「3丁目の夕日」の時代、深夜、うろつき回っている人間は怪しい奴でした。
大半の国民が夜は“ちゃんと眠る”生活をしていれば、24時間営業の店は不要です。
年中時差ぼけのお父さんは子どもから尊敬されない存在です。
本は読めない、コンサート、美術館、講演にも行けない、ひたすら体調を整えるだけの毎日。
そんな体調なので、食事をしながら洗脳の仕掛けが満載の情報を見るしかエネルギーが残っていない。
一家に独り、変則的存在であるお父さんに家族は神経を使います。
次世代の教育どころではありません。まさに為政者の思う壺です。
会社は国際競争力に勝つためなら止むを得ないと言いたい所でしょうが、こんな生活は勝負以前の問題です。
そこで、ネットで外国の夜勤事情について検索するのですが、記事がなかなか出てこないのです。
“我が国がよほど特殊である”としか言いようがありません。
働くこと自体が罰ゲーム的発想である白人社会が昼夜逆転労働の存在を知ったら、日本のこと をなんと思うのでしょうか。
to be continued