名著『法隆寺は移築された』(米田良三 著)に出会う前の出来事です。
自営業になって10年経った頃からバンドの追っかけ(気分はタニマチ)をしばらくやっていました。
近所の中学校の校長先生と意見が合い、学校の体育館を会場に暑い夏の一夜“親子ふれあいコンサート”を開き、そのバンドに出演してもらいました。
レパートリーは主にビートルズ、ウェスト・コースト・サウンド。
催しは3年にわたり、最初の年は父兄がビートルズに歓喜、2年目は運営も上手くなりスマートなコンサート、最後の年は先生方が椅子の出し入れに疲れた(?)のと、世代間格差(?)のせいか盛り上がりに欠けました。
しかし、運営を担当した生徒会諸君のチームワークは合格点でした。
このバンドとのお付き合いのお陰で、ビートルズ止まりだったはずの音楽人生が、イーグルス、
Take It Easy (2018 Remaster)
ジャクソン・ブラウン、
Jackson Browne -- "Running On Empty"
ジェイムス・テーラーらに拡がりました。
James Taylor - You've Got a Friend (from Squibnocket)
“一粒で2度おいしいグリコ”のような出来事でした。