「3丁目の夕日」の時代までは、一週間ごとに昼夜が逆転する勤務形態はありませんでした。
そのような生活はいつまでも続けられるものではなく、大半の人は体を崩します。
最近では、こんな働かせ方をしておいて、産業医とグルになってストレス・チェックなどとアホな事をやっているようです。
ストレスの源?「敵は本能寺にあり」でしょう。
産業医もグルやっている場合か?
あるWeb記事の質問コーナーの回答に
そこは日本を代表する大手自動車メーカー。残業した分給与にもきちんと反映もされるし、ニュースで聞くブラック企業並みの残業はありません。
と ありましたが、睡眠を奪っておきながら、「ウチはブラックではございません」はないだろう。
ブラック企業は有名大企業の中にもいっぱいあるが故に見えにくく“隠れブラック企業”と呼ばれるのです。
トップに上り詰めた者たちは、時差ぼけ人間を何人作ろうがへっちゃらのようです。
「体内時計」を滅茶苦茶にするのは犯罪です。
こんなに犠牲の大きい労働環境が何故いつまでも続くのかと言う点ですが、これは企業が単に収益アップのためにやっているのではないのです。
現状を続けておればこの国がドンドン劣化していくことは明白であり、彼らはそれを承知でやっているのです。
本当の働き方改革はこの点を熟知したうえでなされるべきです。