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Natural★Flow 

福岡県北九州市在住フリーライターのブログ。

いろいろな人や情報と出会って感じたこと、伝えたいことを綴ります。

自分のココロに忠実に、書きたいことをありのままに…。

一足先に青龍窟の入口に立った私は、
「ぅわー!!」
と1人で大声を出してしまった。

後ろにいた2人は、私がすっ転んだのかと思ったらしい。

あまりにも神聖な霊気に圧倒された。
考えるよりも先に声が出て、自分でもびっくり。
ベールのような白い空気は、凛とした威厳があった。

青龍窟はかつて修験者たちの霊場となった場所で、
豊玉姫(とよたまひめ)を祭神とした祭壇がある。
祭壇に向かって手を合わせ、中に入った。

壁面の模様が、大きな目のように見えた。
すべて見ておるぞ…と言われているようで、
身が引き締まる思いだった。

洞口ホールに入ると、佳世ちゃんがすぐに涙を流し始めた。
手にはしっかり水晶のクラスターを握っている。
水晶を通して何か感じているらしい宝石白

しばらくすると、今度は月夜美さんが
「なんだかわからないけど、涙が出る」
と言って泣いていた。
ルチルクオーツを水場に置いた瞬間だった。

きっと魂が共振しているのだろう。
浄化の涙のようだった。

自分でも忘れている大切な“何か”が、無意識の領域から引き上げられると、
感情というフィルターを通さずに涙が溢れてくる。
こんな涙を流した後は、必ず現実が大きく変わるものだ。

佳世ちゃんは、人生の一番辛い時期を共に過ごしてきた水晶を、
この日手放すことになった。
静かな儀式を行い、新しいステージに立つ準備をした。

月夜美さんは、いろいろなことを深く感じているようだった。
「あのさ…、女の人の歌う声が聞こえたよね」と遠慮がちに教えてくれた。
もちろん、私と佳世ちゃんには聞こえていない。
原エツコ先生が青龍窟に来たとき、歌いながら磁場調整をしたと聞いていたので、
時空を超えてその声をキャッチしたのかな、と思った。

2人に比べると私はかなり鈍感だ。
よくそんなことがわかるもんだなぁ~と、感心するばかり。
月夜美さんも佳世ちゃんもかなり敏感な人だが、
それぞれキャッチする情報は違う。
みんな異なるセンサーを持っているのだろう。

私は、といえば、洞窟内の涼しい空気が心地よく、
ただひたすら気持ちよく過ごしていた。
不思議と寒さはまったく感じなかった。

衝動的にお誘いした張本人としては、
2人の様子を見て、来た意味があったようでよかったな、とホッとした。

神聖な場所から出た後は、ゴミがやたらと目についた。
片方の手袋やビニール袋が落ちていて、落ち葉の下にはビールの缶まであった。
そのままにしておけず、少しだけ掃除をしようと拾い始めたら、
どんどん古いゴミも見つけてしまい、大きな紙袋がいっぱいになった。

汚れた手を小川で洗い流し、すっきりした気持ちで、青龍窟を去った。
車が出発すると、なんだかとてもうれしくなった。
「おめでとう」「ありがとう」と言いたくなるような気分だったラブラブ

気がつけば、お昼をかなり過ぎていて、お腹ぺこぺこ。
ランチをしながら、好きなことをしゃべりまくった。
そして、このとき「統合」というキーワードが浮かび、
佳世ちゃんに統合ブレスを作ってもらうことになった。
このブレスのことは、3月のブログ「天然石の物語」で書いている。

そういえば…、天然石ブレスのブログを書いたことで、
出会えた人がいる。

小倉南区で整体院を営む磯部久子さんだ。
整体師としての専門性に加え、メンタル面のケアもできる方で、
幅広く深くいろいろなことを学ばれている。
素晴らしい直感力と行動力がありながら、
客観性を兼ね備えているためバランスがよい。
一歩先を進んでいる同志のような人だと思った。

磯部さんは佳世ちゃんのお客さん。
深いご縁があることは、佳世ちゃんから聞いていた。
私のブログを読んだ磯部さんから連絡があり、
5月の初めに佳世ちゃんと一緒に3人で会った。
初対面のこの日、「3人展」を行うことが決まったうえに、
ライターの仕事でもお世話になることになった。

繋がる人とは脈のようにどんどん繋がっていく。
さて、この物語(ノンフィクション)を、どこから書き始めよう。
私には、書き、伝える使命がある。
すべてオープンにする時がきたから。

5月31日、私たち3人は不思議でエキサイティングな体験をした。
それはまさしく“冒険”だった。

いつから私たち3人の冒険は始まったのか?

3人とは、
天然石アクセサリー&革細工作家 中村 佳世(佳世ちゃん)
鑑定士 月夜美 龍(龍さん)
そして、ライターの私。

どこか職人気質で、みんな一緒というのが苦手で、
型にはまらないタイプの3人。
それぞれ異なる個性と背景を持った40代半ばの女性たち。
絶妙なタイミングで、北九州という地で数年前に出会った。

意気投合し、自分たちにぴったりなチーム名も付けた。
それぞれの役割を表した「雪月花」。
闇夜を照らす月光…月夜美 龍満月
妖精の心を持つ花…中村 佳世コスモス
そして、浄化する雪…神田 優紀雪の結晶

個人事業を営む者同志、2カ月に1回ほど集まって
「雪月花ランチ会」を開き、本音のおしゃべりを楽しんでいた。
雪月花のチーム名も公にせず、3人で大切な時間を育んでいた。

…はずだったのに、
ランチ会はどんどんアウトドアに発展していき、
神社などの聖地巡りとセットになった。
そして、今回の龍脈を繋ぐ冒険に発展していった。

この体験は、面倒でも、時間がかかっても、
変な人だと思われてもいいから、書かなければ。
いっぺんに語るのは無理なので、少しずつ書き始めよう。
私のブログ史上初の連載で(笑)。


2012年。
アセンションといわれる年を迎え、
私は知人や本、そして天界からいろんなメッセージやアドバイス、
はたまた叱咤激励を受けるようになった。
その一部は以前のブログでも公開している。

ずっと親しくしてきたトラークルさんが、
昨年から「魂の統合クラス」をスタートさせ、
半ば流れに巻き込まれるように参加した。
私にとっては、これが大きな始まりだった。

トラークルさんが青龍窟「のクリスタルグリットを発見し、
磁場調整のスペシャリスト・原エツコ先生が千葉から来て
青龍窟の龍を解き放ったのが今年の1月。
(興味のある方は、トラークルさんのブログをどうぞ)
磁場調整の方法を習い、まずは自分自身と家の気を整えるようになった。

トラークルさんのクラスに参加している人たちは、
どんどん青龍窟や神社に行くようになった。
私も行ってみたかったし、参加する機会はあったのに、
なぜかどうしても都合が合わない。
まぁ、そのうち行ってみようかな、くらいに思っていた。

そんなある日、子ども部屋の掃除中に突然
「龍を連れて来い」という言葉が降ってきた。

あー、月夜美龍さんを青龍窟に連れて行くんだな、と直感で悟った。

だから、今まで行けなかったんだ。
私は繋ぐ役目だから、トラークルさん仲間ではなく、
他の人と一緒に行って、あの流れを繋ぐんだ、と納得。
それが、雪月花のメンバーだったんだ。

とはいえ、龍さんや佳世ちゃんはトラークルさんと関係ないし、
青龍窟も知らないし、あまりにも唐突!?
さて、これをどうやって説明しようか…。

でも、この声が聞こえたときは、逆らえないのだ。
その通りに動くと、必ずよい結果に繋がることが分かっているから。

2月23日に3人のランチ会があったので、青龍窟の資料を持参して
何とか説得を試みた。

2人とも私の唐突な提案にびっくりしつつも、
パワースポットには興味があるので、
「おもしろそう♪」と、拍子抜けするほどすんなり賛同してくれた。

そしてランチの帰り、佳世ちゃんが戸畑の神社に行きたいと言うので、
立ち寄った。

神社に向かって手を合わせた途端、また言葉が降ってきた。
「月夜美さんの龍が、うまく解き放たれますように」

一体、誰の願いだったのだろう…。


そして、3月2日。
私たちは初めて青龍窟に行った。
小雨が降る肌寒い日だった。

「天気悪いけど…、今日行くの?」
当日の朝に聞かれ、
「大丈夫。晴れるから」と断言した私。

苅田駅で待ち合わせ、龍さんが運転する車で出発!
天然石を扱う佳世ちゃんは、水晶のクラスターを持ってきた。
「なんだか、水晶を持って行かなくちゃ!と思って」
水晶のクラスターの一部がポロリと欠けて、
涙のような粒になっていた。
数日前からいろんなメッセージが来ていたそうで、
車の中でワーワー盛り上がった。
すでにミラクルは始まっていることを実感した。

ところが、道がさっぱり分からず、堂々巡り。
途中、地元の人に道を訪ねたときに
「あんなところに行くんですか!?蛇が出ますよ」
と言われ、仲間たちはびびっていた。
でも、私は絶対に行けると思っていた。

道に迷いながら、やっとの思いで青龍窟に到着。
雨にぬれた山道はぬかるみ、何度も足を取られそうになった。
靴は泥と草まみれになった。

雨上がりの青龍窟は、うっすらと白い霧をまとい、
神聖な霊気に包まれていたアップ
「5月5日から1カ月は大事な時期」とは聞いていた。
5月5日から始まる新しい流れのために、
意識して自分の中にある矛盾や葛藤を手放してきた。

実際、この日を境に大きく流れが変わった。
以前よりも速く、強く、澄んだ水の中を流れに乗って泳いでいるような感じ。
急流だが、せかされるような流れではない。
すごく忙しいのに、絶妙なタイミングで時間が回る。人と出会う。


以下、トラークルさんのブログより抜粋、引用

・5月は皆さんにとって非常に忙しい時になります。
 どのように動いていくか指針がない人には問題になります。
 大きなエネルギーの変化で今月をスタートしました。
 スピリットコミュニケーションは強くなり、夢も同様に強くなります。
 自分を発見し殻を破るうってつけの月になります。

・5月5日~6月5日は、創造神の光が地上に放射される期間。



そして5月10日、鑑定士・月夜美龍さんの講座に参加して、さらに納得した。
5月は2013年の柱を建てる重要な月。
今月の「行動」が、半年先の決意と2013年の流れを決める。
5月は「巳」の月であり、この字は神様を「祀」る「巳」に由来する。
ただ動けばいいのではなく、神様とのパイプをしっかり築き、
行動することが大切。
21日の新月に願いを立てるまでの期間、どれだけ自分自身を
きれいにできるかが重要。
掃除、片付け、心の整理。
不要なモノ、言い訳は手放し、そぎ落とすことが、
願いの成就に大きく関わってくるそうだ。


もともと5月は、アクティブな月だったのだ。
今まで全然知らなかったけど。
確かにそうだな。イベントも多いし。
さらに輪をかけて、今年は重要らしい。


5月の流れを振り返ってみると…。

5日はフラの発表会の初日だった。
アクロス福岡で、ハワイから来たゲストの祝詞、歌、踊りを堪能した。
圧倒的な存在感、とてつもなく大きな愛を見せてもらった。
あれだけ大きな会場で、たくさん人がいてざわついていたのに、
たった一人の存在が空気を瞬間的に変え、昇華させるアップ


フラの本質は、神々に捧げる踊り。
道を極めた人は、神々しい。
本物の「愛」は、どこまでも温かくてやさしくて偉大だった。
この日は、福岡市内の神社に2つ参拝して帰ってきた。

翌日は自分たちの出番があり、初めて本格的な舞台に立つ体験をした。
運動不足解消のために1年ほど前に始めたフラ。
ドレスを着て舞台出ることなど、全く考えていなかった。
お金と時間はかかるけれど、やっぱり本番はいい。
練習のための練習だけでは、味わえない深い喜びがあるニコニコ

6日は、弟が岩手の早池峰神社に行った。
早池峰神社は、瀬織津姫を祀る神社。
ツインソウルである弟に頼んで、出向いてもらった。

そして連休明け、一気に仕事が動き出した。
打ち合わせ、ディレクション、取材、執筆。
アジアンノット講座が週1~2回。
懇親会、地域行事も含め、人との出会いや集いが盛りだくさん。
友人の紹介で、まるで同志のような先輩女性にも出会った。
彼女のことは、またゆっくり書くことにする。

霊的な縛りを解除してもらう機会にも恵まれ、
思考と動きがさらにスムーズに繋がるようになった。
私の過去世の1つが、斎王宮であることも知った。

新月、金環日食の明日は、福智山のワークショップに参加する。
(昨日突然決まったこと!)
今日は近所の神社に参拝し、数々の恩恵に対するお礼を伝えてこようてんとうむし