、
奇跡的に行くことができた。

忙しくても、なぜかあちこち行けてしまうのが、
5月の流れだった。
誘ったトラークルさんも、
神田さんは忙しいから無理だよね、と思っていたと言う。
すぐに参加の返事が来て、びっくりしたそうだ。

案内メールを見たとき、
「おー!!行けるじゃん」と、即返答。
本当にこの日しか空いていなかった。


福智山に行く前日の日曜日、
突然、前から気になっていた瀧ノ観音に行かなくちゃ!と思った。
行くなら今日しかない、今しかない。
夫は仕事でいなかったので、子ども達に留守番をさせて、
「神社と買い物に行ってくる。お昼には帰ってくるから~」
と言って、1人で家を飛び出した。

戸上神社からひたすら坂を登って、汗をかきながら300段以上の階段を上がった。
瀧ノ観音寺は、独特な雰囲気があった。
階段を登る手前の歌石観音の辺りは、空気が滞り重たかった。
水が枯れているせいだろうか。

瀧ノ観音寺には、不動明王様があちこちに立っていた。
大瀧大明神、龍など、魅かれるものが多かった。
静寂な中に水の音が響く。

とりあえず、はじめましてのご挨拶をして、
日頃の感謝を伝え、自分の使命を果たせるように祈った。

なぜかわからないけれど、
ここはまた来なくちゃ、と強く感じた。