私が生まれて2ヶ月弱、名古屋城の天守閣(木造)は其処にあった。
ヤンキーの阿呆が爆弾を落とし焼失。
小学校時代、主のない天守台をこの目で見ている。
情けないもんです。
報道によれば、いよいよ建て替えに向けて動き出したようです。
現在の世界情勢が分かっていれば、とてもそんな気になれないと思うのですが、市長、議会、市民、皆んな何を考えて生きているのやら。
愛想が尽きて、名古屋に戻らない決意はますます強くなりました。
この件については、このブログで色々書いてきましたので、以下にリンク先を並べます。
名古屋城天守閣建替え ― 誰も気付かぬもうひとつの選択肢 ―
工事に当たり、既に利権のネットワークが固まっているはずですので、この先、建て替えが見直されることにはならないでしょう。
最悪のパターンとしては、鉄筋天守閣を壊してみたものの、次のステップに進めなくなって、私が少年時代に見た天守台だけがぽつんと其処にあるといった風景が長期間続くことです。
天守閣はマンションではありません。
外から眺めるものです。
そのまま其処に在ればいいではありませんか。
わざわざ壊すバカが何処にいる?
(名古屋市役所にいる。)
熊本城の例を見るまでもなく、石垣が崩れたなら木造も鉄筋も関係ありません。
熊本の人たちは、おらが城に入れなくてもいいから、せめて外観だけでも綺麗に昔通りに戻ってほしいと切に願っているはずです。
名古屋がバカだと言われる所以です。